企業動向調査(建設業 2025年4月~6月期)
企業動向調査(製造業)は下記ページからご覧いただけます。
調査概要
産業振興部産業連携開発課では、市内建設業の経営動向を探る手段として、アンケート調査を実施しています。
今回は2025年4月から6月期(2期)の業況について調査を行いました。
調査実施要領
- 実施時期:2025年7月
- 対象企業:須坂市内に事業所を有する建設業40社
- 回答企業数:19社(回答率47.5パーセント)
(土木5社、建築・大工・左官4社、電機6社、水道4社)
調査概況
実施要領のとおり動向調査を行った結果、業況判断指数(DI:「好転」と回答した企業割合と「悪化」と回答した企業割合の差)については次のとおりとなりました。
市内建設業の業況は、前期(2025年1月~3月期)より好転しました。
前期と比べた業況
- 「好転」とする企業の割合が11.1パーセント
- 「悪化」とする企業の割合が33.3パーセント
- 「好転」から「悪化」を引いた差(DI)はマイナス22.2ポイントとなり、前回の調査結果DIポイントマイナス38.1と比較すると15.9ポイント好転しました。
前年同期と比べた業況
- 「好転」とする企業の割合が16.7パーセント
- 「悪化」とする企業の割合が27.8パーセント
- 「好転」から「悪化」を引いた差はマイナス11.1ポイントとなりました。
業種別の業況判断指数(DI)
- 土木関係…20.0ポイント(前回:0.0ポイント)
- 建築関係… 0.0ポイント(前回:マイナス60.0ポイント)
- 電機関係…マイナス40.0ポイント(前回:マイナス33.3ポイント)
- 水道関係…マイナス75.0ポイント(前回:マイナス50.0ポイント)
3か月後の次期予想
- 「好転」とする企業の割合が5.6パーセント
- 「悪化」とする企業の割合が22.2パーセント
- 「好転」から「悪化」を引いた差はマイナス16.6ポイントとなり、今期より悪化すると予想されます。
経営上の問題点(複数回答)
経営上の問題点 | パーセント |
---|---|
人材不足 | 73.7パーセント |
労働力不足 | 42.1パーセント |
受注減少 | 42.1パーセント |
原材料・仕入単価の上昇 | 42.1パーセント |
技術力不足 | 36.8パーセント |
競争激化 | 21.1パーセント |
金融難 | 5.3パーセント |
原材料不足 | 0.0パーセント |
人員過剰 | 0.0パーセント |
工期短縮 | 0.0パーセント |
アンケート結果
質問. 日銀松本支店が7月1日に発表した、企業短期経済観測調査(短観)によると、全産業の業況判断指数(DI)は、前回調査(4月)と比較して、2ポイントプラスとなりました。製造業はマイナス9ポイントと横ばい、非製造業は、プラス15ポイントと1ポイント好転しました。自社の景況感をどのように感じておられますか。
回答
- 「好転している」10.5パーセント
- 「今はないが、今後好転が見込まれる」0パーセント
- 「変わらない」52.6パーセント
- 「今はないが、今後悪化が見られる」21.1パーセント
- 「悪化している」15.8パーセント。
質問.1.採用活動や販売促進、情報収集を目的として、SNSやYouTubeなどのデジタルツールを活用されていますでしょうか。活用されている場合は、そのツールをお答えください。(複数回答可)
回答
- 「Facebook(フェイスブック)」0.0パーセント
- 「Instagram(インスタグラム)」36.8パーセント
- 「X(エックス:旧ツイッター)」5.3パーセント
- 「YouTube(ユーチューブ)」10.5パーセント
- 「ホームページ」63.2パーセント
- 「活用していない」31.6パーセント
質問.2.デジタルツールを活用されている場合、その目的をお答えください。(複数回答可)
回答
- 「採用活動」36.8パーセント
- 「認知拡大」10.5パーセント
- 「販売促進(顧客獲得)」5.3パーセント
- 「企業や製品のブランディング」10.5パーセント
- 「顧客とのコミュニケーション」5.3パーセント
- 「情報収集」5.3パーセント
質問.3.デジタルツールを活用されている場合、最も効果があると感じるツールをお答えください。(複数回答可)
回答
- Facebook(フェイスブック)」0.0パーセント
- 「Instagram(インスタグラム)」21.1パーセント
- 「X(エックス:旧ツイッター)」0.0パーセント
- 「YouTube(ユーチューブ)」5.3パーセント
- 「ホームページ」47.4パーセント
- 「あまり効果的だと思わない」15.8パーセント
- 「分からない」15.8パーセント
質問. その他経営上の問題について
回答
- 左官工事が減少傾向。それ以外で対応しています。今後も減少?
- 有資格者の確保に時間的な余裕がなくなってきている
- 前回と同じです。(前回:前年通り、借入金を返済で頭を悩ましています)
- 採用、人材不足
など
グラフ
自社業況判断

受注引き合い

生産量

原材料・仕入品単価

資金繰り

所定外労働時間

収益率

土木業況

建築・大工・左官業況

電機業況

水道業況

この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 産業連携開発課
所在地:〒382-0911 長野県須坂市大字須坂1295番地1(シルキー2階)
電話番号:026-248-9033 ファックス:026-246-3489
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更新日:2025年08月27日