市長のコラム 2025年10月
2025年10月30日(木曜日)
第10回 澄和Futurist賞 受賞式
2025年10月27日(月曜日)、一般財団法人 澄和が主催する「第10回 澄和Futurist賞~平和、人・自然 なごむ世界へ~」受賞式に出席させていただきました。(東京都・東京會舘)
澄和(とわ)は、須坂市出身で、今年、須坂市名誉市民称号記及び名誉市民章を贈呈した、スターツコーポレーション株式会社取締役会長の村石久二氏が創設し理事長を務められている財団です。平穏安泰な世の中と、あらゆる生物とのできる限りの共存の実現に寄与することを目的とした活動をしており、澄和Futurist(フューチャリスト)賞は、「人の和」「自然との調和」も含めた広義の平和関連テーマで長年活動する個人・団体に贈呈されます。
これまで、吉永小百合さん、上田市の無言館(館主 窪島誠一郎さん)、山田洋次さん、MISIAさん、山下泰裕さん、谷川俊太郎さん、黒柳徹子さん、宮本亞門さんら30組が受賞されています。
2016年の創設以来毎年開催され、戦後80年にあたる今年の第10回の受賞者は、小説家の浅田次郎さん、現代美術家の奈良美智さん、埼玉県にある「原爆の図 丸木美術館」、アーティストの瀬尾夏美さん(Next Futurist奨励賞)でした。
毎回そうですが、村石久二理事長、受賞者、来賓の方々のご挨拶をお聞きすると、多くの学びがあります。また出席された皆さんとの懇談からも学びがあります。
村石久二理事長、受賞者のコメントが掲載されていますのでお読みください。
奈良美智、原爆の図 丸木美術館らが受賞。第10回 澄和Futurist賞(美術手帳)
出席者へのお土産は、須坂市に本社がある老舗菓子店の二葉堂の銘菓「りんご小径」でした。これも村石久二会長の故郷・須坂市への深い思いの表れとお礼を申し上げます。
「りんご小径」は、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」のスタッフリピート購入商品ランキング第5位の商品です。(ちなみに、湯っ蔵んどで販売しているSANCH牛乳パンは7位)
2025年10月23日(木曜日)
出逢いによる学び(福井県)~『社会人の教養は人、本、旅』出口治明著~
2025年10月16日から17日にかけて、福井県敦賀市で開催された第93回北陸新幹線関係都市連絡協議会及び第187回北信越市長会総会に出席しました。
北陸新幹線が長野駅まで開通した際、当時の加藤久雄長野市長が「新幹線が長野駅まで開通したことは、新潟県、富山県、石川県、福井県の関係各市のおかげも大きい。長野県内の各市は、引き続き北陸新幹線関係都市連絡協議会に積極的に出席しよう」と呼び掛けたことが印象に残っています。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではいけないと教えられました。
北信越市長会では多くのことを学びました。いずれの市長も、自慢話ではなく、謙虚に淡々と話されました。
ある市長は記憶力が抜群で、毎年の出生数、死亡者数などを記憶されており、それを市政に活かされています。
石川県には「いしかわスポーツマイレージ」という公式アプリがあると教えていただきました。スポーツを「する」「みる」「ささえる」の3つの活動においてポイント化し、だれでも気軽にスポーツに参加できるきっかけをつくる、素晴らしい事業です。
また、旧小学校などを活用して「屋内遊び場」を設置している市があることを知りました。須坂市でも広い意味での遊び場の設置のヒントになりました。イオンモール須坂の3階にも「屋内遊び場」があります。
福井県敦賀市には敦賀ムゼウムという資料館があります。(ムゼウムとはポーランド語で「資料館」という意味)
敦賀港は1920年代にポーランド孤児を、1940年代には「命のビザ」を携えたユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港です。敦賀ムゼウムはその歴史、彼らに手を差し伸べた人々のこと、そして敦賀のまちの人たちが迎え入れた様子を後世に伝えている資料館です。
第二次世界大戦中、リトアニアに赴任していた杉原千畝氏が発給した「命のビザ」によるユダヤ難民救出に複数の協力者がいたことや、ポーランドには悲惨な歴史があり1920年代にポーランド孤児が敦賀港に上陸したことは知りませんでした。
100年前のシベリアからの救出劇!765人のポーランド孤児と日本人の奇跡の物語(和楽web)
須坂市と吉向焼
