文書館収蔵史料展示「江戸時代の本 -人々の学びと楽しみ-」

更新日:2025年07月01日

ページID: 7316

今年の大河ドラマ「べらぼう」の放送もあり、江戸時代の出版文化や当時の人々の読書事情に興味が集まっています。

須坂市文書館が収蔵する江戸時代の本から、当時の人々がどのような本で学び、教養を高め、また読書を楽しんでいたのかの展示を行います。

江戸時代の庶民は文字を読めなかったのではないかとの誤解もありますが、識字率は6割を超えていたともいわれています。各地で寺子屋が作られ、生業や生活に必要な「読み書き」を学び、そして娯楽として読書を楽しんでいました。
そうした素地と出版技術の発達などにより、江戸時代には様々なジャンルの本が出版されました。そして、江戸、大阪、京都などでつくられた本が須坂の旧家(武家・商家・農家)に残されています。

当時の人々はどんな本で学び、また楽しんでいたのかをご覧いただけます。

江戸時代の本-人々の学びと楽しみ-

会期:2025年7月3日(木曜日)~7月21日(月曜日・祝日)

時間:午前9時~午後5時(旧上高井郡役所の開館時間とは異なります)

会場:文書館 展示室(旧上高井郡役所内)

観覧料:無料

展示内容

論語注釈書、往来物(寺子屋などで使われた教科書)、俳句、漢詩、狂歌本、草双紙、歌舞伎床本、江戸絵図など

蔦屋重三郎の耕書堂が出版した本で、北斎が耕書堂の店先を描いている狂歌本や須坂藩11代藩主堀直格の直筆本もあります。

当該展示史料をまとめた「もんじょ紹介」は1部200円です。
「もんじょ紹介(冊子)」などの購入は文書館開館時(平日)のみ可能です。

展示書籍の閲覧

次の期間中、展示書籍をお手に取ってごらんいただけます。

予約は不要です。

閲覧期間:2025年7月23日(水曜日)~7月31日(木曜日)
時間:平日の午前9時~午後5時、文書館の開館中

予約:不要

展示会のチラシ、江戸時代に書かれた和本の写真がたくさんのっている

地図情報

この記事に関するお問い合わせ先

社会共創部 文化スポーツ課 文書館
所在地:〒382-0911 長野県須坂市大字須坂812番地2(旧上高井郡役所内)
電話番号:026-285-9041 ファックス:026-285-9175
お問い合わせフォーム