高甫地域文化財史跡 大笹街道 (仁礼道)

更新日:2024年03月26日

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115番 大笹街道 (仁礼道)

大笹街道 (仁礼道)の写真

北国街道の福島宿から井上、八町を通って仁礼に通じ、宇原、黒門から山中を通り菅平を越え鳥居峠を経て上州大笹宿に繋がるこの道は、徳川時代には大笹街道と称し、北信越地方から江戸に通じる最短路線(他の道より1日短縮)で慶安3年(1651)江戸幕府は「公道」として認めた。
以後、大笹街道は多くの荷物を運搬する人馬や旅人の往来が盛んだった。その後、道路は仙仁川沿いに開設され、また明治26年(1893)信越線開通後は街道としての使命を果たし終えた。須坂から村石を通って仁礼に通じる道も、人や荷物の行き来は盛んであり、大事な道だったので、この道も「大笹街道」として認められた。
昭和52年(1977)に須坂菅平線国道昇格期成同盟会が設立され、昭和57年4月1日に国道406号線に昇格した。これにより、道路の大規模な改修が行われ、大型車も通行可能となった。

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