江戸時代末期、須坂藩第11代藩主 堀直格(なおただ)は、日本でも指折りの陶工・吉向行阿(ぎょうあ)父子を招聘し、お庭焼きとして吉向焼窯を開かせ、約9年間、茶器を中心として多彩な作品が製作されました。
大阪府交野市(かたのし)では2025年3月、吉向焼が指定文化財(無形文化財)に登録されました。
また、2025EXPO大阪・関西万博の大阪ウィーク(5月)では、交野市ブースで「大阪の古窯 吉向松月窯」として歴史解説・歴代作品の展示が行われました。そのなかで、須坂市にも触れていただきました。
第97話 吉向治兵衛(初代)(1784〜1861年)(関西・大阪21世紀協会)
【九世 吉向松月の作品展が長野市で開催されます】
会期:2025年10月23日(木曜日)~29日(水曜日)
会場:ながの東急百貨店・別館シェルシェ4階美術サロン
最終日は午後3時閉場
入場:無料
作家来場日:会期中、全日(都合により変更になる場合あり)
長野県職員に感謝
市民の方から、長野県営業局、銀座NAGANO、こども・家庭課、長野保健福祉事務所職員に対し、感謝の言葉をいただきました。
(長野県営業局・銀座NAGANO・長野都市ガス・東京ガスは、連携して、自主的にふるさと納税で困難な状況にある須坂市のぶどうの支援をしてくださいました。また、イオンモール須坂の関係では、長野県子ども家庭課・長野保健福祉事務所職員が困難な事案に対し親切に対応してくださいました。)
2025年10月16日(木曜日)
須坂芸術祭 HIBIKI 1st
「蔵の町」から「蔵と文化の町」へ、を標ぼうして「須坂芸術祭 HIBIKI 1st」が、2025年11月1日~11月3日に開催されます。
【須坂芸術祭HIBIKI ホームページから引用】
大正から昭和にかけて、須坂には文化芸術を愛し広めようとする気風があふれ、数々の音楽や作品を残しています。
今、先人たちの熱い想いを引き継いで、須坂芸術祭HIBIKIが始動します。
多様性が求められる時代、だからこそ本物を知る機会を大切にしたい。
伝統的な蔵の町並みに響く音色が、未来を紡ぎます。
・・・「蔵と文化の町 須坂」へ。
---引用終わり---
小林雅彦 響の会会長(前須坂市教育長)は、ホームページで次のようにご挨拶をされています。
---須坂芸術祭HIBIKI ホームページ ごあいさつ---
「響の会」は、日常生活の中に文化芸術があふれる須坂市になることを夢見る市民有志により、2024年に立ち上げた会です。先人の思いを今につなげ、「蔵と文化の町 須坂」をめざして活動を始めました。明治・大正から昭和の初めにかけて、須坂は「製糸の町 須坂」としての創成期を迎え、大きな賑わいを呈しておりました。製糸工場の煙突は60本を超え、工女6000人余りをかかえる活気あふれる日常がありました。その中にあって、文化芸術を愛でる気風も盛んであり、音楽・美術・伝統芸能等、多くのジャンル間の交流も含めて、活発な活動が行われていました。中でも大正12年に発表された中山晋平作曲による「須坂小唄」は、地方発の新民謡第一号となり、全国で歌われるまでになりました。
その後、製糸業が衰退した後も、文化芸術を愛する気風は消えず、それぞれのジャンルで脈々と受け継がれてきました。例えば音楽では、山田耕筰作曲による「須坂市民歌」、藤山一郎作曲による「須坂音頭」など、巨匠たちによる味わい深いメロディーに包まれる町になりました。(詳細はぜひ、『清水弥平物語』をご覧ください)
時は巡り、2024年、須坂市は「製糸町・商家町」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。これは、美しい蔵の町並みを後世に残そうとした先人たちの美意識に支えられた取組の大きな成果であるといえるでしょう。
今、須坂市は、様々な意味で大きな変革期を迎えようとしております。私たち「響の会(市民有志)」は、この時期に、創成期からの文化芸術を尊ぶ気風に学び、新しいものを創り出したり人の心に直接訴えたりできる文化芸術の力が、市のさらなる活気や発展に向けての大きな鍵となるのではないかと考えました。その思いから、今年11月1日から3日まで、重伝建地区の建物の一部もお借りして、音楽・絵画・陶芸・舞踊・紙芝居・ワークショップ等々、文化芸術のイベント「須坂芸術祭HIBIKI」を企画いたしました。なお、企画に際しては、出演してくださる皆様や協賛してくださる皆様の多大なご支援をいただいておりますことも、私たちの大きな励みとなっております。
市内外からお越しいただくご来場の皆様方には、須坂の先人が残してくれた力強く豊かな息吹の漂う建物の中で、歴史・音楽・アートに触れる体験を通して、ご自分の内に秘められた美を求める心との対話の時間を作っていただけたら幸いです。---引用おわり---
