保健補導員発祥の地 須坂市
健康づくり推進のための学習を行い、健康意識を高め自ら実践し、家族や地域へ拡げる活動をしています。
須坂市保健補導員会発足60年
昭和33年に発足した保健補導員会は、平成29年に60周年を迎えました。
60年間にわたり、市民の健康を願い時代の変化と健康課題に応じた活動を継承してきたことを記念して、メセナホールにて式典や講演会の開催、記念誌やDVD、歴史・活動紹介パネルを作成しました。
保健補導員会 歴史・活動紹介パネル
保健補導員会の歴史・活動をまとめたパネルを作成しました。
保健補導員発祥の地「須坂」 (PDFファイル: 5.7MB)
市民の健康を願って自ら学び 地域へ広める (PDFファイル: 2.2MB)
地域で 支えよう 子育て (PDFファイル: 796.3KB)
国際貢献~海外からの視察 国際交流~ (PDFファイル: 820.4KB)
平成28年 春の褒章「緑綬褒章」を受章
保健補導員会が、平成28年 春の緑綬褒章を受賞しました。
緑綬褒章とは、長年にわたり社会に奉仕する活動(ボランティア活動など)に従事し、顕著な実績を挙げた個人や団体に対し授与される褒章です。
健康に関する学習と実践を通じ、自らの健康づくりと家族や地域に健康の輪を広める活動を継承することにより、地域の健康増進とソーシャルキャピタルを育む活動につながっていることが功績として認められました。
28年度、長野県内での緑綬褒章受章は須坂市保健補導員会の1団体のみです。
第3回 健康寿命をのばそう!アワード「厚生労働大臣 最優秀賞」を受賞
須坂市保健補導員会の「市民の健康を願って『自分の健康は自分でつくり守る』保健補導員の健康づくり活動」が第3回健康寿命をのばそう!アワード「厚生労働大臣 最優秀賞」を受賞しました。
この賞は、生活習慣病予防の啓発、健康増進のための優れた取組を表彰するものです。
詳しくは「第3回 健康寿命をのばそう!アワード受賞事例」をご覧ください。
第3回 健康寿命をのばそう!アワード受賞事例(スマート・ライフ・プロジェクトのページが開きます) (PDFファイル: 9.5MB)
第3回 健康寿命をのばそう!アワード(須坂市受賞部分抜粋) (PDFファイル: 241.0KB)
保健補導員の起こり
須坂市の保健補導員会は、昭和20年旧高甫村の主婦等の「保健婦さん何か手伝わせてくれないか」の一声から始まりました。合併して須坂市となり、昭和33年から「一家にひとり保健補導員」をめざして活動が引き継がれています。 「自分の健康は自分でつくる」という須坂市健康都市宣言(昭和62年宣言)の重要な担い手となっています。
保健補導員会誕生の秘話!
「須坂の母ちゃん頑張る」
B6版 200頁 定価500円(税込)
申込書は下記ファイルからダウンロード
「須坂の母ちゃん頑張る」申込書 (PDFファイル: 84.5KB)
保健補導員会組織
区の役員として区長から推薦されます。 任期は2年とし、2年間で全ての保健補導員が交代します。
理事会(ブロック長・副ブロック長で構成)
- 会長
- 副会長
- 書記
- 会計
- 理事
1ブロック | 2ブロック | 3ブロック | 4ブロック | 5ブロック | 6ブロック | 7ブロック | 8ブロック | 9ブロック | 10ブロック |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
西部地区 | 南部地区 | 日滝地区 | 豊洲地区 | 日野地区 | 井上地区 | 高甫地区 | 仁礼地区 |
7町 | 8町 | 7町 | 7町 | 4町 | 8町 | 7町 | 7町 | 6町 | 6町 |
25人 | 28人 | 20人 | 42人 | 22人 | 22人 | 30人 | 25人 | 16人 | 27人 |
第33期須坂市保健補導員 257人/ 一人当たりの平均受持ち 78世帯
保健補導員の活動
現在、33期の皆さんが活動中
33期 2023年度 スローガン 「のばそう 健康寿命 目指そう 笑顔のサポーター」
ブロック毎に、毎月健康に関する学習会を開催
- 市の健康課題や生活習慣病について学習。
- 歩数計をつけて、毎日続けられる運動を実践。
- バランスと減塩を意識した食事を家族と一緒に。
市の保健福祉事業への協力として、健診の受診者拡大に関する活動も行っています。
- 健診当日の協力
- 地域の方への受診の声かけ
保健補導員活動の効果
ソーシャルキャピタルの高い地域づくり
保健補導員を体験しての効果
- 生活習慣が変わる
- 食事 → 薄味になった(減塩)。野菜を多く食べるようになった。バランスの良い食生活を心がけるようになった。
- 運動 → ウォーキングを実施している。
- 新たな仲間づくりができる。
活動を共にした仲間と集い、健康づくりをたのしんでいます。
任期が終わっても、介護サポーターや食生活改善推進協議会で活動しています。 - 町のことを知る。
町の人と知り合い、地域の絆を深めることができる。 - 活動任期が終了しても健康体操の会を立ち上げ、継続して健康体操を行っている。
地域への効果
- 町の健康への意識が高まる。
- 健康講座を通して→分煙を意識する人や公会堂の喫煙状況が改善した町が増えた。
- 減塩やバランスを考えた食事を意識する人が増えた。
- 学ぶ場、集う場をつくることで、人と人がつながる。
保健補導員活動と健康との関連
須坂市民の健康の要因を明らかにし、さらなる健康づくりに活かす目的で、平成26年度に須坂市と東邦大学が共同で「須坂市お達者健康調査」を実施しました。
調査結果より、保健補導員経験者は未経験者と比べて
- 活動能力が低い方が少なく元気度が高い
(買物や食事の用意、預金の出し入れ、新聞や本を読むなど活動能力が低い人が少ない) - 一人当たりの国民健康保険医療費が安い
- 特定健診や各種がん検診の受診率が高い
さらに、世帯内に保健補導員経験者がいる男性は、主観的健康感(健康の自己評価)などの健康度が低い人が少なく、望ましい生活習慣を保っていることが分かりました。
「須坂市お達者健康調査」の結果は下記リンク先のPDFよりご覧いただけます。
須坂市民の健康と保健指導員活動 ‐「須坂市お達者健康調査」の結果から‐ (PDFファイル: 8.1MB)
「健康体操(須坂エクササイズ)」の紹介
須坂市保健補導員会が作成した7種類の健康体操です。子どもから高齢者まで誰もが知っている曲を歌いながら体操する、どこでも誰でも気軽にできるエクササイズです。歌いながら複数の動きを行うことで、脳への刺激が増え認知症の予防にもなります。
健康体操(須坂エクササイズ)を下記リンク先のPDFよりご覧いただけます。
肩こり・腰痛予防の体操
しょじょ寺のたぬきばやし (PDFファイル: 330.1KB)
尿失禁予防の体操
ウォーキングなど運動の前の準備体操
音楽にあわせて有酸素運動
筋力アップトレーニング
長寿脳体操「須坂エクササイズ」全ページをダウンロード
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 健康づくり課 保健センター
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字小山1277番地の1
電話番号:026-248-9023 ファックス:026-248-9042
お問い合わせフォーム
- より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2024年03月26日