イノベートSUZAKA(研究会)

更新日:2024年07月03日

ページID: 2770

イノベートSUZAKAは、須坂市内や近隣の企業の集まりで、企業同士、信州大学などの研究者と連携し、研究開発を促進し、企業の活性化を目指す研究会です。

1、イノベートSUZAKAの目的

  • 企業同士、大学研究者等との交流による人的ネットワークの構築。
  • 産学官連携による地域企業における研究開発の活性化。
  • オープンマインド化(閉塞状況を打破する)の促進及び企業業績の向上を図り、須坂地域にイノベーションを起すこと。

2、主な活動

  • 定例会(意見交換会)の開催
    2023年テーマ 「GX(グリーントランスフォーメーション)」
  • 講演会の開催
  • 共同開発
  • 受注情報の提供事業

3、主な実績、共同開発品の紹介

(1)ブドウ作業用補助具「グレイパー」の開発

 ブドウの「房切り」や「摘粒」作業を想定した補助具で、肩等上腕部の作業を軽減します。使用して頂いた皆さんからは『疲れにくくなった』との評価を頂いております。

二の腕にブドウ作業用補助具「グレイパー」を装着し、房切りをする体制をしている男性の写真

(2)低床タイプリアカ-

荷台面が設置でき、重たいもの(80キログラム~100キログラム)が簡単に載せることができます。

リアカーに箱を設置した低床タイプリアカ-の写真

(3)地上操作型半鐘撞き機

火の見櫓(ひのみやぐら)に設置されている半鐘(はんしょう)(注釈)を火の見櫓に登らず、地上からたたくことができます。
須坂市内の火の見櫓をはじめ、東御市や飯山市など市外にも設置され、消防団員の負担軽減につながっています。
(注釈)半鐘は火事などの緊急時や火災予防の啓発活動に利用されます。

火事などの緊急時や火災予防に使われる半鐘を低い位置に設置し足で鐘をつける仕組みの写真

(4)小水力発電

須坂市内のいくつかの企業と信州大学工学部などが連携して、小水力発電事業に取り組んでいます。
小水力発電は今まで活用されていなかった農業用水や水路を利用した再生可能エネルギーとして注目を集めています。
須坂市内の企業の知恵と技術力を紹介する須坂市小水力発電PR動画(下の画像をクリックするとYouTube動画が再生されます)を作成しましたので、ご覧ください。

緑の木々の中にある須坂市小水力発電の写真

4、受注情報の提供事業

長野県産業振興機構や企業から加工などの発注があった場合、イノベートSUZAKAの会員で情報を共有します。
会員の中から、受注希望があれば、個別に発注元へ問い合わせ、見積提出をし、条件が合えば契約となります。

受注情報の提供事業のフロー図

5、会員

(1)現会員名簿・業種

現会員・業種一覧
発足 平成19年4月
会員数 28社
特別顧問 信州大学工学部
技術顧問 長野工業高等専門学校
事務局 須坂市産業連携開発課

(2)入会の申し込みについて

 下記までお問い合わせください。須坂市内および近郊の企業で、須坂市内の企業、研究機関と連携を図りたい、情報交換を行いたい企業であれば、参加資格は特にありません。
 事務局 須坂市産業連携開発課 電話番号 026‐248-9033

6、その他

イノベートSUZAKAの会員の中で受注が可能か、会員と試作品を作りたい、共同開発をしたいなどのご相談がありましたら、須坂市産業連携開発課に産業コーディネーター・アドバイザーがおりますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

産業振興部 産業連携開発課
所在地:〒382-0077 長野県須坂市大字須坂1295番地1(シルキー2階)
電話番号:026-248-9033 ファックス:026-246-3489
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