これまでの町並み保存の取り組み
1985年 | 須坂新聞の『須高地方の民家と町並み』連載記事が町並み保存の契機となる |
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1986年 | 信州須坂町並みの会が結成 |
1987年 | 全国町並み保存連盟幹事会が須坂で開催 |
1988年 | 観光資源調査(旧須坂町)を実施 |
1989年 | 『須坂の歴史的町並みーシルキータウン・信州須坂の土蔵造りをいかしたまちづくりに向けて』を刊行 |
1989年 | 伝統的建造物群保存対策調査を実施 |
1989年 | 観光資源調査(農村集落)を実施 |
1990年 | 『信州須坂の町並み-伝統的建造物群保存対策調査』刊行 |
1991年 | 『信州須坂の町並み-福島宿・仁礼宿・及び井上を中心として』を刊行 |
1993年 | 須坂市須坂地区歴史的景観保存対策事業実施(市単独事業)(~2009年) |
1995年 | 街並み環境整備事業補助金を導入(~2009年) |
1995年 | 須坂クラシック美術館が開館 |
1998年 | 旧越家住宅が開館 |
2001年 | 須坂市ふれあい館まゆぐらが開館 |
2002年 | 須坂市ふれあい館しらふじが開館 |
2006年 | 社会資本整備総合交付金を導入(~2015年) |
2006年 | 蔵の町並みキャンパス事業が開始(~現在) |
2007年 | 旧上高井郡役所が開館 |
2009年 | 蔵のまち観光交流センターが開館 |
2010年 | 伝統的建造物群保存対策調査対象建築物の現況確認調査を実施 |
2012年 | 景観づくりの会が結成 |
2012年 | 歴史的建造物登録制度及び歴史的建造物を活かしたまちづくり事業補助金を創設(~現在) |
2013年 | 須坂市景観計画を策定(~現在) |
2014年 | 旧小田切家住宅が開館 |
2018年 | 伝統的建造物群保存対策調査を実施(~2020年) |
2020年 | 『伝統的建造物群保存対策調査報告書 』刊行 |
2022年 | 信州須坂町並みフォーラムが結成 |
2023年9月28日 | 伝統的建造物群保存地区 都市計画決定 |
2023年10月31日 | 保存活用計画告示 |
2024年2月27日 | 保存活用計画改正 |
2024年5月17日 | 重要伝統的建造物群保存地区選定答申 |
2024年8月15日 | 重要伝統的建造物群保存地区選定 |
参考資料
須坂ー伝統的建造物群保存対策調査報告書
2017年度から2019年度にかけて調査を行い、2020年度に発行しました。歴史的な建物の特徴や間取り、町並みの変遷、ぼたもち石積みの分布などについて、多くの写真や図表を使ってわかりやすく解説しています。
一般販売はしていませんが、市内各施設(図書館、文書館、各地域公民館、ふれあい館まゆぐら、旧越家住宅、旧小田切家住宅)、文化スポーツ課、まちづくり課、政策推進課閲覧コーナーなどでお読みいただけます。
「須坂―伝統的建造物群保存対策調査報告書―」(概要版) (PDFファイル: 8.9MB)
「須坂市須坂伝統的建造物群保存地区」を都市計画決定
須坂市ではこれまで、近世由来の旧須坂村の範囲や近代以降の製糸業で発展した地区を対象に、民間や行政で様々な事業を活用しながら町並みの保存に取り組んできました。より一層の町並みの保存・育成を進めるため、重要伝統的建造物群保存地区を都市計画決定しました。
須坂市須坂伝統的建造物群保存地区範囲図 (PDFファイル: 357.4KB)
保存活用計画告示
保存地区の保存や活用の方針を定めた保存活用計画については、市の定例教育委員会を経て2023年10月31日に告示しました。また、2024年2月27日に改正を行いました。
須坂市須坂伝統的建造物群保存地区保存活用計画(2024年2月27日改正) (PDFファイル: 3.7MB)
須坂わたしたちの町並みを未来へ引き継ぐために
伝統的建造物群保存地区制度(伝建制度)についてまとめた小冊子『須坂 わたしたちの町並みを未来へ引き継ぐために』を発行しました。
これまでの町並み保存の取組みや、町並みの背景となる須坂の歴史、調査でわかった町並みや建物の特徴、伝建制度の概要などについて記載しています。
「須坂わたしたちの町並みを未来へ引き継ぐために」 (PDFファイル: 9.4MB)
シンポジウム
須坂市須坂地区伝統的建造物群保存地区選定の答申がされたことを記念し、シンポジウムを開催いたしました。
日時:2024年7月28日(日曜日)午後1時~4時30分
会場:須坂市生涯学習センター 3階ホール
更新日:2025年10月03日