まるごと体験-糸のまち須坂をまわるコース

更新日:2026年03月26日

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糸のまち須坂と書かれ、水車が移っている写真

 

明治から昭和にかけて世界に知られる製糸の町として栄えた須坂。

製糸業を軸にさまざまな産業が歯車となって発展し形成された「蔵のまち並み」をゆっくり散策すれば、歴史を感じる建物に出会うことができます。

糸のまち須坂をまわる(3時間コース)

笠鉾会館ドリームホール

所要時間は約40分

蔵のまち並みにある機能分散型総合博物館のうちの1つ。常駐する学芸員が市内の文化や文化財をご案内します。

江戸時代の庶民の暮らしや須坂藩にまつわる資料のほか、須坂市で毎年7月21日から25日に開催される祇園祭の祭屋台と各町の笠鉾11基を保管、展示。

須坂市有形民俗文化財にも指定されている笠鉾は、疫病を招く疫神を笠の上部にある依代と呼ばれる飾りに集め、大神輿を守る役割がありました。次第に、各町でその装飾を競い合うようになり、絢爛豪華な意匠が施されるようになったと言われています。

かさぼこ会館ドリームホールの写真。展示ホールに11基のかさぼこがずらりとならぶ。

【笠鉾会館ドリームホール】
午前10時~午後4時(入館は午後3時30分まで)
定休日:月曜日、祝日の翌日、12月29日~1月3日

徒歩で約2分

ふれあい館 まゆぐら

所要時間は約10分

明治期に建てられた旧田尻製糸の繭の保存庫・繭蔵を移転・改修した施設。

間口7.2メートル、奥行18メートル、3階建の建物で、国の登録有形文化財。

湿気や温度変化に弱い繭を守るため、通気性のよい構造になっています。

1階には休憩スペース、2階では糸稔り器や蚕棚、製糸会社のラベルなど製糸関連資料を展示しており、海外で高い評価を得ていた須坂の生糸。その歴史を伺い知ることができます。

まゆぐらの写真。2階展示室には資料が展示されている

【ふれあい館 まゆぐら】
4月~10月:午前9時30分~午後5時
11月~2月:午前10時~午後4時
3月:午前10時~5時
休館日:12月29日~1月3日

徒歩約1分

クラシック美術館

所要時間は約30分

蔵の町並みの入り口に佇むクラシック美術館は、呉服商、銀行業、製糸業などで功績を残した牧新七(まきしんしち)によって建てられ、現存する須坂市の伝統的町家のなかでも最大規模を誇る建物のひとつ。当時の風格を感じさせる一枚板ケヤキ材や天井の梁などが見どころ。

館内には日本画家・岡信孝氏から寄贈された民芸品のコレクション約2000点や、大正~昭和初期の着物約250点を中心に、大正ガラス、李朝の家具などが展示されています。

須坂市指定有形文化財。

クラシック美術館の入口写真

【須坂クラシック美術館】開館時間が変更になりました
土曜日・日曜日・祝日のみ開館(平日はお休み)
時間:午前10時~午後4時(入館は3時30分まで)
また、12月から2月は冬期閉館します。

徒歩約7分

旧越家住宅

所要時間は約20分

旧越家住宅は、製糸王と呼ばれた越 寿三郎(こし じゅさぶろう)ゆかりの建物。明治45年、寿三郎は息子の泰蔵(やすぞう)の婚礼に際してこの建物を購入しました。かつて住宅のある一帯は、寿三郎の創業した山丸組の敷地で、住宅の南側に山丸組本店があり、製糸工場や回遊式の庭園がありました。

山丸組は旧須坂町だけでなく、現さいたま市や愛知県安城市にも工場を持ち、最盛期には8千人の従業員を擁する国内屈指の製糸企業でした。須坂でいち早く電話を架設し、番号が1番であったことから別名「山丸壱番館」と呼ばれています。

住宅の客座敷は3部屋36畳の広さで、主屋の背後には、重厚な切妻造りの土蔵が2棟建ち、繁栄の名残をとどめています。大正8年米国絹業協会視察団が須坂を訪れた際、一行をもてなしたのもこの住宅でした。
国の登録有形文化財。

旧こし家住宅の写真。
旧越家住宅の座敷の写真

【旧越家住宅(山丸一番館)】
4月~10月:午前9時30分~午後5時
11月~3月:午前10時~午後4時
休館日:12月29日~1月3日

徒歩約2分

旧小田切家住宅

所要時間は約30分

小田切家は幕末まで須坂藩の御用達を勤めていた家でした。

江戸期の建物は明治3年の須坂騒動によりそのほとんどが打ち壊しにあったと考えられており、現在に見る一連の建物群の姿は明治時代に小田切辰之助が再建したものです。

小田切辰之助は明治期、有数の製糸家であり、銀行の設立や水道の敷設に協力するなど、須坂の発展に大きく貢献した人物です。

現在の敷地には、主屋・長屋門・店・土蔵等が一体として残っており、製糸業が盛んだった当時を偲ぶ代表的な建物です

長野県宝。

旧小田切家住宅の写真。
旧小田切家住宅の敷地内にある水車の写真

【旧小田切家住宅】開館時間が変更になりました
土曜日・日曜日・祝日のみ開館(平日はお休み)
時間:午前10時~午後4時(入館は3時30分まで)
また、12月から2月は冬期閉館します。

徒歩約5分

旧上高井郡役所

所要時間は約10分

大正6(1916)年に建設、大正15(1926)年まで上高井郡役所として使用された建物。役所の閉鎖後は上高井郡連合事務所、長野県経済部出張所などに利用され、郡政・県政の中核を担ってきました。

瓦葺、上げ下げ窓を持ち、水色のペンキを施された木造の洋風建築です。

須坂市指定有形文化財。

旧上高井郡役所の写真

散策のあとは市内で食事

たくさん歩いたあとは市内で食事。

みそすき丼もおすすめです。かつて須坂の製糸業が繁栄していたころ、世界に輸出する生糸を、横浜などから訪れた買い付け商人へのおもてなしとして、須坂の工場主がみそ味のすき焼きを振る舞ったのが始まり。須坂の伝統野菜「村山早生ごぼう」を使い、全国に誇る「須坂みそ」で味付けした大正ロマンあふれるすき焼きどんぶりをお楽しみください。

須坂名物「みそすき丼」の写真。ごはんの上に、ごぼうと豚肉をみそ仕立ての割り下で煮たものを、ごはんの上にのせた牛丼に近い食べ物。

この記事に関するお問い合わせ先

社会共創部 文化スポーツ課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9027 ファックス:026-248-8825
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