市長のコラム 2023年9月

更新日:2025年03月21日

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2023年9月28日

平成5年9月須坂市議会定例会閉会あいさつも踏まえて

議案第50号「須坂市犯罪被害者等支援条例」の制定について、当該条例の施行日を修正する修正案が可決されました。
施行日を「10月1日」から「公布の日」に修正いただいたことは、本条例の一刻も早い施行を目指す中で、大変ありがたいと思っております。今後は、特段の理由がない限りは施行日を公布の日にしてまいります。
なお、この条例案の作成にあたりましては、担当職員が、万が一を考慮して一刻も早い制定を目指し、先に制定した近隣市などから情報を得て条例案を作成したことを報告させていただきます。
上記以外の議案は、2022年度決算認定を含めてすべて原案のとおり可決されました。

8月29日の特別委員会でもお知らせしたとおり、「(仮称)イオンモール須坂」が2025年秋に開業予定と発表になりました。また9月25日には「(仮称)ルートイン須坂」の起工式が執り行われ、2024年12月に完成予定と発表になりました。イオンモール株式会社、ルートインジャパン株式会社は、ともに須坂市議会を始め市民の熱意を受け、特別に今回の発表をしてくださいました。それぞれの対応に感謝を申し上げます。

【ルートインジャパン株式会社の小名木義孝専務の記者会見での発言】
・我々が地域に期待されているということを痛切に感じている。
・非常にアクセスがいい。
・ここのホテルを拠点に色々な所に回れると考えている。

【三木の発言】
・観光を含めて長野広域、北信地域の発展になることを期待している。
・イオンモール株式会社、ルートインジャパン株式会社をはじめ、すべての立地企業各社には、建築費の高騰など課題がある中で地域の期待に応えるべく建築などの取組みを進めて頂いていることに感謝申し上げます。


「須坂蔵の町スクウェア(旧 須坂中央駐車場広場)」を始め、市内各地でイベントが数多く開催されています。近年、須坂市はイベントが多いといわれています。
9月17日に行われたはるな愛さんをお呼びしたイベント「あいふぇすin須坂市」で、はるな愛さんと地元出演者、観客、老若男女が一体となり楽しめたことから、人と人とのつながりが希薄になるなかで、こうしたイベントの大切さを改めて感じました。また多くの市民から、若者が頑張っていることが嬉しいし、応援したいという声もお聞きしました。

恋人の聖地「須坂アートパーク」では、9月28日から「恋華めぐり2023」としてさまざまなイベントが行われます。
高甫小学校で行われる予定の華道家假屋崎省吾さんによる「花育特別授業」を皮切りに、9月30日は世界の民俗人形博物館で「假屋崎省吾さんによるトーク&デモンストレーション」、9月30日と10月1日の両日は「クラフト&アートフェア2023」、「オープンガーデンめぐり」、9月30日から10月7日にかけては歴史的建物園で假屋崎省吾作いけばな特別展示が開催予定です。
ぜひこの機会に須坂アートパークで假屋崎省吾さんの世界を体験してください。昨年アートパークで開催された假屋崎さんのいけばな展で、何人かの華道団体の方と懇談をさせていただきましたが、皆さん假屋崎さんの作品に感嘆されていました。想像力と感性を引き出す「本物に触れる」機会とし、これを未来につなげていきたいと考えています。

2019年10月の台風で被災した林道米子不動線が5月に開通し、約3年半ぶりに米子大瀑布への立ち入りが可能となりました。秋の行楽シーズンは賑いが期待されます。市としても多くのお客さまにお越しいただくよう、また米子大瀑布を訪れた人たちに市内も周遊してもらえるよう、しっかりPRしていきたいと考えています。
紅葉シーズンとなる10月の土日祝日(10月7日、8日、9日、14日、15日、21日、22日)はマイカーを規制して、「湯っ蔵んど」と「米子大瀑布」の間をシャトルバスが運行します。バスは目線が高いので、自家用車から見る紅葉とはまた違った味わいがあります、ご利用ください。

10月8日は第35回信州須坂ランニングフェス、10月21日に「パンフェスティバル」、10月25日~11月12日は第36回信州須坂大菊花展など、さまざまなイベントが予定されています。多くの市民の皆さまにご参加いただき、信州須坂の爽やかな秋を楽しんでいただきたいと思います。
(信州須坂ランニングフェスは出場予定者数1192人。多くの事業者から協賛金・協賛品をご寄付いただきました。ありがとうございました。)

