【最新号の特集】広報須坂5月号

更新日:2025年04月30日

ページID: 5656

減らそう!!可燃ごみ

地球を守るイメージ画像

私たちが日々生活していく上で必ず出るのがごみ。ごみを捨てる前に本当に「ごみ」なのか、それとも「資源」なのか…。また正しい分別ができているのかなどもう一度見直し、できることから始めていきたいものです。

また、ごみ焼却費用が市民のみなさんと須坂市に多くの負担となり、二酸化炭素の排出により地球温暖化にも影響を与えています。今月号では可燃ごみの削減とごみの分別、資源化を考えます。

市の可燃ごみの排出量は横ばいからやや減少

過去10年間の市の可燃ごみ排出量は、2014年度から2022年度は増減があるものの、おおよそ横ばいで推移しています。2023年度は前年度に比べて388トン減少し、一人一日あたりの可燃ごみ排出量では、2022年度の581グラムから2023年度は560グラムに減少しています。

グラフ「市全体の可燃ごみの排出量と一人一日あたりの可燃ごみの排出量」

県内19市では少ない方から8番目

須坂市の可燃ごみの一人一日あたりの排出量は長野県内で見ると19市中8番目に少ない排出量でしたが、排出量が一番少ない市と比べると57グラムの差がありました。一人一人がごみの減量に関心を持ち、さらにごみの排出量が少ない市を目指しましょう。

正しい分別を実践して限りある資源を大切にしましょう

ごみの分別方法のイラスト家庭内で廃棄したいものは、まず資源物と可燃ごみ、不燃ごみに分別してそれぞれの方法で処理してください。ごみの分別方法や出し方、お住まいの町別の収集カレンダーなどは市のホームページでご確認いただけます。

市ではリサイクルを推進するため、年4回市役所前資源物拠点回収を実施し、日頃可燃ごみとして排出している硬質プラスチック製品、古布などを資源物として回収しています。ごみの減量のためぜひご利用ください。

30円の証紙シール(可燃、不燃共通)の画像指定袋に入らない50センチメートル以内のものは30円の証紙シール(可燃、不燃共通)を直接貼り、収集日に出すことができます。証紙シールはスーパー、コンビニ、生活環境課窓口で購入できます。

可燃ごみを減らすために

生ごみは「水を切る」「乾燥させる」「堆肥化させる」

生ごみの70〜80パーセントは水分です。生ごみはしっかり水を切って捨てましょう。処理機で乾燥させたり、堆肥化すると、生ごみ自体を捨てないようにすることもできます。

食品ロスを削減する

食べられずに生ごみとして廃棄する食品を減らすため、買い過ぎ、作り過ぎ、調理の際の切り落とし過ぎに注意しましょう。廃棄の可能性がある食品は、生活に困窮される方を支援する「フードバンク」に寄附するのもひとつの方法です。

紙類をこまめに分別する

紙は資源物です。メモ用紙、名刺、値札などの小さい紙も紙袋や封筒などにまとめておき、古紙としてリサイクルしましょう。

可燃ごみの削減には、生ごみの削減が有効です。環境負荷の低減、市財政や家計の負担軽減にもつながります。

可燃ごみの内訳(展開検査重量比)のグラフ家庭から出る可燃ごみの約50パーセント(重量比)が生ごみなので、可燃ごみの削減には生ごみの削減がとても有効です。

生ごみは水分を多く含むため焼却処分に多くの燃料の使用を必要とし、二酸化炭素を多く発生させるため環境への負荷が大きく、地球温暖化の原因にもなります。生ごみの排出量削減は、地球環境やエネルギー保全を図る上からも重要です。

現在、須坂市から排出される可燃ごみは長野広域連合の6市町村で運営する、ながの環境エネルギーセンターで処理を行っており、その費用は各市町村のごみの搬入割合で決まります。可燃ごみの削減は、ご家庭で購入するごみ袋の量が減るという点で、家計の負担軽減にもつながりますし、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいです。

ちょっと工夫して生ごみを減らそう

生ごみを出さない世帯に専用ごみ袋を無料で配布しています

「生ごみ出しません」宣言世帯専用袋

生ごみを堆肥化するなどの自家処理に取り組み、生ごみを可燃ごみとして出さないことを誓約していただいた世帯に、可燃ごみの減量や循環型社会の推進を図る目的で、生ごみ以外の可燃ごみを入れる「生ごみ出しません」宣言世帯専用袋(右の写真、以下「専用袋」)を無料で配布しています。

