学校における教職員の働き方改革について
市では学校と教職員が担うべき業務を明確にし、分業化、協業化、効率化を進め、長時間勤務という働き方を改善するため、須坂市立学校業務改善方針・計画を策定して、以下の取り組みを進めています。
詳しくは「須坂市立学校業務改善方針・計画」PDFをご覧ください。
須坂市立学校業務改善方針・計画 (PDFファイル: 212.2KB)
具体的な取り組み(主なもの)
1.教職員一人ひとりが「勤務時間」を意識した働き方を進める
- ICタグ等を使用したタイムレコーダーの導入により、本人及び管理職員が勤務時間を把握できる、勤務時間の「見える化」を継続します。
- 「勤務時間の割振り」の着実な運用を進めます。
2.教職員の意識改革を図る
- 心身ともに健全な、働きやすい職場づくりを推進するため、教職員自らが業務改善に取り組めるような提案制度を検討します。
- 年次休暇の取得率の向上を図ります。
3.学校・教員が担うべき業務を明確にし、業務の削減や分業化、協業化を進める
- 市が依頼する会議・調査・配布物を見直すとともに、通知文書の精選等に努めます。
- 学校、教職員でなくてもできる業務については、個人情報の保護を徹底しつつ、コミュニティスクールを中心とした地域によるサポートと行政による人的・財政的な支援を含めたサポートを強化します。
- 中学校部活動については、学校の枠を超えた合同部活動の設立に向けた環境整備、部活動指導員等の社会人指導者の確保・育成を進めます。
4.学校・教員が担うべき業務の効率化、情報化を進める
- 統合型校務支援システムの導入・利活用に向けて研究を進めます。
- 教職員業務の効率化と合理化を一層図るため、 ICTの有効な利活用を進めます。
- 教職員がお互いの授業や業務方法を見せ合うことで、現場の知恵や工夫、挑戦に注目し、それを全体で共有できる取り組みをさらに進めます。
5.学校の業務環境の改善
- 時間外の一定時刻以降の電話は、留守番電話等で対応します。
- 長期休業期間において、一定期間の学校閉庁日を設定します。
6.市費による教職員の配置
市では教職員の業務負担軽減のため、個別に支援を必要とする児童生徒の支援にあたる教員補助員や養護教諭の業務を支援する養護教員支援員、講師などを市費で配置しています。
更新日:2024年09月17日