地産地消(賞) ~須坂産農産物を味わっていただきその良さを認め、賞賛していただく~

地産地消(ちさんちしょう)という言葉をご存知ですか。地産地消とは、地元生産・地元消費を略した言葉で、地域で生産されたものを地域で消費するという意味で使われています。もともとは、不足する栄養素を補うため、食べ物はなるべく身近な地域で生産しようという運動でもあったようです。
須坂市では、「市民の皆さんに須坂産農産物を良く味わっていただき、更にその良さを認め、賞賛していただく」という願いを込め「地産地消(賞)」と表記しています。地域の消費者ニーズを的確に捉えて生産を行う取り組みと、農産物を地域で消費しようとする取り組みの両面を持つ地産地消(賞)は、消費者と生産者との「顔が見え、話ができる」関係の構築や伝統的な食文化の継承、地域の農業の持続的発展、さらには物流にかかる二酸化炭素の削減などの効果が期待されます。
飲食店における地産地消アンケート結果 (PDFファイル: 125.3KB)
地元農産物を使った学校給食の取り組み
「地産地消(賞)」を進める活動の一環として、学校給食や保育園給食への地元食材の供給が進んでいます。
これまで「八町(はっちょう)きゅうり」「玉ねぎ」「キャベツ」「白菜」「村山早生(むらやまわせ)ごぼう」を納入した実績があります。
また、JA須高からは、「ナガノパープル」「シャインマスカット」「梨」「シナノゴールド」「ふじ」といった須坂市特産の果実に加え、給食用お米の全量が供給されています。須坂の学校給食は地元のお米100%です。

地元農家と小学校の交流
「地産地消(賞)」と「食農教育」を進めるため、地元農家と小学校との交流を進めています。
信州の伝統野菜を作っている八町キュウリ研究会や村山早生ごぼう生産組合の農家さんが地元の小学生に育て方を教えています。

行事食・伝統食を見直す 須坂の食ごよみ
私たちの食生活はたいへん豊かになりました。しかし、それを支えているのは、輸入農産物や外食産業の発展によるところが大きく、食料自給率の低下や孤食、生活習慣病の増加といった問題も引き起こしています。
そんな問題を少しでも改善し、地域の旬の農産物の良さ、手作りの良さを知っていただこうと、「地域食文化研究会」の皆さんが地域に伝わる行事食を「須坂の食ごよみ」にまとめてくださいました。
須坂うまいもん レシピ集(須坂市公認ポータルサイト いけいけすざか)

農産物直売所・量販店内の生産者コーナー
須坂市内には、いくつかの農産物直売所とスーパーマーケット内に設けられた生産者コーナーがあります。
果樹農業に特化した須坂では、夏から秋にかけては、日本各地で高い評価を受けているプルーン、モモ、リンゴ、ブドウなどの果実類がたくさん並ぶのが特徴です。もちろん、野菜やきのこ、花なども、地元農家の生産で安心です。

この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 農林課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9004 ファックス:026-246-0750
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更新日:2024年03月26日