須坂市 新型肺炎(SARS)の対応行動計画
1.基本方針
新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)(以下「SARS」という。)に関する情報提供を積極的に行い、市民の不安解消を図るとともに、患者(疑い例、可能性例)発生時は患者に対する医療の確保や人権に十分配慮した、まん延防止の対策を行う。
2.組織体制の整備
- 庁内連絡会議の開催
- 須坂市内で可能性例が発生した場合は、市長を本部長とする対策本部を設置
3.患者発生前の対応
(1) 市民への情報提供
- 須坂市ホームページへの掲載
- 長野県SARS関連情報・厚生労働省SARS関連情報・国立感染症研究所感染症情報センター緊急情報・WHO(英語)へリンク(情報は日々更新)
(2) 相談窓口の開設
- 日時
平日 8時30分~17時15分 - 連絡先
健康福祉部健康づくり課 電話番号:026-248-9018
保健センター 電話番号:026-248-9023
(3) 関係機関との連携
県及び庁内関係課
4.患者発生時の対応
市内に患者が発生した場合は、患者に対する適切な医療の提供と、人権に十分配慮したまん延防止のための対策を行う。
(1) 患者の移送
二次感染防止の対策を講じつつ、須坂市消防本部の協力のもと、迅速かつ安全に患者を移送する。
(2) 患者受入医療機関
患者発生時の患者に対する適切な医療の提供と、まん延防止のため陰圧室を有する医療機関への患者の受入を依頼する。
病院名 | 病床数 | 電話番号 |
---|---|---|
県立須坂病院 | 10床 | 026-245-1650 |
長野赤十字病院 | 2床 | 026-226-4231 |
北信総合病院 | 1床 | 0269-22-4838 |
(3) 消毒の実施
患者発生時における、まん延防止のため患者の自宅等の消毒について、長野保健所の指導、助言により実施する。
(4) 患者接触者に対する調査等
患者発生時には、まん延防止対策のため、長野保健所の指導に基づき(保健所等のSARS対応マニュアル)患者の行動を調査し、接触者の確認、健康状態の調査をし関係機関との連携を取りながら速やかな対応をする。
5.情報の公開
可能性例が発生した場合、長野県と十分に連絡をとり公表をする。
公表内容:性別、年代、渡航地域、病状及び接触者の状況
(補足)陰圧室
陰圧室は、病室の圧力が外より低く(陰圧に)なっています。室内から病原体が外に出るのを防止します。病室内の空気をフィルターを通じて外気に放出します。
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更新日:2024年03月26日