須坂市峰の原高原飲料水供給施設
沿革
根子岳の西北斜面、ダボススキー場の北側に株式会社守谷商会が開発分譲した別荘地があり、須坂市内でははじめての、民間による水道事業体が1974年(昭和49年)から給水を開始しました。
2016年(平成28年)10月、株式会社守谷商会より菅平グリーンダボス別荘地区域の水道事業について、須坂市への移管に関する要請書が提出され、その後、市営化に向けての協議を重ね、2019年(平成31年)4月1日に水道事業の市営化による運営を開始しました。
また、市営化と併せて、経年により老朽化した水道施設全体について、辺地対策事業債の活用と、株式会社守谷商会にも応分の負担をいただく中で、2018年度(平成30年度)に設計業務、2019年度(平成31年度)から2020年度(令和2年度)の2カ年で更新工事を実施し、2020年(令和2年)11月19日に「須坂市峰の原高原飲料水供給施設」として竣工しました。
施設概要
位置:
須坂市峰の原高原飲料水供給施設位置図 (PDFファイル: 1.6MB)

位置コード(座標)
36 32'36.86"N 138° 21'08.97"E

- 水源:地下水(深井戸82.5メートル、水中ポンプ64.0メートル、定水位45.0メートル)
- 送水管:GX形ダクタイル鋳鉄管 φ100ミリメートル L=1,597メートル
- 配水管:HEEP管 φ100ミリメートル,75.50ミリメートル L=3,782メートル
- 高区配水池:ステンレス配水池 82.5立方メートル
- 原水受水槽:RC造 20.0立方メートル
- 減圧槽:RC造 2.0立方メートル
- 計画1日平均給水量:1日あたり32.0立方メートル
- 計画1日最大給水量:1日あたり48.0立方メートル
- 水道施設クラウド遠方監視システム
クラウドによる遠方監視システムについて (PDFファイル: 627.5KB)
プラント監視画面(高区配水池) (PDFファイル: 94.2KB)
プラント監視画面(一覧表) (PDFファイル: 196.6KB)
水源から給水までの主な流れ
- 水源井戸 ⇒ 原水受水槽(20立方メートル)
- 送水ポンプ室 ⇒ 送水管(L=1,597メートル) ⇒ 高区配水池(82.5立方メートル)
- (注意)次亜注入 ⇒ 配水管(L=3,782メートル) ⇒ 各戸へ給水 ⇒ 減圧槽 ⇒ 配水管末端 ⇒ 原水受水槽へ戻る循環型(配水管水循環システム)

水源井戸

原水受水槽(20立方メートル)・送水ポンプ室

高区配水池

減圧槽
配水管水循環システム
配水管水循環システムについて (PDFファイル: 633.5KB)
配水管循環システム(イメージ図) (PDFファイル: 402.9KB)
オリジナルデザイン仕切弁
峰の原高原飲料水供給施設の道路上にはオリジナルデザインの駅伝チーム・ランナー応援仕切弁が70基弱設置されています。
峰の原高原にあるクロスカントリーコースには、箱根駅伝を走る大学生や高校生チーム等多くのランナーの皆様に練習の場として訪れて頂いております。そこで、クロスカントリー場に隣接するグリーンダボス別荘地の水道事業市営化に伴う更新工事に併せて、ランナーの方々に少しでも応援になればと思い、「タスキを繋いでゴールテープが切れますように」とういう想いを込めて株式会社トミス様のご協力を頂きランナー応援仕切弁を創りました。
仕切弁の設置後、マンホール愛好家の方から問合せ、SNSへの投稿も見られ、県外から来訪される方もおられます。興味がございましたら峰の原高原にお越しの際にはお立ち寄りください。
オリジナルデザイン仕切弁(サンプル)

(注意) 現地に設置されている仕切弁のデザインは上記の1種類のみです。
仕切弁の缶バッチ プレゼント
峰の原飲料水供給施設の駅伝応援仕切弁の缶バッチを峰の原高原来訪者にプレゼントを致します。ご希望の方は須坂市生活環境課迄ご連絡下さい。
なお、お渡しは須坂市役所生活環境課窓口になりますのでご承知下さい。
(お問合せ・お渡し時間は 平日 8時30分~17時15分まで)
缶バッチ(全2種類)
- (注意) 缶バッチのプレゼントは1人1個までとさせていただきます。
- (注意) 在庫の状況により色の指定ができない場合もあります。
須坂市峰の原高原飲料水供給施設 水質検査結果
令和6年度水質水質検査計画 (PDFファイル: 1.1MB)
水道料金について
須坂市峰の原高原飲料水供給施設の水道料金は隣接する須坂市水道局の峰の原水道と同じ料金体系です。
水道メーターの見方と漏水の確認方法
水道メーターの見方と漏水の確認方法については下記をご覧ください。
水道メーターの見方と漏水の確認方法 (PDFファイル: 468.4KB)
冬季の水道について
水道メーターボックス付近の除雪について
積雪や道路の除雪でメーターボックスが雪に覆われてしまうと、水道管破裂などの緊急時に漏水を止めることが困難になります。
メーターボックスはお客様所有のため、積雪時には雪かき等の管理をお願いします。
水道管の凍結防止
1.保温材の取付け
屋外のむきだしになっている配管や地上式不凍栓には保温材の取付けが効果的です。
ただし、表面の保温材等が経年劣化すると効果が薄れてしまうため、取替えしてください。さらに、凍結防止ヒーターを取り付けるとより凍結防止効果があります。
なお、10年を超えているヒーターは交換をおすすめします。
2.少量の水を出しておく
蛇口や水道管が凍らないために、就寝前に細い水(鉛筆の芯程度)を出しておく。峰の原高原では多くのご家庭が行っています。
数日及び長期不在にする場合
必ず、給湯器と水道を不凍栓等で水抜きをした状態で、メーターボックス内のKRバルブ(オレンジ色)を閉めてください。特に給湯器は凍結すると、ほぼ破裂します。
また、凍結防止ヒーターの劣化などで凍結する事例が多数発生しています。「毎年、凍結しないから大丈夫」という考え方は大変危険です。
漏水による水量も一部(注釈)を除き、料金として全額お支払いいただくことになります。敷地内は自己管理責任となりますのでご注意ください。
(注釈)地中部分で漏水していた場合のみ、料金の一部減免制度があります。
凍結、水道管が破裂した場合
凍結した場合は、直接熱湯を掛けないでください。保温材がより凍結し易くなります。
時間は掛かりますがドライヤーの使用が効果的です。 なお、蛇口付近に集中的に当てず、上下に少しずつ動かしながら温風を当ててください。
また、水道管が破裂した場合は、屋外のバルブもしくはメーターボックス内のKRバルブを閉めると一時的に漏水を止めることができます。
凍結、破裂時には、水道工事店や下記の市指定工事事業者へ連絡してください。
須坂市峰の原高原飲料水供給施設故障修理指定工事店
株式会社信東産業 電話番号:026-245-6426(代表)

手続き・お問い合わせについて
須坂市峰の原高原飲料水供給施設について及び上水道の使用開始・中止などについては下記にお問い合わせください。
須坂市役所 生活環境課
電話番号 026-248-9019(課専用)
ファックス 026-246-0750
この記事に関するお問い合わせ先
市民環境部 生活環境課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9019 ファックス:026-246-0750
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更新日:2025年02月19日