《注意事項》

  • 専用袋は、生ごみ以外の可燃ごみ専用の袋です(食肉の 骨、貝殻など堆肥化できないものは入れられます)。
  • 専用袋を使用している間は、原則、可燃ごみの指定袋は 使用できません。
  • 専用袋は、他人に譲渡できません。
  • 不正に使用したり、生ごみの自家処理を断念した場合は袋を返納していただきます。

生ごみ処理機の購入に補助金を交付しています

市では、市民のみなさんが電動生ごみ処理機や生ごみ堆肥化容器などを購入する場合に、補助金を交付しています。2025年度の受け付けは、2025年4月1日以降に購入したものが対象です。

電動(手動)生ごみ処理機

電動(手動)生ごみ処理機のイラスト補助額:購入費の2分の1以内(限度額3万円)

注意:7年経過後、再度申請が可能となります。
前回の申請日が不明な場合は、購入前にお問い合わせください。

生ごみ堆肥化処理容器(コンポストなど)

生ごみ堆肥化処理容器(コンポストなど)のイラスト補助額:購入費の2分の1以内(限度額5千円)で、2基まで対象

補助金の交付に必要なもの
  • 領収書(レシートに『領収書』と明記あるものでも可)
  • 振込先の銀行などの口座番号、名義人のわかるもの

電動生ごみ処理機を使って生ごみ削減!!

バナナの皮を電動生ごみ処理機を使って乾燥させた前後の比較画像一晩で生ごみが乾燥するので便利です。また音も静かですので夜間に使用しても気になりません。

水分がなくなり、大きさは約半分になります(生ごみの種類にもよります)。臭いもありません。

段ボール箱で生ごみを堆肥化してみよう!!

段ボール堆肥化キットは生活環境課窓口またはエコサポートすざかで1袋100円で購入できます。

資源物の回収(持ち込み先)

エコサポートすざか、日野地域公民館で資源物の回収を定期的に行っています。また、市役所前資源物拠点回収では有料で家電、タイヤも回収しています。ぜひご利用ください。

エコサポートすざか

エコサポートすざかの外観写真場所:旧上高井郡役所(大字須坂812-2)
回収日時:毎月、第1と第3の土、日曜日(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始など休む日もあります)午前9時30分〜11時30分

《受け入れている資源物》

  • 衣類(まだ使えるもの。毎月第1土曜日のみ)
  • 缶、ペットボトル、びん
  • 古紙
  • 廃食用油
  • 陶磁器(食器のみ)
  • 乾電池(ボタン電池、コイン電池、充電池不可)
  • 蛍光管

日野地域公民館

日野地域公民館の資源回収の様子場所:大字塩川168-1(日野小学校の隣)
回収日時:毎週火、木曜日(祝祭日、お盆、年末年始は休み)午前9時〜11時

《受け入れている資源物》

  • 缶、ペットボトル、びん
  • 古紙
  • 陶磁器(食器のみ)
  • 蛍光管

市役所前資源物拠点回収

市役所前資源物拠点回収の様子場所:須坂市役所庁舎前駐車場
回収日時:5月17日(土曜日)、8月2日(土曜日)、11月15日(土曜日)、2026年3月14日(土曜日)午前9時〜正午
注意:開始直後は混雑するため、時間をずらしてお越しください。

《受け入れている資源物》

  • 硬質プラスチック
  • 古布
  • 陶磁器(食器のみ)
  • 小型家電

《有料回収品目》
注意:金額は目安です

  • テレビ(1台6,000円程度)
  • 冷蔵庫、冷凍庫(1台8,000円程度)
  • 洗濯機、衣類乾燥機(1台5,500円程度)
  • エアコン(室外機含む)(4,000円程度)
  • タイヤ(1本520円〜620円)

注意:リサイクル料金と運搬料金がかかります

ごみに関するお問い合わせ先

生活環境課
電話番号:026-218-9019

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この記事に関するお問い合わせ先

総務部 政策推進課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9017 ファックス:026-246-0750
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