令和6年度(2024年度)の新型コロナワクチン接種について
お知らせ
- 2021年から実施してきた新型コロナワクチンの特例臨時接種(無料接種)は、2024年3月31日をもって終了しました。これまでご案内したコロナワクチンの未使用の接種券をお持ちでも、無料の新型コロナワクチン接種は受けられませんので、ご注意ください。
- 新型コロナワクチン接種推進室は2024年3月31日をもって終了し、コロナワクチン接種に関する業務は健康づくり課保健予防係へ引き継ぎました。問い合わせ先:026-248-9018(健康づくり課)
目次
- 令和6年度(2024年度)の新型コロナワクチン接種について
- 定期接種(対象者限定)
- 任意接種(定期接種に該当しない方、定期接種以外で接種を希望する方)
- 接種証明書について
- 予防接種による健康被害救済制度
- 新型コロナワクチン、新型コロナウイルス感染症に関する相談窓口
- 新型コロナウイルス感染症罹患後症状(後遺症)について
- その他(用語の解説)
- 定期予防接種委託料請求書(医療機関用)
令和6年度(2024年度)の新型コロナワクチン接種について
2024年10月1日から、主に65歳以上の方を対象に「定期接種」が実施されます。予防接種の効果と副反応のリスクをご理解いただき、接種の判断をお願いします。
なお、新型コロナウイルス感染症定期接種は、接種を受ける法律上の義務はなく、自らの意思により希望される方のみに行うものです。
主な変更点
- 「特例臨時接種」から「定期接種(対象者限定)」になります。
- 自己負担額が発生します。
- 市から個別通知は送付しません。予診票は市内実施医療機関に配備します。
- 集団接種は実施しません。
- 使用するワクチンや実施日は医療機関により異なります。医療機関へお問い合わせの上、直接ご予約ください。
定期接種(対象者限定)
目的
個人の重症化予防
接種期間
2024年10月1日~2025年3月31日
(季節性インフルエンザの予防接種期間と異なりますのでご注意ください)
対象者
- 接種日に65歳以上の方
- 接種日に60歳~64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能または、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫の機能に障害(身体障害者手帳1級)を有する方
接種回数
1回
費用(自己負担)
1,800円
(2024度はワクチン代へ国の助成があるため1,800円でお受けいただけますが、次年度以降、国の助成状況により自己負担額が変更になる可能性があります)
下記に該当する方は無料
- 生活保護受給者
- 特定中国残留邦人等支援給付受給者
使用ワクチン
JN.1系統および下位系統へのより高い中和抗体を誘導するワクチン
薬事承認されたワクチンは、以下のとおりです。
ファイザー | モデルナ | 第一三共 | 武田薬品工業 |
Meiji Seika ファルマ |
|
---|---|---|---|---|---|
販売名 | コミナティ筋注シリンジ12歳以上用 | スパイクバックス筋注 | ダイチロナ筋注 | ヌバキソビッド筋注 1ミリリットル | コスタイベ筋注 |
創薬モダリティ | mRNA | mRNA | mRNA | 組替えタンパク |
mRNA(レプリコン) |
接種間隔 | 通常、前回のコロナワクチン接種から少なくとも3か月経過した後 | 通常、前回のコロナワクチン接種から少なくとも3か月経過した後 | 通常、前回のコロナワクチン接種から少なくとも3か月経過した後 | 通常、前回のコロナワクチン接種から少なくとも6か月経過した後 | 通常、前回のコロナワクチン接種から少なくとも3か月経過した後 |
接種量 | 0.3ミリリットル | 0.5ミリリットル | 0.6ミリリットル | 0.5ミリリットル | 0.5ミリリットル |
添付文書PDFのリンク | 添付文書(ファイザー) | 添付文書(モデルナ) | 添付文書(第一三共) | 添付文書(武田薬品) | |
RMP(医薬品リスク管理計画)による情報提供用リーフレット:患者用PDFのリンク |
新型コロナワクチン_コミナティを接種される方とそのご家族へ | スパイクバックス筋注の接種を受ける方へ | ダイチロナ筋注の接種を受ける方へ | ヌバキソビッド筋注の接種を受ける方へ | コスタイベ筋注用の接種を受ける方へ |
公開されている資料等(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)のリンク |
コミナティ筋注 | スパイクバックス筋注 | ダイチロナ筋注 | ヌバキソビッド筋注 | コスタイベ筋注 |
注意:使用するワクチンは医療機関ごとに異なりますので、事前に医療機関へご確認ください。
副反応について
新型コロナワクチン定期接種リーフレット(厚生労働省)より副反応資料部分の抜粋
接種方法
- 実施医療機関に直接予約
- 予防接種の説明書をよくご覧いただき、実施医療機関窓口で予診票を記入
- 接種
- 接種済証を受けとる(再発行できませんので保管にはご注意ください)
- 自己負担額を実施医療機関窓口でお支払いください。
- 接種当日は、住所・氏名・年齢の確認できるもの(健康保険証、運転免許証、マイナンバーカード等)をお持ちください。
- 60歳~64歳で対象者に該当する方は、身体障害者手帳もお持ちください。
実施医療機関
- 市内および県内の協力医療機関にて実施
2024年新型コロナワクチン実施医療機関表 (PDFファイル: 919.0KB)
- 須高地域外の実施医療機関については、長野県医師会の「予防接種相互乗り入れ事業受入機関の情報」ページをご確認いただくか、直接医療機関、もしくは健康づくり課へお問い合わせください。
お住いの市町村以外での予防接種について
長野県の予防接種相互乗り入れ事業によって、お住まいの市町村以外で予防接種を受けることができます。
定期予防接種委託料請求書
須高医師会、長野県予防接種相互乗り入れ事業者用
2024年度定期予防接種委託料請求書 (Excelファイル: 26.5KB)
