GAP(農業生産工程管理)について取り組んでみませんか
GAPとは?
GAP(Good Agricultural Practice)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための農業生産工程管理の取り組みのことです。
農産物の生産で最も重要なことは、食品としての安全を確保することですが、食品安全だけでなく、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理に関する取り組みを行うことで、持続可能な農業生産につながります。GAPは、これらの取組状況を記録簿や掲示物によって確認・表示しながら、農業活動を改善することで、より良い農業経営を実現する取り組みです。
GAP認証について
「GAP認証」とは、取引先や消費者が直接確認できない生産工程を第三者機関の審査により、GAPが正しく実施されていることが確認された証明であり、GAP認証を取得することでGAPを実施していることが客観的に証明されます。持続可能な取り組みを求める2020年東京オリンピック・パラリンピックでは、選手村などで提供される料理にGAP農産物がつかわれるほか、海外輸出時はもちろん日本国内の食品メーカーやスーパーでも、取り扱い商品においてGAP認証取得を求める動きが拡大しています。
GAPに関する情報について
農林水産省では、「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」(平成22年4月)を策定しているほか、長野県においても当該ガイドラインに準拠した「長野県GAP基準」や持続的な農業生産に向けた「長野県適正農業規範」を策定し、GAPの普及を推進しております。
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この記事に関するお問い合わせ先
産業振興部 農林課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9004 ファックス:026-246-0750
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更新日:2024年03月26日