私の進退について申し上げます。
「(仮称)イオンモール須坂の開業テープカットを考えているのではないか」という声に対し、私の尊敬申し上げる市民の方が「市長はそんな自分本位のことを考える人ではない」と否定してくださったということです。とてもありがたいお言葉です。
私が進退を明確にしないと、立候補の表明ができないとのご意見がありますが、須坂市と全く同日(2024年1月14日告示、同21日)に投開票予定の駒ケ根市長選には、現職の立候補表明前に市民が立候補表明をしています。2024年4月7日投開票予定の小諸市長選挙においても、すでに市民が立候補表明をしています。
立候補には、須坂市への熱い思いと使命感、決断力が必要と考えています。私は、残された任期において課題発見と解決を基本に、引き続き須坂市の一層の発展と市民福祉の向上のために、全身全霊で尽力してまいります。

 

2023年9月21日

映画『こんにちは、母さん』

上映中の映画、『こんにちは、母さん』を見に行きました。
山田洋次監督、吉永小百合さんと大泉洋さんが主演の、母と息子の物語です。家族、夫婦、父娘、会社、地域、戦争などから幸せとは何かを考えさせられました。鑑賞をおすすめします。
この映画は、須坂市出身の村石久二さんが創業されたスターツグループが特別協賛されています。
主演の吉永小百合さんと山田洋次監督は、ともに、村石久二さんが創設した『澄和Futurist賞』を受賞されています。
山田洋次監督は、2013年に信州岩波講座で講師をしていただきました。
そのとき(たしか昼食時だったと思います)、須坂市が「小林創コレクション」として、日本映画ポスター等を多数所有しているとお話すると、大変驚かれていらっしゃいました。
『こんにちは、母さん』には、八丁鎧塚古墳で「場踊り」をされ、田中本家博物館にも訪れてくださった田中泯さんも出演されています。

映画「歌こそすべて~中山晋平・歌と愛の生涯~」(仮題)

中野市出身の作曲家、中山晋平の生涯を描く映画のロケが、9月18日(月曜日)に旧上高井郡役所で、19日(火曜日)には旧小田切家で行われました。
長野県民は中山晋平に親しみがありますが、須坂市は須坂カッタカタまつりの須坂小唄が中山晋平作曲ですので、より親しみがあります。
主人公の中山晋平役は歌舞伎俳優の中村橋之助さん、監督は上田市で撮影された「ラストゲーム 最後の早慶戦」や「ハチ公物語」などで知られ、上田市在住で小県郡長和町に別荘を構える神山(こうやま)征二郎さんです。
映画の公開は2024年後半の予定とのこと、今から楽しみです。

2023年9月14日

秋のイベントが盛りだくさんの須坂市

須坂市は秋もイベントが盛りだくさんです。
須坂市役所が関係するイベントは、ほとんどが国の支援金を活用しています。これは市役所職員の努力の成果です。
そして長野経済研究所をはじめ、株式会社アドソニック、信州須坂観光協会、地域おこし協力隊など多くの皆さまにもご協力いただいています。
須坂市は民間主体のイベントも多くあり、今では、須坂市はイベントの多い地域といわれています。

週末に開催する、はるな愛さん、パティシエの鎧塚俊彦さんに出演していただくイベントを紹介します。

【音楽と歌とダンスの祭典、おいしいモノいっぱいフェスティバル!】
2023年9月17日(日曜日)午前10時~4時
会場:須坂中央駐車場広場

午後1時~3時は特別ステージ「あいふぇすin須坂市-元気と笑顔が一番-」
地元ダンスチーム、保健補導員チーム、剣舞など多彩なチームの舞台、そしてはるな愛さんのステージが楽しみです。
(特別ステージのゲストですが、偶然にも、須坂市がお世話になっているお二人の方がそれぞれに、はるな愛さんを推薦されました。)

【おいしいスイーツや特産品が終結!須坂スイーツフェスタ】
2023年9月23日(土曜日)、24日(日曜日)午前10時~午前4時(24日は午後3時まで)
会場:須坂アートパーク
スイーツマルシェ、信州須坂健康スムージー、ぶどうマルシェを開催。

スペシャルプログラム!「鎧塚俊彦さんのスペシャルトークセッション」
9月23日(日曜日)午前11時~
会場:須坂版画美術館(須坂アートパーク内)
入場無料(午前10時から須坂版画美術館前にて受け付け、先着順)

「鎧塚シェフ考案、本イベントのオリジナルスイーツ限定販売」
9月23日(土曜日)午後2時~3時30分
購入いただいた方、先着100名にサイン&記念撮影あり


鎧塚さんの奥様、川島なお美さんは熱心に動物愛護活動をされていました。「イヌ・ネコの殺処分をゼロに」という遺志を継ぎ、鎧塚さんは現在、エンジン01文化戦略会議の「動物愛護委員会」委員長を務めています。