須坂市外の市町村に住民票を登録されている方
任意接種(定期接種に該当しない方、定期接種以外で接種を希望する方)
定期接種の対象者に該当しない方や、対象者であっても定期接種の期間外に接種を希望する方は、「任意接種」として接種を受けることができます。
接種費用は全額自己負担です。
任意接種の実施の有無や、実施費用、ワクチンの種類、実施時期は医療機関ごとに異なりますので、直接医療機関へお問い合わせください。
接種証明書について
特例臨時接種期間(2021年~2024年3月31日まで)に接種した新型コロナワクチンの接種証明書は、紙での証明発行が可能です。必要な方は、健康づくり課へお問い合わせください。
健康づくり課(本庁舎1階6番窓口)
電話番号:026-248-9018
(注意)スマホアプリ、コンビニエンスストアでの発行は、2024年3月31日で終了しました。
予防接種による健康被害救済制度
一般的に、ワクチン接種では、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が、極めて稀ではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
予防接種健康被害救済制度についてリンク
救済制度の請求先
新型コロナワクチンについては、救済を求める原因となった接種時期や種類により請求先が異なります。
請求原因となった接種の種類 | 請求先 | |
---|---|---|
2024年3月31日までの接種 |
特例臨時接種 |
予防接種健康被害救済制度の 「特例臨時接種」として須坂市へ請求 |
2024年4月1日以降の接種 |
定期接種 |
予防接種健康被害救済制度の「定期接種」として須坂市へ請求 |
2024年4月1日以降の接種 |
任意接種 |
医薬品副作用被害救済制度で独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ請求 |
新型コロナワクチン、新型コロナウイルス感染症に関する相談窓口
受診を相談したい場合
受診を希望される場合や受診に迷う場合は、かかりつけ医や身近な医療機関へ電話等でご相談ください。
厚生労働省感染症・予防接種相談窓口(2024年10月1日から)
電話番号:0120-469-283(フリーダイヤル)
(注意)2024年10月1日から電話番号が変わりました。
対応時間:9時から17時(土曜、日曜、祝日、年末年始は除く)
対応言語:日本語のみ
長野県新型コロナワクチン接種相談センター
電話番号:026-235-7380
受付時間:平日 9時から17時
(土日・祝日及び年末年始[令和6年12月30日月曜日から令和7年1月3日金曜日]を除く)
開設期間:令和6年10月1日(火曜日)から令和7年3月31日(月曜日)まで
ワクチン接種以外のコロナウイルス感染症については、一般的な感染症への相談と同様に感染症対策課またはお近くの保健所(保健福祉事務所)へご相談ください。
長野県内の保健所(保健福祉事務所)の連絡先等は下記、長野県内お保健所(保健福祉事務所)一覧のページからご覧ください。
感染症についての相談先
新型コロナワクチンQ&A
新型コロナウイルス感染症罹患後症状(後遺症)について(長野県)
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に関するリーフレット
新型コロナウイルス感染症に感染された方へ~症状が長引くことがあることを知っていますか(厚生労働省)
長野県の情報
新型コロナウイルス感染症理看後症状(後遺症)について(長野県)
- 罹患後症状(後遺症)に関する相談、受診を希望される方は、まずはかかりつけ医等へお問い合わせください。
- かかりつけ医がない等、受診先にお困りの方は、長野県のホームページに掲載の「罹患後症状に悩む方の診療をしている医療機関の一覧」を参考にしてください。
参考資料
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について(厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状でお困りの方へ(厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症の「罹患後症状(いわゆる後遺症)」に悩む方の治療と仕事の両立に向けたご案内(厚生労働省)
事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン(全体版)令和6年3月改訂版(厚生労働省)
その他(用語の解説)
1.定期接種とは?
定期接種は「予防接種法」に基づき国や自治体が主体となって行う接種です。
(補足)新型コロナワクチン接種については、まん延予防上緊急の必要性があったため、予防接種法改正により「臨時接種の特例」と位置づけし実施されました。そのため、2024年3月までの接種費用は全額公費により(被接種者の費用負担なく)接種を受けることができました。
ジフテリア、百日せき、ポリオ、破傷風、麻しん、風しん、日本脳炎、BCG、 ヒブ、小児用肺炎球菌、ヒトパピローマウイルス、水痘、ロタウイルス、B型肝炎 |
高齢者のインフルエンザ、高齢者肺炎球菌(接種日時点65歳の方) |
2.任意接種とは?
予接種法に定められていない予防接種や、定期接種の該当にならない方で個人予防として本人又は保護者の意志と責任で接種を行うものです。
任意の予防接種は個人意志での接種ですので、接種費用については原則自己負担ですが、一部公費助成をしているものもあります。
子どものインフルエンザ(中3まで)など |
A型肝炎、黄熱、狂犬病、おたふくかぜ、破傷風など |
3.ワクチン接種における“努力義務”とは?
「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の規定のことで、“義務”とは異なります。あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断ください。
更新日:2024年10月01日