2024年度 子どもの予防接種

更新日:2024年09月27日

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感染症から子ども(自分の子どもはもちろん、周りの子どもたちも)を守るために、予防接種は非常に効果の高い手段の一つです。

子どもたちの健康を守るために予防接種の効果と副反応をよく理解し、予防接種を受けましょう。

接種の経過は、母子健康手帳に記録し、あとで確認できるようにしましょう。

目次

定期予防接種(A類 公費で接種が受けられます)

A類…個人の疾病の発生とまん延を予防する目的で行うもので、対象の方は接種を受けるよう努めなければならない予防接種。

接種対象年齢に相当する方は、須高地域の指定医療機関・長野県内の協力医療機関で無料で接種できます。

医療機関では予約によりワクチンを手配しますので、必ず予約をしてからお出かけください。

持ち物

  • 対象予防接種の予診票と母子健康手帳
  • 住所確認ができるもの (免許証または健康保険証等住所の確認ができる物)

注意

須坂市から転出されたときは、新住所の市町村から予防接種予診票を再度受け取ってください。

住所地の発行した予診票でないと、有料になる場合がありますのでご注意ください。

個別接種の種類、接種年齢、接種回数

五種混合(ジフテリア(D)・百日せき(P)破傷風(T)不活化ポリオ(IPV)ヒブ(Hib))

2024年4月1日より定期接種に導入されました。

五種混合の接種年齢、接種回数について

接種をお勧めする年齢

無料接種対象年齢

1期

【初回接種】
生後2~7か月の前日までに20日以上の間隔をおいて(標準的には20~56日の間隔で)3回接種


【追加接種】
初回接種終了後6か月以上の間隔をおいて(標準的には6~18か月までの間隔をおいて)1回接種

 

生後2カ月~90カ月(7歳半)に至るまでの者

 

注意

これから接種を開始する方は、五種混合で接種をしてください。

これまでに四種混合・ヒブで接種を開始している方は、引き続き四種混合・ヒブで残りの接種を完了させてください。原則として違う種類のワクチンを接種することはできません。

四種混合(ジフテリア(D)・百日せき(P)破傷風(T)不活化ポリオ(IPV))

四種混合の接種年齢、接種回数について

接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢

1期

【初回接種】
生後2カ月~12カ月の間に20日以上の間隔で3回
(標準的には6~56日までの間隔をおいて3回)
【追加接種】
初回接種終了後、12~18カ月の間に1回

生後2カ月~90カ月(7歳半)に至るまでの者

 

不活化ポリオ(IPV)

不活化ポリオ(IPV)の接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢

【初回接種】
生後2カ月~12カ月の間に20~56日間隔で3回

【追加接種】
初回接種終了後、12~18カ月の間に1回

生後2カ月~90カ月(7歳半)に至るまでの者

(注意)2023年4月から、接種開始時期が生後2カ月からに前倒しになりました。

麻しん(M)・ 風しん(R)

麻しん(M)・ 風しん(R)の接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢
1期 生後12カ月~24カ月未満の間に1回 生後12カ月~24カ月に至る者
2期 小学校入学前の1年間に1回 5歳~7歳未満で小学校入学前の1年間
注意

原則として、麻しん風しん(MR)混合ワクチンを接種します。

水痘

水痘の接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢

【初回接種】
生後12~15カ月の間に1回

【追加接種】
初回終了後、3カ月以上の間隔をおいて1回
(標準的には6カ月~1年の間隔で接種)

生後12カ月~36カ月(3歳)に至るまでの者
注意

水痘に罹患したことのある方は接種対象外

日本脳炎

日本脳炎の接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢

1期

【初回接種】
3歳に6日以上の間隔で2回
(標準的には6~28日の間隔で接種)

【追加接種】
初回終了後、6カ月以上の間隔をおいて1回
(標準的にはおおむね1年の間隔で接種)

生後6カ月~90カ月(7歳半)に至るまでの者

2期

9歳に1回

9歳~13歳未満の者
注意

2006年度から2009年度にかけての接種勧奨の差し控えによって接種を受ける機会を逃した方(1995年4月2日~2004年4月1日までの間に生まれた方)については、接種対象年齢を20歳未満に拡大し、接種できる特例が設けられています。

詳細は健康づくり課へお問い合わせください。

BCG

BCGの接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢
生後5カ月~8カ月未満の間に1回 生後1年に至るまでの者

 

ヒブ(接種開始年齢や接種間隔により接種回数が異なります)

ヒブの接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢
接種開始年齢が生後2カ月~7カ月に至るまでの者:4回 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者
接種開始年齢が生後7カ月~12カ月に至るまでの者:3回 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者
接種開始年齢が12カ月~60カ月に至るまでの者:1回 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者

 

小児用肺炎球菌(接種開始年齢や接種間隔により接種回数が異なります)

小児用肺炎球菌の接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢
接種開始年齢が生後2カ月~7カ月に至るまでの者:4回 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者
接種開始年齢が生後7カ月~12カ月に至るまでの者:3回 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者
接種開始年齢が生後12カ月~24カ月に至るまでの者:2回 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者
接種開始年齢が24カ月~60カ月に至るまでの者:1回 生後2カ月~60月(5歳)に至るまでの者

 

ヒトパピローマウイルス感染症

ヒトパピローマウイルス感染症の接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢
中学校1年生の間に3回 小学校6年生~高校1年生相当の女子
注意

