農薬を使用する時の注意点について
農薬散布は、農作物を生産するためには必要不可欠な作業ですが、近年、住宅地の拡大やウォーキングを楽しむ方など社会環境の変化に伴い、地域住民等の皆様に農業への理解を得ながら作業をすることが重要となってきております。
また、農薬の使用にあたっては、使用者への安全、農作物残留に関わる安全、周辺環境などに関わる安全、農薬保管中の安全などを守って、適正に使用することを心がけてください。
特に、学校や住宅地などの近接地での農薬散布は、子どもや住民への健康被害が生じないよう適正な使用と農薬散布作業にあたっては次の注意点に配慮し作業にあたって下さい。
使用にあたって注意点
周辺住民等への配慮
- 住宅地周辺での散布は日時に配慮するとともに、散布前に周囲に周知しましょう。
(特に、通学・通勤等の時間帯には実施しないこととするなど、最大限配慮しましょう。) - 風が強い日などを避け、他のほ場、通行人などに農薬が飛散しないように十分注意しましょう。
- 使用した農薬は、水路や河川等に流出しないように、適切に処分しましょう。
使用者側
- ラベルに記載された使用回数、量、濃度など内容を確認し、適正に使用しましょう。
- 作業時は、農薬を浴びないように、マスクや防除衣等を着用しましょう。
- 農薬散布に使用した機材(散布機等)は使用後、その都度洗浄しましょう。
- 残液が出ないように必要な量だけ調剤しましょう。
- 農薬は専用の保管庫に収納し、必ず鍵をかけて保管しましょう。
その他
- 交信攪乱剤(フェロモントラップ)を設置するなど、減農薬に努めましょう。
- 病害虫の発生状況を踏まえ、必要最小限の農薬散布に留めましょう。
- 塗布剤、樹幹注入や粒剤など、飛散の少ない農薬を活用しましょう。
- 防除日誌を記帳しましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 農林課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9004 ファックス:026-246-0750
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更新日:2024年03月26日