企業動向調査(建設業 2024年7月~9月期)

更新日:2024年11月28日

ページID: 0575

企業動向調査(製造業)は下記ページからご覧いただけます。

調査概要

産業振興部産業連携開発課では、市内建設業の経営動向を探る手段として、アンケート調査を実施しています。
今回は2024年7月から9月期(3期)の業況について調査を行いました。

調査実施要領

  • 実施時期:2024年10月
  • 対象企業:須坂市内に事業所を有する建設業41社
  • 回答企業数:19社(回答率46.3パーセント)
    (土木3社、建築・大工・左官5社、電機7社、水道4社)

調査概況

実施要領のとおり動向調査を行った結果、業況判断指数(DI:「好転」と回答した企業割合と「悪化」と回答した企業割合の差)については次のとおりとなりました。

市内建設業の業況は、前期(2024年4月~6月期)より悪化しました。

前期と比べた業況

  • 「好転」とする企業の割合が15.8パーセント
  • 「悪化」とする企業の割合が42.1パーセント
  • 「好転」から「悪化」を引いた差(DI)はマイナス26.3ポイントとなり、前回の調査結果DIポイントマイナス11.1と比較すると15.2ポイント悪化しました。

前年同期と比べた業況

  • 「好転」とする企業の割合が10.5パーセント
  • 「悪化」とする企業の割合が47.4パーセント
  • 「好転」から「悪化」を引いた差はマイナス36.9ポイントとなりました。

業種別の業況判断指数(DI)

  • 土木関係…マイナス33.3ポイント(前回:25.0ポイント)
  • 建築関係… 20.0ポイント(前回:66.7ポイント)
  • 電機関係…マイナス42.9ポイント(前回:マイナス25.0ポイント)
  • 水道関係…マイナス50.0ポイント(前回:マイナス100.0ポイント)

3か月後の次期予想

  • 「好転」とする企業の割合が0.0パーセント
  • 「悪化」とする企業の割合が31.6パーセント
  • 「好転」から「悪化」を引いた差はマイナス31.6ポイントとなり、今期より悪化すると予想されます。

経営上の問題点(複数回答)

経営上の問題点(複数回答可)一覧
経営上の問題点 パーセント
人材不足 57.9パーセント
受注減少 47.4パーセント
原材料・仕入単価の上昇 47.4パーセント
労働力不足 31.6パーセント
技術力の不足 21.1パーセント
同業他社との競争激化 15.8パーセント
金融難 5.3パーセント
人員過剰 0.0パーセント
工期短縮 0.0パーセント
原材料の不足 0.0パーセント

アンケート結果

質問. 日銀松本支店が10月1日に発表した、企業短期経済観測調査(短観)によると、全産業の業況判断指数(DI)は前回調査(6月)と同様のマイナス1ポイントとなりました。製造業はマイナス15ポイントと2ポイント悪化し、非製造業は、プラス14ポイントと1ポイント好転しました。自社の景況感をどのように感じておられますか。

回答

「好転している」10.5パーセント、「今はないが、今度好転が見られる」5.3パーセント、「変わらない」42.1パーセント、「今はないが、今後悪化が見られる」26.3パーセント、「悪化している」15.8パーセント。

質問.1.DXを活用した業務効率化等に興味ありますか。

回答

「興味があり、既に取り組んでいる」10.5パーセント、「興味はあるが、取り組んでいない」57.9パーセント、「興味がない」31.6パーセント。

質問.2.DXに取り組んでいる場合は、その内容を教えてください。また、課題や次に取り組みたい内容があれば、教えてください。

回答

「零細企業にはDXを取り組む余裕がない。DXがよくわからない。」、「ペーパーレス、インターネットを活用した人員の手配や現場管理、出来高管理や時間外労働の管理など。」

質問.3.DXに取り組んでいない場合は、その理由を教えてください。

回答

「何から取り組んだらいいかわからない」、「取り組みたい分野があるが専門知識が不足している」ともに26.3パーセント、「取り組みたい分野があるが費用面に不安がある」10.5パーセント、「取り組みたい分野があるが人手が足りない」21.1パーセント、「その他(興味がない)」5.3パーセント、「無回答」26.3パーセント。

質問.4.DXについて学べる機会があれば、利用したいですか。

回答

「利用したい」42.1パーセント、「利用しない」47.4パーセント、「無回答」10.5パーセント。

質問. その他経営上の問題について

回答

  • 代表の体調不良で開店休業状態です。
  • 人材不足の中で、新しい技術やシステムを取り入れ、対応が必要なこと。

など

グラフ

自社業況判断

自社業況判断のグラフ

受注引き合い

受注引き合いのグラフ

生産量

生産量のグラフ

原材料・仕入品単価

原材料仕入品単価のグラフ

資金繰り

資金繰りのグラフ

所定外労働時間

所定外労働時間のグラフ

収益率

収益率のグラフ

土木業況

土木業況のグラフ

建築・大工・左官業況

建築のグラフ

電機業況

電機業況のグラフ

水道業況

水道施設のグラフ

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 産業連携開発課
所在地:〒382-0077 長野県須坂市大字須坂1295番地1(シルキー2階)
電話番号:026-248-9033 ファックス:026-246-3489
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