認定農業者になりませんか

更新日:2024年07月22日

ページID: 3281

認定農業者とは?

農業で頑張っていくあなたが、自分の夢を数字に表し、将来の経営の姿をはっきりさせます。これを市町村が認定し「農業のスペシャリスト」として関係機関が具体的な支援を行い、農業経営の発展を目指すものです。

認定の手続き

認定を受けようとする方は、5年後を見通して、自分の経営をどういう方向に改善・発展させていくのか、それをどのような方法で実現させていくのかを見据えて改善計画を作り、市農林課窓口に提出します。
提出された計画書は、須坂市農林課・県農業農村支援センター・JAながのによる審査の後、市長が認定します。

申請書と経営改善計画に記載する内容

記載する内容

  • 経営規模・作付内容
  • 生産方式をどのように合理化するか(新技術、機械等の導入による省力化等)
  • 経営管理をどう高度化するか(複式簿記の記帳等)
  • 就業条件をどう改善するか(休日制・給料制の導入、社会保険の加入等)

認定の基準

  • 計画が、須坂市が定める「基本構想」(経営指標等)に照らして適切であること
  • 計画が達成されることが確実であること
  • 計画が農用地の効率的・総合的な利用を図るため適切であること

認定は、現状を問うのではなく、将来の経営発展の可能性を重視して行います。市の基本構想で示された農業経営の指標を目指して経営の改善を図ろうとする意欲を重視します。

須坂市農業基本構想の目標
所得(年):経営主 530万円
所得(年):経営体 800万円
労働時間:経営主 2,000時間

認定農業者にはこんなメリットがあります

低利資金の融資

スーパーL資金

使途:農地取得や機械・施設の投資等にあてる長期資金

融資限度額:個人3億円、法人10億円

償還期間:25年(うち据置期間10年)以内

スーパーS資金

使途:肥料や飼料等の購入代にあてる短期運転資金

融資限度額:個人5百万円、法人2千万円(施設園芸及び畜産はそれぞれ4倍)

償還期間:1年

須坂市認定農業者機械化資金

農業用機械の取得資金

融資限度額:1千万円

償還期間:10年以内

農業近代化資金

使途:農業用機械・施設等の改良、取得等の中期資金

融資限度額:個人1千8百万円、法人2億円

償還期間:15年 (うち据置期間7年)以内

  • 金利についてはJA等の金融機関融資担当者にご確認ください。
  • 資金の借り入れには、申し込みから融資まで数ヶ月かかる場合がありますので、希望される方は早めにJA等の金融機関融資担当者にご相談ください。

その他の支援策

税制の特例

青色申告をする認定農業者で、経営所得安定対策の交付金を経営改善計画等に従い準備金として積み立てた場合、その積立額を個人は必要経費参入、法人は損金参入できます。その準備金を5年以内に取り崩して、農用地や農業用機械・施設等の固定資産を取得した場合には、圧縮記帳できます。

米・畑作物の収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)

価格が下落した際に収入を補てんする保険的制度です。
対象品目は、米・麦・大豆・てん菜・でん粉原料用ばれいしょ、積立金を拠出する必要があります。

農業者年金制度

青色申告で農業所得が900万円以下の認定農業者等に対し、基本保険料(ひと月あたり2万円)に対する助成を実施。(最大5割を助成)

経営相談・研修

須坂市農林課が、経営改善計画の作成の支援、経営相談、各種研修会、経営情報の提供等を行っています。

須坂市認定農業者の会

各種研修会等の事業や認定農業者同士の情報交換を実施しています。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 農林課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9004 ファックス:026-246-5667
お問い合わせフォーム
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページで分かりにくい部分はありましたか
このページにはどのようにアクセスしましたか
このページは見つけやすかったですか