地震による電気火災・通電火災から家を守ろう
地震による電気火災から家を守ろう
地震による火災の過半数は電気火災です。そして電気火災の多くは、停電が復旧した際の「通電火災」です。
平成7年の阪神・淡路大震災では、神戸市内で157件の建物火災が発生しました。原因が特定できた55件のうち35件が電気火災、そのうち33件が通電火災でした。
平成23年の東日本大震災の本震における火災では111件の火災が発生、原因が特定されたものが108件、その過半数が電気関係の火災でした。
電気火災の事例1:地震で本棚が倒れストーブの近くに本が散乱、停電復旧後にストーブが作動し、本などに着火し火災に。
電気火災の事例2:地震で家具が転倒し、電気コードが下敷きになったり引っ張られて損傷、通電後にショートして近くの燃えやすいものに着火し火災に。
1.地震の際、まずは身の安全を守りましょう
地震の際は、まず身の安全を守りましょう
2.避難などで家を空けるの際のお願い
揺れが収まった後に火の始末、電化製品の電源を切る、プラグをコンセントから抜く、避難など家を空ける際にはブレーカーを落とし、出火防止に心がけるようお願いします。
(1)電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜く

(2)自宅を離れる際はブレーカーを落とす

(3)復旧後や避難から戻ったら、機器に破損がないこと、近くに燃えやすいものがないことを確認する

(4)電気器具から煙やにおいがないか注意を払う

対策には感震ブレーカーが効果的です!
「感震度ブレーカー」は、地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止めるブレーカーです。
分電盤タイプ、コンセントタイプ、電気工事が必要なタイプ、不要なタイプとあります。住宅分電盤の種類に適した製品をお選びください。

この記事に関するお問い合わせ先
消防本部
所在地:〒382-0912 長野県須坂市大字小山1306番地
電話番号:026-245-0119
ファックス:026-248-4460
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更新日:2024年07月30日