第3期須坂市子ども・子育て支援事業計画(2025年度~2029年度)

更新日:2025年04月18日

ページID: 6169

須坂市では、子ども・子育て支援法の施行にあわせ「須坂市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、子育て家庭にやさしいまちづくりを目指して、家庭や地域、関係団体、関係機関、企業とも連携する「子どもは宝プロジェクト」を推進しております。

この度、第2期須坂市子ども・子育て支援事業計画が2024年度で最終年度を迎えることから、引き続き計画的に子ども・子育て施策を推進するため、市民のご意見も聴取しながら「第3期 須坂市子ども・子育て支援事業計画(2025年度~2029年度)」を策定しました。

今後も社会状況の変化に対応しつつ、各関係計画と連携しながら、子ども・子育て支援施策を総合的に推進していき、切れ目のない支援による子育て環境の充実を目指してまいります。

第3期須坂市子ども・子育て支援事業計画

表題・目次、第1章 計画の策定にあたって

  • 表題・目次
  • 第1章 計画の策定にあたって(1ページ~3ページ)

計画策定の背景と目的、計画の位置づけ、計画の期間、教育・保育の提供区域

第2章 須坂市を取り巻く現状と課題

  • 第2章 須坂市を取り巻く現状と課題(4ページ~27ページ)

須坂市の現状、ニーズ調査からみた現状、須坂市の子ども・子育て支援における課題

第3章 計画の基本的な考え方

  • 第3章 計画の基本的な考え方(28ページ~30ページ)

計画の基本理念、計画の基本目標、計画の推進体制と進捗管理

第4章 施策の体系

  • 第4章 施策の体系(31ページ)

第5章 事業計画

基本目標1 子育て家庭を支えるニーズに沿った支援の推進

基本目標1 子育て家庭を支えるニーズに沿った支援の推進(32ページ~50ページ)

基本目標2 子どもの健やかな育ちを支える環境の整備

基本目標2 子どもの健やかな育ちを支える環境の整備(51ページ~58ページ)

基本目標3 社会的支援の必要な子どもやその家庭への支援

基本目標3 社会的支援の必要な子どもやその家庭への支援(59ページ~69ページ)

基本目標4 仕事と生活の調和がとれる社会づくり

基本目標4 仕事と生活の調和がとれる社会づくり(70ページ~71ページ)

全体結合版

資料編

パブリックコメントについて

第3期須坂市子ども・子育て支援事業計画の策定にあたり、お寄せいただきましたご意見およびそれに対する須坂市教育委員会の考え方と対応を取りまとめました。

意見募集期間

2024年12月20日(金曜日)から2025年1月22日(水曜日)まで

意見件数

意見数…5件(3個人)

お寄せいただいたご意見と須坂市教育委員会の考え方・対応

意見番号1

2歳児以上は保育園・幼稚園を退園させられず、1歳児は2人目出産後といういかなる理由も産後3ヶ月後には退園させられるという環境をどうにかして欲しい。
今は誰でも入れる保育と言われる時代でなかなか環境が整っていないと思う。1歳だろうが2歳だろうが子どもの育児をする上での大変さは変わらない。
保育園預けられる環境があれば安心して仕事や子どもを産むと言う選択肢が広がると思う。少しでも子どもを育てやすい環境になるようにがんばってほしい。

意見番号1への回答

回答課:教育委員会 子ども課

「育休退園」は、育児休業を取得した場合、休業期間中は「家庭での保育が可能」との判断から、保育園等に預けている上の子どもが退園となる制度(以下「制度」)です。須坂市では2024年度から2歳児では制度の解消をしております。

須坂市では実施年度は未定ですが制度の解消に向け検討しております。
また、就労などによる保育ニーズの高まりや、2024 年度に実施した保育の必要性(就労)の基準の緩和等により、0歳児から2歳児の保育ニーズが見込まれます。制度を解消することで待機児童が発生するようことのないように、私立・公立保育園ともに連携をはかり、市全体として環境を整えてまいります。
 

