市長のコラム 2025年10月
2025年10月9日(木曜日)
イオンモール須坂グランドオープン
2025年10月3日(金曜日)、県内初出店58店舗を含む約170の専門店が出店する「イオンモール須坂」がグランドオープンしました。
1階「SUZAKA蔵」ゾーンには、須坂市の農産物・特産品の販売や観光PRなど須坂市の魅力を発信する「畑と台所 須坂市ブース」が出店するほか、中央南入口に面した約4,500平方メートルものスペースには、オープンガーデン「SUZAKAノ庭縁(ていえん)」が造園され、地域と連携した新たな交流拠点として期待されます。
日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士が、ノーベル賞受賞後にこれからが重要とおっしゃったと聞いたことがあります。イオンモール須坂もこれからが重要です。
イオンモール須坂の建設にあたり、市職員は様々な面で熱心に自分事として対応してくれたと、イオングループ関係者をはじめ開発事業者の長工から感謝の言葉をいただきました。私はオープニングの祝辞で謝意と合わせて、お世話になった方は「同志」であると申し上げました。(真に自信、誇りがある市職員は、縦割り意識ではなく、市民目線で大きな目的のために尽力しています。)
グランドオープンにあたり大きな交通渋滞が起こらなかったことは、イオンモール須坂をはじめ長野県、長野県警、NEXCO東日本、公共交通事業者、開発事業者、立地企業、市役所などの緊密な連携の成果です。
10月3日のオープニングセレモニーでは、須坂応援大使で野菜ソムリエ上級プロのNAHOさんが司会をされました。
セレモニーで披露された須坂市消防団ラッパ隊の吹奏は、厳粛のなかにも力強さがありました。
そして、お客様の整然としたマナーのよい入店に関係者の方が驚いていました。
【バス停「イオンモール須坂」】
イオンモール須坂の開業に伴い、イオンモール須坂建物前にバス停が設置されました。須坂駅からだけでなく、長野方面や屋代、松代、綿内方面からもイオンモール須坂へ往来できます。土・日曜日、祝日は須坂駅から快速便の運行もあります。
須坂駅⇔イオンモール須坂 片道運賃:中学生以上300円、小学生150円
10月10日(金曜日)~13日(月曜日・祝日)にバスを利用してイオンモール須坂へお越しの方、各日先着300人に記念品をプレゼントします。(市職員がアイデアを出し、長電バスと共創しました)
【「シンペイ~歌こそすべて」舞台挨拶】
信州で生まれ育ち「ゴンドラの歌」「東京音頭」など数々の童謡や新民謡を作曲し、カッタカタ祭りの須坂小唄の作曲もした中山晋平の生涯を描いた映画「シンペイ~歌こそすべて~」
10月4日(土曜日)、イオンモール須坂グランドオープンを記念し、舞台挨拶付き上映会が行われました。上田市出身で晋平の母を演じた土屋貴子さん、神山征二郎監督、新田博邦プロデューサーが登壇されました。司会は須坂応援大使の小林知美さんでした。小林知美さんは劇中、雨宿りする子どもを迎えに来る母親役で出演されています。母と子の情愛を感じる場面です。
映画のロケにあたっては、協力した市役所職員が新田博邦プロデューサーから感謝されました。
【鎧塚俊彦パティシエイベント】
開催日:10月13日(月曜日・祝日)午後2時~3時
会場:イオンモール須坂のイベントの庭(SUZAKAノ庭縁内)
トークイベント、須坂市産ぶどうを使ったロールケーキ(限定150個)販売など
鎧塚さんに市民の方が作った「やしょうま」と「ケーキ」を差し上げたいと考えています。須坂市が「お菓子な街・須坂」になったのは、鎧塚さんのお陰と感謝しております。
【地域連携】
- 1階のインフォメーションセンター横のデジタルサイネージで、須坂市のお知らせや催し等を告知しています。
- 全国のイオンシネマにて30秒の須坂市紹介動画を放映しています
- 3階「ASOBLE」では3本の須坂市紹介動画を放送しています
- コラボ・オリジナルイオンモール須坂限定商品販売等…久世福商店、ユニクロ、グラニフ、Green Parks、未来屋書店 など
【「風琴(ふうきん)~あるリードオルガン修復家のあしあと~」上映】