「ToshiYoroizuka(鎧塚俊彦さんのfacebook)」から引用
「ある犬のおはなし」
数分で読めてしまう絵本ですが何度も読み返し、そしてその都度涙が零れます。
人間の都合で可愛いがられたり、捨てられたり、殺されたりしてしまうワンちゃんや猫ちゃん達。
動物達の命について改めて考えさせられます。
この本の素晴らしい所は「ある犬のおはなし」で検索してみて下さい。
誰でも無料で読め、そして印刷して配布する事さえも許して下さっています。
少しでもこの物語の中の犬のような可哀そうな犬猫がいなくなる事を願って。
(引用終わり)

 

2023年9月7日

須坂市議会インター周辺等開発特別委員会での説明

2023年8月29日午後2時、須坂市議会インター周辺等開発特別委員会が開催されました。その際の、私の説明です。

本日、イオンモール株式会社から「(仮称)イオンモール須坂」の計画概要についてリリースが行われましたので、その内容についてお知らせいたします。(注1)
これまで、建築資材等の高騰などにより調整を進めておりましたが、建築工事に着手する段取りがついたことから、詳細について本日午後2時、発表がありました。

一番関心の高い開店予定時期について、当初2024年春の予定でしたが、建築着工の遅れ等により2025年秋の予定とのことです。
建築規模については、延床面積が約91,000平方メートル、総賃貸面積が約63,000平方メートル、建物構造は、鉄骨造で地上3階建て、一部4階建ての予定です。(三木注:当初の規模を縮小したのではないかという疑問がありますが、そのようなことはありません。)

イオンモール株式会社では物価上昇の影響、建築資材や職人の確保について、さまざまな検討をしていただいたとお聞きしましたが、地域の期待に応える大きなモール建設を決定いただき、大変ありがたく思っています。
なお、敷地面積が約167,000平方メートルで、以前に公表された面積から増加していますが建築工事を行うにあたり正確に計測したためで、範囲に変更があるわけではありません。
外観イメージパースも公表となりました。(注1)

今回の発表は、通常であれば建築着工時に行われるものですが、中島義浩委員長を始め市議会議員の皆さまのご支援、市民の皆さまの強い期待に応えて、イオンモール株式会社が特別におこなってくださった発表です。
着工時期は具体的になっておりませんが、今後、確認申請やゼネコンによる工程調整、資材の発注など建築工事の準備に入る予定と聞いています。物価の高騰など課題がある中で、地域の期待に応えるべく建築着工に向けた取組みを進めていただいていることに感謝申し上げます。

引き続き、市としてイオンモール株式会社をはじめ立地企業の皆さま、地域の皆さまにとってプラスになるように取り組んでまいります。

「(仮称)イオンモール須坂」の正式名称について

店舗の名称は、須坂市を将来にわたって全国に発信していただくため大変重要です。
2021年11月17日に、須坂市は市議会や須坂商工会議所の皆さまとともに、イオンモール株式会社の岩村康次社長あてに店舗名称を「イオンモール須坂」にしていただくよう、正式に要望書を提出し、このたび「(仮称)イオンモール須坂」と決まりましたが、私は、よりよいものがあれば市議会や商工会議所へ相談して、変更していくべきと考えていました。
「(仮称)イオンモール須坂」は県内最大規模の信州を代表するイオンモール、商業施設となる予定です。須坂市の観光集客施設として位置付けていますが、「須坂」の知名度は現在十分とは言えない。そういった中で、「信州」という言葉が持つ豊かな魅力(自然、歴史、果物等)から、名称に「信州」を付けることで一層の誘客が期待できるのではとの思いもあります。松本市のように知名度の高い市であっても「信州松本空港」のように信州を付けていますし、高速道路のサービスエリアでは、信州そば、信州おやきなど「信州」を付けた物産が数多く販売しております。
しかし、検討の過程において「須坂の知名度が不十分ということであれば、この機会に「須坂」を更にPRしていくべき」との助言があり、もっともと思いましたので、当初のとおり店舗名称は「イオンモール須坂」にしていただくよう、引き続きイオンモール株式会社へ要望してまいります。

「長野県須坂市」「信州須坂市」

最近はパンフレットなどに、「信州須坂市」または「長野県須坂市」と記載するようにしています。
その理由は、須坂市の知名度が低いため、県外にパンフレットを配布しても長野県内の市と理解されない場合があること、「須坂」だけでは「市」だと理解されない場合があること、また千曲市にも須坂という地名があり、混同を避けるためです。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 政策推進課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9017 ファックス:026-246-0750
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