ひとりで悩まないで~自殺予防~

更新日:2024年03月26日

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見守り、気づく、つなぐ 一人ひとりのつながりで防ごう

ひとりで悩まず相談しましょう~須坂市相談窓口一覧~の画像

うつ病の方のご家族へ

同じように悩む家族に向けた、うつ病の方の家族教室参加者からのメッセージです。ぜひご覧ください。

自殺の背景

社会的問題や日常的な問題が関係し、追い詰められた末の死…

年間3万人を超えていた自殺者数は、平成24年からは3万人を下回るようになり、長野県や須坂市も減少傾向にあります。
しかし、須坂市では毎年10人ほどの方が自殺に追い込まれるという深刻な状況に変わりありません。
一人が自殺(未遂)することで、周囲の5~6人は深刻な心理的影響を受けると言われています。自殺は亡くなる人だけの問題ではありません。

20歳代、40歳代、60歳代以上が多い。
健康問題や多重債務などの経済的な問題などを抱え、生活問題や勤務問題も多い傾向にあり、ストレスを受けやすい年代と考えられます。

原因は単純なものではありません。様々な要因がいくつも重なっています

「自殺実態1000人調査」から見えてきた自殺の危機経路図

自殺を予防するためにできること

気づき

周りの人の悩みに気づき、耳を傾ける。

「話題をそらす」「表面的な励まし」「訴えや気持ちを否定」することは逆効果。相手の気持ちを尊重し、共感しましょう。

家族や仲間の変化に敏感になり、心の悩みを抱えている人が発する周りへのサインになるべく早く気づきましょう。

見守り

暖かく寄り添いながら、じっくりと見守る。

体や心の健康状態について自然な雰囲気で声をかけて、あせらずに優しく寄り添いながら見守りましょう。

家族や職場での体や心の負担が減るように配慮しましょう。

つなぎ

早めに専門家に相談するよう促す。

治療の第1歩は相談機関や医療機関の相談から始まります。

気付き(周りの人の悩みに気づき、耳を傾ける)つなぎ (早めに専門家に相談するように促す) 見守り(温かく寄り添いながら、じっくりと見守る)がサークル状につながり中心に「一人ひとりのつながりで」と書かれている画像

「死ぬ」「死ぬ」という人に死んだ人はいないってホント?
…そんなことはありません。

  • 自殺されたほとんどの人が、誰かに自殺したいと打ち明けています。
  • 死にたいと打ち明けられたら、慌てずに時間をかけて話を聴いてください。
  • ご本人は、「苦しみから逃げたい(死にたい)」、「でも生きていたい」と二つの相反する気持ちがあり、助けてほしいと思っています。
  • 責めたり、叱咤激励をすることは避け、「あなたは大切な存在である」ことを伝え、「自殺しないこと」を約束してもらうことも自殺予防に有効です。

自死遺族支援

大切な人を自死でなくすことは、大きな衝撃と生活の変化をもたらします。
遺族にとって、身近な人を自死で亡くしたつらい体験を周囲に話すことはなかなかできません。でも、誰かに話したい、聞いてほしいとも思っています。
また、遺族の皆さんの交流の場「自死遺族交流会 あすなろの会」もあります。
あすなろの会については下記リンク先をご覧ください。

須坂市自殺予防対策計画「いのちつなぐ須坂市自殺予防対策計画」

下記リンク先をご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康づくり課 保健センター
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字小山1277番地の1
電話番号:026-248-9023 ファックス:026-248-9042
お問い合わせフォーム

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