地震による電気火災・通電火災から家を守ろう

更新日:2024年03月26日

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地震による電気火災から家を守ろう

地震による火災の過半数は電気火災です。そして電気火災の多くは、停電が復旧した際の「通電火災」です。

平成7年の阪神・淡路大震災では、神戸市内で157件の建物火災が発生しました。原因が特定できた55件のうち35件が電気火災、そのうち33件が通電火災でした。

平成23年の東日本大震災の本震における火災では111件の火災が発生、原因が特定されたものが108件、その過半数が電気関係の火災でした。
 

電気火災の事例1:地震で本棚が倒れストーブの近くに本が散乱、停電復旧後にストーブが作動し、本などに着火し火災に。
 

電気火災の事例2:地震で家具が転倒し、電気コードが下敷きになったり引っ張られて損傷、通電後にショートして近くの燃えやすいものに着火し火災に。

1.地震の際、まずは身の安全を守りましょう

地震の際は、まず身の安全を守りましょう

2.避難などで家を空けるの際のお願い

揺れが収まった後に火の始末、電化製品の電源を切る、プラグをコンセントから抜く、避難など家を空ける際にはブレーカーを落とし、出火防止に心がけるようお願いします。

(1)電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜く

コンセントから電源プラグを抜いている写真

(2)自宅を離れる際はブレーカーを落とす

コンセントから電源プラグをき、ブレーカーを落とした写真

(3)復旧後や避難から戻ったら、機器に破損がないこと、近くに燃えやすいものがないことを確認する

電気ストーブの近くに燃えやすいクッションが置かれ、電気ストーブに破損がないことを確認する様子の写真

(4)電気器具から煙やにおいがないか注意を払う

電気器具の冷蔵庫とテレビから煙や臭い出ている様子を描いた注意を払う写真

対策には感震ブレーカーが効果的です!

「感震度ブレーカー」は、地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止めるブレーカーです。

分電盤タイプ、コンセントタイプ、電気工事が必要なタイプ、不要なタイプとあります。住宅分電盤の種類に適した製品をお選びください。

4種類の感震ブレーカーと説明が書かれた写真

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部
所在地:〒382-0094 長野県須坂市大字小山1306番地
電話番号:026-245-0119
ファックス:026-248-4460
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