意見番号2-1

【6 特別支援教育就学奨励費の支給について】

昨年度から子どもが不安障害、SLDのため不登校となっているが、学校において積極的な対応がなされない状態が続いたため(特に学習に関して、他の子どもたちと同じ方法や環境でできないなら"やらない"という選択肢しかない状況、相談先の児童精神科医師から助言された環境調整は難しいなど→人員不足等、現場に余裕がないためと理解している)、現在オンラインフリースクールの利用や、個人で購入した教材等で、毎月教育費の自己負担が発生している。学校で本人がほとんど使用しない教科書・ドリル・教材などの費用も支払っている上、保護者も子どもの障害由来の対応で十分に就労できず、世帯として大幅な収入減となってしまっているので、奨励費支給基準や要件についてはより柔軟に対応していただけると大変助かる。

意見番号2-1への回答

回答課:教育委員会 学校教育課

特別支援教育就学奨励費は特別支援学校や特別支援学級、通級指導教室などに通っている場合に、学用品や通学費、給食費などの一部を支援する制度です。

要件につきましては「特別支援学校への就学奨励に関する法律」に準じて支給しております。

 

意見番号2-2

【8 スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー等の配置について】

スクールソーシャルワーカーに直接相談できる機会は今までなかった。そういう機会があるとしたらきちんと周知してもらいたい。

意見番号2-2への回答

回答課:教育委員会 学校教育課

児童生徒もしくはその家庭に社会的な支援が必要な場合はスクールソーシャルワーカーを紹介して、ご希望された場合は学校からスクールソーシャルワーカーに依頼をしてその児童生徒や家族と関わっていきます。

スクールソーシャルワーカーの存在を学校及び保護者の皆様に周知して参ります。

 

意見番号2-3

【9 不登校児童生徒支援員等の配置について】

不登校児童生徒支援員は各学校に設置されているのか?今後設置されるということか?
支援の際には、状況や個人の特性についての分析・評価をきちんと行った上で、子ども自身が納得できる支援内容を、関わる学校の先生方はもちろん、保護者にも(場合によってはクラスメイトにも)しっかり理解できるように共有していただきたい。

また、不登校児童や保護者同士が交流したり、情報交換ができる場所があると良いなと思う。

意見番号2-3への回答

回答課:教育委員会 学校教育課

不登校児童生徒支援員は市内全中学校及び小山小学校に配置されています。支援室では支援員と相談しながら活動内容は本人が決めており、支援員は担任・保護者と連携して個人の特性に応じた個別支援・指導をしています。

教育支援センターや校内教育支援センターでは教室に入れない児童生徒が学習をしたり、一緒に活動を行うなど交流しています。

保護者が集まる会などは保護者同士で開いている場合がありますので、必要な場合は紹介しています。

 

意見番号3

「子ども食堂」が、市内複数の団体・グループで取り組まれています。食事のみではなく、安心して過ごせる居場所の提供、地域住民との交流をつうじた子育ての孤立化の防止など、さまざまな役割を担うことができるのが「子ども食堂」です。

本計画において、こうした市民の自主的な取組みを位置づけていただけないでしょうか。(なお該当箇所は子育て支援、食育、子どもの貧困対策など、多岐にわたって関連していると考えますので、記入していません。)

市民と行政が協力し合って、「子ども食堂」などの取組みをつうじた子どもを大切にするまちづくりをめざすことを希望します。

意見番号3への回答

回答課:教育委員会 子ども課

須坂市内では、子ども食堂をはじめ、居場所づくり、学習支援など、市民の皆さんが自主的な活動をされています。

そこで、行政が団体と連携し、また活動の支援を行なう取り組みについて基本目標3「社会的支援の必要な子どもやその家庭への支援」へ追加してまいります。

 


貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 子ども課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9026 ファックス:026-248-8825
お問い合わせフォーム