高齢者用肺炎球菌予防接種
定期予防接種(B類)
B類…個人の発病・重症化防止目的で行うもので、自らの意思と責任で接種を希望する場合にのみ行う予防接種
下記の予防接種について、対象年齢に相当する方は、須高地域の指定医療機関・長野県内の協力機関で一定料金の自己負担で接種できます。
医療機関では、予約によりワクチンを手配しますので、必ず予約をしてからお出かけください。
高齢者用肺炎球菌予防接種
現在使用されているワクチンは、肺炎球菌の約90種類ある血清型の中で、頻度の高い23種類の肺炎球菌を型別に培養し、殺菌後各々の型から抽出精製された莢膜多糖体(きょうまくたとうたい)(ポリサッカライド)を混合したものです。
このワクチンの予防効果は、個人差がありますが健康成人であれば通常5年程度は有効と考えられています。また、これまで日本では、ワクチンの再接種に関しては、安全性が確認されていなかったことから不適当とされてきましたが、平成21年10月に厚生労働省で検討された結果、再接種しても差し支えないとされました。
ただし、過去にこのワクチンを受けたことのある人が短い期間で再接種した場合には、強い副反応がでるといわれているため、再接種する場合には、再接種の必要性を慎重に考慮して、前回接種から十分な間隔を確保して行うこととされており、定期接種としては生涯1回とされています。
高齢者肺炎球菌予防接種を受けるにあたっての説明書 (PDFファイル: 139.7KB)
対象者
今までに高齢者用肺炎球菌ワクチンを受けたことがない方で、(1)または(2)のいずれかに該当する方
(1)65歳の方(65歳の誕生日を迎えてから66歳の誕生日の前日まで)
65歳の誕生月の月末に予診票を郵送します。
(2)60歳以上65歳未満の方であって、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウィルスによる免疫の機能に障がいを有する方(手帳1級相当)
自己負担額および助成回数
自己負担額:2,000円(医療機関の窓口でお支払いください。)
(注意)生活保護受給世帯、中国残留邦人等の自立支援等に関する法律による支援給付対象者の方は全額助成となります。
助成回数:1回限り
(注意)今までに1回でも高齢者肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことがある方は対象外です。
実施場所
必ず予約をしてください。
下記医療機関以外での接種をご希望の方は、健康づくり課までお問い合わせください。
2024年度高齢者肺炎球菌予防接種実施医療機関 (PDFファイル: 251.7KB)
持ち物
対象予防接種の予診票
副反応がおこった場合
予防接種の後、まれに副反応がおこることがあります。
予防接種を受けた後、注射部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状がありましたら、かかりつけの医師を受診した後、健康づくり課へ連絡してください。
予防接種で健康被害が発生した場合(予防接種健康被害救済制度)
対象年齢を過ぎてしまった方の接種機会の確保について
接種対象年齢であった間に、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかるなど特別な事情により、やむを得ず定期予防接種を受けることができなかった方で、定期接種を希望される方は、健康づくり課までお問い合わせください。
その他の予防接種のご案内
この記事に関するお問い合わせ先
- より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2024年12月27日