昔はどこの学校でも見られた足踏みオルガン(リードオルガン)。
須坂市在住のリードオルガン修復家の和久井輝夫さんは、現在、リードオルガンを製造するメーカーがないなか、日本各地でリードオルガンの修復を手掛けている。修理の様子とリードオルガンの歴史、その魅力を支える人々を描くドキュメンタリー映画が上映されます。修復されたリードオルガンは、映画「シンペイ~歌こそすべて」でも使用されています。
上映期間:11月14日(金曜日)~20日(木曜日)
会場:長野相生座・ロキシー
【鎧塚俊彦パティシエ「須坂フルーツロール実演試食会」】
開催日:10月13日(月曜日・祝日)午前10時~11時
会場:bota
鎧塚さんがbotaキッチンスタジオで実演調理し、ご来場の皆さんに試食していただくイベントです。終了後にイオンモール須坂のイベントに行かれます。強行スケジュールに恐縮しております。
【吉沢亮さん主演「ぼくが生きてる、ふたつの世界」須坂市上映会】
聴覚障害をテーマに、ろう者の両親のもとに生を授かった一人の青年の心の成長を通して、社会共生や家族のありようを問い直す映画。ともに支えあいながら生きることのできる地域社会をめざし、住民のみなさんに、ろう者および手話言語についての理解を広めていきます。
上映日時:11月16日(日曜日)午前の回:10時30分・午後の回:2時:30分
会場:メセナホール大ホール
鑑賞券:前売券1,200円、当日券1,500円(大学生1,300円、小中高生800円)
市聴覚障害者協会、須坂市手話サークルなどの須坂市上映実行委員会のチームワークがとてもいい。
2025年10月2日(木曜日)
イオンモール須坂 モールコンセプト「このまちで ずっと つながる つなげる」
2025年10月3日午前9時、長野県最大級のイオンモール須坂がグランドオープンします。地権者および地域の皆さま、市議会、各種団体などが「オール須坂」で取り組んだ成果です。
イオンモール株式会社はじめイオン各社では「このまちで ずっと つながる つなげる」をコンセプトに熱心に取り組んでいただきました。オープンガーデン「SUZAKAノ庭縁(テイエン)」の設置、市との地域貢献連携協定締結、須坂市ブースの出店協力、被災時の復興拠点機能確保などがその例です。
イオンモール須坂グランドオープン(イオンモールプレスリリース)
開発事業者の「長工」におかれましては、多くの方々の要望に沿って、丁寧に対応をしていただきました。
私は、イオンモール須坂は須坂長野東インターチェンジから至近の立地により、須坂市のみならず北信を含めた地域振興ができると信じています。
イオンシネマ須坂では、中野市出身の中山晋平の生涯を描いた映画「シンペイ~歌こそすべて」が上映されます。
映画は須坂市でもロケが行われ、北信に縁の深い作品でもあります。
インター須坂産業団地開発にあたり、国、県などの関係機関にもさまざまなご支援をいただきました。これらのご恩を忘れずに立地企業の皆さまとともに「より魅力ある団地」に共創の理念で取り組んでまいります。
インター須坂産業団地交通対策
現在、多くの方が心配をされている交通対策は、ハードとソフトの両面から次の対策を実施しております。
これまで行ってきた周辺道路整備や施設出入口及び駐車場整備等のハード対策は、通常営業で想定される最大の交通量に基づき整備しておりますが、開店当初は多くの来客があることや、初めて須坂に来られる方も多いことから、出入口や駐車場の配置に不慣れのため混雑することが予想されます。このため、2024年11月から交通検討会議を開催し、開業時のソフト対策について長野県須坂建設事務所、長野県警、NEXCO東日本、長電バス株式会社、各立地企業、開発事業者、須坂市の9者により、交通安全対策、交通円滑化対策、自動車の総量抑制、来店者への事前周知と、大きく4つの観点で検討を行ってまいりました。具体的な対策につきましては、下記のホームページに掲載しておりますのでご確認ください。
観光集客施設開業に向けた交通対策 (PDFファイル: 13.3MB)
対応が必要な事態が発生した際には、関係機関と連携した対応を実施してまいります。
更新日:2025年10月09日