積極的な勧奨の差し控えによって定期接種の機会を逃した、1997年度生まれから2007年度生まれの女子は、2022年4月から2025年3月までの間に定期接種として受けることができます。

詳細は健康づくり課へお問い合わせください。

なお、接種に当たっては有効性とリスクを十分に理解した上で、医師とも相談し接種を受けてください。

B型肝炎

B型肝炎の接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢
生後2カ月~9カ月の間に3回
(1回目と2回目は27日以上の間隔をおき、3回目は1回目から139日以上の間隔をおく)
生後12カ月(1歳)に至るまでの者
注意

2016年4月1日以後に生まれたお子さんが対象。

母子感染予防のためにB型肝炎ワクチンの接種を受けている場合は定期接種の対象外。

ロタウイルスワクチン(ワクチンが2種類あります。どちらを接種するか、かかりつけ医とご相談ください)

ロタウイルスワクチンの接種年齢、接種回数について
接種をお勧めする年齢
(標準の接種年齢)と接種回数
無料接種対象年齢
【ワクチン名:ロタリックス】
初回接種は生後2月から出生14週6日まで。
接種回数:2回(1回目と2回目は27日以上の間隔をおく)
出生6週0日後から出生24週0日後までの間にある者
【ワクチン名:ロタテック]
初回接種は生後2月から出生14週6日まで。
接種回数:3回(1回目、2回目、3回目は27日以上の間隔をおく)
出生6週0日後から出生32週0日後までの間にある者
注意

2020年8月1日以後に生まれたお子さんが対象。

すでに任意接種として接種したロタウイルスワクチンについては、接種している回数分の定期接種を受けたものとみなします。

予防接種に行く前にチェック!!

定期の予防接種には、原則として保護者の同伴が必要です。

ただし、保護者が特段の理由により同伴できない場合は、接種するお子さんの健康状態を普段から熟知する親族等が同伴することができます。その場合は、予診票および委任状が必要となります。

委任状

個別接種指定医療機関(須高医師会エリア)

医療機関の診療時間中に電話等で必ず予約・確認をしてください。

止むを得ない事情で指定医療機関を一部変更する場合があります。

県内協力医療機関については、直接医療機関または健康づくり課へお問合せください。

須高地域の個別摂取医療機関一覧画像(健康カレンダー(2024年度版)のページへリンク)

予防接種カレンダー

予防接種カレンダーの画像(健康カレンダー(2024年度版)のページへリンク)

違う種類のワクチンを接種する場合の間隔(令和2年10月から変更になりました)

違う種類のワクチンを接種する場合の間隔の説明図

副反応がおこった場合

予防接種の後、まれに副反応がおこることがあります。また、予防接種と同時に、他の感染症がたまたま重なって発症することがあります。

予防接種を受けた後、注射部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状がありましたら、かかりつけの医師に受診した後、健康づくり課へ連絡してください。

長期にわたり療養を必要とする疾病のため、定期の予防接種を受けることができず、対象年齢を過ぎてしまった方の接種機会の確保について

2013年1月30日の予防接種法施行令の改正により、次の要件に該当する場合は、接種対象年齢を過ぎても、定期の予防接種として接種ができるようになりました。

【要件】接種対象年齢であった間に、長期にわたり療養を必要とする疾病にかかるなど特別な事情により、やむを得ず定期予防接種を受けることができなかった場合

  • 対象になる疾病は、予防接種法施行規則で決められています。
  • 定期予防接種として受けられる期間は、特別の事情がなくなった日から原則2年間ですが、予防接種によっては受けられる年齢に上限があります。

接種を希望される方は、健康づくり課までお問い合わせください。

インフルエンザ予防接種(任意 費用の一部に公費負担あり)

接種期間

2024年10月1日(火曜日)~2025年1月31日(金曜日)

対象

接種日に須坂市に住所を有する生後6か月から15歳(中学3年生)の方

(2009年4月2日~2024年8月1日生まれの方)

実施場所

助成金額

1,200円(1接種につき)

市民税非課税世帯の方、生活保護受給世帯または中国在留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等および特定配偶者の自立の支援に関する法律による支援給付対象者は、全額助成とします。

該当される方は、接種する前に健康づくり課(6番窓口)で予防接種費用助成証明書の交付を受け、接種時、医療機関に証明書を提出してください。

ただし、接種を受ける方と別世帯の方が申請をされる場合は委任状(健康づくり課の定める様式)が必要となります。

 

須高地域以外の医療機関で接種される方へ

須高地域以外でインフルエンザ予防接種を受け、医療機関窓口で接種料金を全額お支払いいただいている方は、2025年3月31日(月曜日)までに、領収書原本(インフルエンザ予防接種とわかるもの)、母子健康手帳もしくは接種済証のコピーを持参の上、健康づくり課(6番窓口)で助成の申請手続きをしてください。

骨髄移植等により免疫が消失したお子さまに対して、再度の予防接種費用の助成

骨髄移植手術その他の医療行為により、予防接種法の規定に基づき接種した定期の予防接種の予防効果が期待できないと医師に判断され、任意で再度の予防接種を受ける方に対して、経済的負担の軽減や疾病の発生およびまん延予防のため、再接種に係る費用を補助します。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9018 ファックス:026-251-2459
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