信州須坂 みそすき丼
大正期、製糸業で栄華を極めた須坂のおもてなし料理
明治から大正期にかけて須坂の製糸業は栄華を誇り、まさに日本版シルクロードの起点として、世界に輸出する生糸(シルク)を買い付けに来た横浜をはじめとする生糸商人が町を往来していました。
商人たちへのおもてなし料理として須坂の工場主が振舞ったのが、須坂みそで味付けしたすき焼きでした。


大正浪漫の味「みそすき丼」
「須坂の名物を作ろう」という思いを胸に、数々のみそ料理を市内の飲食店で提供してきた「信州須坂みそ料理乃會」が平成19年から統一メニューの開発に取り組みました。
大正期、須坂の製糸工場主たちがおもてなし料理として出した「みそすき焼き」にヒントを得て「信州須坂みそすき丼割り下」を作り、その割り下と須坂の伝統野菜「村山早生ごぼう」を使用した「みそすき丼」を誕生させました。
現在、各店オリジナルの「信州須坂みそすき丼」を提供しています。
(注意)時期によっては村山早生ごぼうが使用できない場合もあります。

みそすき丼で使用する割り下のラベル

みそすき丼誕生物語(動画)
みそを使った新たな挑戦!~みそすき丼誕生物語~(YouTube)
みそすき丼(膳)取扱店舗
旬菜古民家 ゆるり
住所:須坂市大字須坂(本上町)1385
電話番号:026-248-6804
営業時間:11時~14時30分、17時~21時30分
定休日:なし
松葉屋そば店
住所:長野県須坂市大字須坂(常盤町)702
電話番号:026-245-0418
営業時間:11時~14時、17時~20時
定休日:木曜日
信州須坂みそ関連ページ
みそ料理取扱店舗・醸造元マップ
信州須坂みそ料理取扱店舗・醸造元一覧マップ(2024年11月1日更新) (PDFファイル: 2.7MB)
信州の伝統野菜「村山早生(むらやまわせ)ごぼう」
須坂市村山町の小平甚兵衛氏が秋まき夏どり品種の「中の宮早生ごぼう」を導入したのが昭和22年(1947年)。
その後、改良を重ねたのが千曲川の河川敷・村山地区で栽培され、信州の伝統野菜に認定されている「村山早生ごぼう」です。色が白くて柔らかく、アク抜きがいらない村山早生ごぼうは、みそすき丼には欠かせない食材です。


この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 商業観光課
所在地:〒382-0077 長野県須坂市大字須坂1295番地1(須坂駅前シルキービル2階)
電話番号:026-248-9005 ファックス:026-248-9041
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更新日:2024年11月08日