第32回 福井敬一常設展 「汽車 -驀進-」
平成25年11月29日(金曜日)~平成26年3月9日(日曜日)
(休館日:12月29日~1月3日)
午前9時~午後5時まで
場所:須坂駅前シルキービル2階アートギャラリー 入場料:無料
「汽車 -驀進-」について
今回は、「汽車」をテーマに福井敬一の昭和25(1950)年から昭和29年頃の作品を紹介します。
戦後の貧困、そして空襲で全作品を失った暗雲の中で、福井敬一は家族を養うために懸命に働きました。吾川製紙、日ソ映画社を経て、1950年にトキワ松学園の非常勤講師として絵画を教え始めました。教える立場になることで、ほぼ三年に及ぶ軍隊での制作活動の中断、その空白で生まれた描くことへの躊躇が克服され、描くことに邁進しました。
福井は「1950 年はたしかに手答えのあった年であった」と書き残しています。
展示作品
No. | 作品名 | 制作年 |
---|---|---|
1 | 驀進 | 昭和29(1954)年 |
2 | 二ツの鉄路 | 昭和25(1950)年 |
3 | 平行する橋 | 昭和26(1951)年 |
4 | 驀進 | 昭和29(1954)年 |
5 | 驀進 | 昭和29(1954)年 |
6 | 驀進 | 昭和29(1954)年 |
7 | 爆進 | 昭和29(1954)年 |
8 | 鉄路の雪 | 昭和25(1950)年 |

「驀進」(1954 年)
展示の様子



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更新日:2024年03月26日