須坂市小中学校プールのあり方検討について
須坂市小中学校プールのあり方検討について
須坂市教育委員会では、老朽化が進む小中学校プール施設の維持管理と、これからの水泳授業について検討をしています。
市民の皆様に検討の内容をお伝えします。
小中学校プールを取り巻く状況
かつての水泳授業
- 泳力によって帽子の色を変えたり、帽子に白や黒の線を付けたりした。
- 毎日水泳の授業があった。
- プール開所機関は放課後も泳げた。夏休みはプール開放をしていた。
- 9月に各校で水泳大会を実施したり、市内の6年生が集う水泳大会も開催されたりしていたため、年間約3か月稼働。
- 教職員の人数が多く、プール管理に係る一人当たりの負担も大きくなかった。
現在の水泳学習
- 水泳授業時間は減少(年間8限~12限)
- 泳力を競わせる学習はしていない。
- 放課後や夏休みの開放はしていない。
- 6月中旬にプール開きをして、夏休み前に終了。年間稼働期間は約1か月。
- 教員数の減により、プール管理に係る一人当たりの負担が大きい。
プールに係る費用
- 建設費 約1憶5,000万円~
- プールシート防水工事 約2,500万円(耐用年数10~20年)
- ろ過循環器改修工事 約1,800万円(耐用年数10~20年)
- その他の維持費 年間約30万円(水道代、薬剤費等)
こうした水泳学習の変化に合わせて、市内小中学校のプールの施設のあり方、水泳授業のあり方について検討することとしました。
須坂市と同様に、プール施設の老朽化とその対応について検討を進めている自治体は全国にあり、学校プールの共同利用、公営プールの活用、民間プールの活用等により、老朽化したプールを更新しない自治体が増えてきています。
2023年度は、豊丘小学校の水泳授業を高甫小学校のプールを利用して実施することとしました。
2023年度の豊丘小学校の水泳授業について (PDFファイル: 365.3KB)
また、2023年度に小中学校のあり方検討会議を開催し、学校プールのあり方と水泳授業の実施方法について、保護者や学校職員の意見を聴いています。
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更新日:2024年03月26日