「響の会」は、須坂市などの行政の金銭的支援を受けず、崇高な理想に基づく自主的自律的な活動です。参加されるアーティストのみなさんも、崇高なお気持ちでのご出演です。
その中のひとつ、11月1日(土曜日)午後3時30分から旧上高井郡役所で行われるコンサートでは、小巻風香さん(メゾソプラノ、長野市出身)と山本貴志さん(ピアノ、長野市出身)のお二人が「唱歌のふるさと北信生まれの二人が贈る歌の花束」と題し、中山晋平・山田耕筰などの歌曲をはじめ美しい日本の歌曲とアイルランド民謡を披露されます。
このほかにも、クラシック、ジャズ、フラメンコ、踊り、落語、絵画など、バラエティーに富んだイベントが盛り沢山の3日間です。須坂芸術祭へぜひお出かけ下さい。
中山晋平の映画「シンペイ 歌こそすべて」もイオンシネマ須坂で上映中です。
2025年10月9日(木曜日)
イオンモール須坂グランドオープン
2025年10月3日(金曜日)、県内初出店58店舗を含む約170の専門店が出店する「イオンモール須坂」がグランドオープンしました。
1階「SUZAKA蔵」ゾーンには、須坂市の農産物・特産品の販売や観光PRなど須坂市の魅力を発信する「畑と台所 須坂市ブース」が出店するほか、中央南入口に面した約4,500平方メートルものスペースには、オープンガーデン「SUZAKAノ庭縁(ていえん)」が造園され、地域と連携した新たな交流拠点として期待されます。
日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士が、ノーベル賞受賞後にこれからが重要とおっしゃったと聞いたことがあります。イオンモール須坂もこれからが重要です。
イオンモール須坂の建設にあたり、市職員は様々な面で熱心に自分事として対応してくれたと、イオングループ関係者をはじめ開発事業者の長工から感謝の言葉をいただきました。私はオープニングの祝辞で謝意と合わせて、お世話になった方は「同志」であると申し上げました。(真に自信、誇りがある市職員は、縦割り意識ではなく、市民目線で大きな目的のために尽力しています。)
グランドオープンにあたり大きな交通渋滞が起こらなかったことは、イオンモール須坂をはじめ長野県、長野県警、NEXCO東日本、公共交通事業者、開発事業者、立地企業、市役所などの緊密な連携の成果です。
10月3日のオープニングセレモニーでは、須坂応援大使で野菜ソムリエ上級プロのNAHOさんが司会をされました。
セレモニーで披露された須坂市消防団ラッパ隊の吹奏は、厳粛のなかにも力強さがありました。
そして、お客様の整然としたマナーのよい入店に関係者の方が驚いていました。
【バス停「イオンモール須坂」】
イオンモール須坂の開業に伴い、イオンモール須坂建物前にバス停が設置されました。須坂駅からだけでなく、長野方面や屋代、松代、綿内方面からもイオンモール須坂へ往来できます。土・日曜日、祝日は須坂駅から快速便の運行もあります。
須坂駅⇔イオンモール須坂 片道運賃:中学生以上300円、小学生150円
10月10日(金曜日)~13日(月曜日・祝日)にバスを利用してイオンモール須坂へお越しの方、各日先着300人に記念品をプレゼントします。(市職員がアイデアを出し、長電バスと共創しました)
【「シンペイ~歌こそすべて」舞台挨拶】
信州で生まれ育ち「ゴンドラの歌」「東京音頭」など数々の童謡や新民謡を作曲し、カッタカタ祭りの須坂小唄の作曲もした中山晋平の生涯を描いた映画「シンペイ~歌こそすべて~」
10月4日(土曜日)、イオンモール須坂グランドオープンを記念し、舞台挨拶付き上映会が行われました。上田市出身で晋平の母を演じた土屋貴子さん、神山征二郎監督、新田博邦プロデューサーが登壇されました。司会は須坂応援大使の小林知美さんでした。小林知美さんは劇中、雨宿りする子どもを迎えに来る母親役で出演されています。母と子の情愛を感じる場面です。
映画のロケにあたっては、協力した市役所職員が新田博邦プロデューサーから感謝されました。
【鎧塚俊彦パティシエイベント】
開催日:10月13日(月曜日・祝日)午後2時~3時
会場:イオンモール須坂のイベントの庭(SUZAKAノ庭縁内)
トークイベント、須坂市産ぶどうを使ったロールケーキ(限定150個)販売など
鎧塚さんに市民の方が作った「やしょうま」と「ケーキ」を差し上げたいと考えています。須坂市が「お菓子な街・須坂」になったのは、鎧塚さんのお陰と感謝しております。
【地域連携】
- 1階のインフォメーションセンター横のデジタルサイネージで、須坂市のお知らせや催し等を告知しています。
- 全国のイオンシネマにて30秒の須坂市紹介動画を放映しています
- 3階「ASOBLE」では3本の須坂市紹介動画を放送しています
- コラボ・オリジナルイオンモール須坂限定商品販売等…久世福商店、ユニクロ、グラニフ、Green Parks、未来屋書店 など
【「風琴(ふうきん)~あるリードオルガン修復家のあしあと~」上映】
昔はどこの学校でも見られた足踏みオルガン(リードオルガン)。
須坂市在住のリードオルガン修復家の和久井輝夫さんは、現在、リードオルガンを製造するメーカーがないなか、日本各地でリードオルガンの修復を手掛けている。修理の様子とリードオルガンの歴史、その魅力を支える人々を描くドキュメンタリー映画が上映されます。修復されたリードオルガンは、映画「シンペイ~歌こそすべて」でも使用されています。
上映期間:11月14日(金曜日)~20日(木曜日)
会場:長野相生座・ロキシー
【鎧塚俊彦パティシエ「須坂フルーツロール実演試食会」】
開催日:10月13日(月曜日・祝日)午前10時~11時
会場:bota
鎧塚さんがbotaキッチンスタジオで実演調理し、ご来場の皆さんに試食していただくイベントです。終了後にイオンモール須坂のイベントに行かれます。強行スケジュールに恐縮しております。
【吉沢亮さん主演「ぼくが生きてる、ふたつの世界」須坂市上映会】
聴覚障害をテーマに、ろう者の両親のもとに生を授かった一人の青年の心の成長を通して、社会共生や家族のありようを問い直す映画。ともに支えあいながら生きることのできる地域社会をめざし、住民のみなさんに、ろう者および手話言語についての理解を広めていきます。
上映日時:11月16日(日曜日)午前の回:10時30分・午後の回:2時:30分
会場:メセナホール大ホール
鑑賞券:前売券1,200円、当日券1,500円(大学生1,300円、小中高生800円)
市聴覚障害者協会、須坂市手話サークルなどの須坂市上映実行委員会のチームワークがとてもいい。
2025年10月2日(木曜日)
イオンモール須坂 モールコンセプト「このまちで ずっと つながる つなげる」
2025年10月3日午前9時、長野県最大級のイオンモール須坂がグランドオープンします。地権者および地域の皆さま、市議会、各種団体などが「オール須坂」で取り組んだ成果です。
イオンモール株式会社はじめイオン各社では「このまちで ずっと つながる つなげる」をコンセプトに熱心に取り組んでいただきました。オープンガーデン「SUZAKAノ庭縁(テイエン)」の設置、市との地域貢献連携協定締結、須坂市ブースの出店協力、被災時の復興拠点機能確保などがその例です。
イオンモール須坂グランドオープン(イオンモールプレスリリース)
開発事業者の「長工」におかれましては、多くの方々の要望に沿って、丁寧に対応をしていただきました。
私は、イオンモール須坂は須坂長野東インターチェンジから至近の立地により、須坂市のみならず北信を含めた地域振興ができると信じています。
イオンシネマ須坂では、中野市出身の中山晋平の生涯を描いた映画「シンペイ~歌こそすべて」が上映されます。
映画は須坂市でもロケが行われ、北信に縁の深い作品でもあります。
インター須坂産業団地開発にあたり、国、県などの関係機関にもさまざまなご支援をいただきました。これらのご恩を忘れずに立地企業の皆さまとともに「より魅力ある団地」に共創の理念で取り組んでまいります。
インター須坂産業団地交通対策
現在、多くの方が心配をされている交通対策は、ハードとソフトの両面から次の対策を実施しております。
これまで行ってきた周辺道路整備や施設出入口及び駐車場整備等のハード対策は、通常営業で想定される最大の交通量に基づき整備しておりますが、開店当初は多くの来客があることや、初めて須坂に来られる方も多いことから、出入口や駐車場の配置に不慣れのため混雑することが予想されます。このため、2024年11月から交通検討会議を開催し、開業時のソフト対策について長野県須坂建設事務所、長野県警、NEXCO東日本、長電バス株式会社、各立地企業、開発事業者、須坂市の9者により、交通安全対策、交通円滑化対策、自動車の総量抑制、来店者への事前周知と、大きく4つの観点で検討を行ってまいりました。具体的な対策につきましては、下記のホームページに掲載しておりますのでご確認ください。
観光集客施設開業に向けた交通対策 (PDFファイル: 13.3MB)
対応が必要な事態が発生した際には、関係機関と連携した対応を実施してまいります。
更新日:2025年10月31日