【誤発信を防ぐために】スマートフォンの自動119番発信機能を知ってください
近年発売されたスマートフォンやスマートウォッチには、本体が激しい衝撃を受けた場合、自動で119番通報する機能が搭載されているものがあります。
(自動車事故などの衝撃を感知し、119番通報するための機能です)
この機能による「誤通報」が県内でも多発しており、本来必要のない救急車の出動が増えています。
ご自身のスマートフォンに、この機能が搭載されているかを確認し、適正利用をお願いします。
![スマートフォン、スマートウォッチのイラスト](http://www.city.suzaka.nagano.jp/material/images/group/24/20230203_smart119.jpg)
119番通報を受けた消防機関では、電話口で通報内容を確認できない場合
「かけ間違い」か「通報者が電話の繋がった状態で意識を失った」のか、判断ができません。
通報内容を確認するため、発信元に折り返し電話をしたり、119番通報がされた際に共有される位置情報を基に、発信場所付近に消防車両で向かい、倒れている人がいないかなど通報者の捜索を行うことがあります。
例えば…
- スキーやスノーボードでの転倒やジャンプの着地時の衝撃
- スマートフォン本体の落下 など
![スキーやスノーボード、本体の落下による衝撃で119番通報が始まってしまうイラスト](http://www.city.suzaka.nagano.jp/material/images/group/24/jidoutuuhou_02.png)
消防署からのお願い
転倒やスマートフォン落下により、誤って119番通報が始まってしまった場合、次の対応をお願いします。
画面に警告が出るので、20秒以内に「キャンセル」してください
機種によっては、激しい衝撃を検出して119番に発信する前に「警告の画面表示」と「警告音」で利用者に通知するものがあります。
救急車・消防車が必要でない場合、利用者自身で119番の「発信をキャンセル」してください。
119番通報が始まってしまった場合
電話を切らずに「間違いでした、救急車・消防車は必要ありません」とお伝えください。
通報を切ってしまった場合
消防機関から固定電話の番号で折り返し電話をします。
必ず折り返し電話に出て、「間違いでした、救急車・消防車は必要ありません」とお伝えください。
場所の特定が可能で応答がない場合、救急車等が出動します!
スマートフォンの設定状況を確認するには?
警告の表示や自動で119番を発信する機能の設定状況は、次の方法で確認することができます。
iPhoneの場合(iPhone14以降)
設定 App を開きます。
[緊急 SOS]をタップします。
[激しい衝突事故発生後に電話]のスイッチの状況でオンかオフか確認できます。(初期設定では、オンになっています)
(注意)あわせて、Apple社のサイトもご覧ください。
事故に遭ったときに iPhone や Apple Watch の衝突事故検出で助けを呼ぶ(Appleのサイト)
問い合わせ先
須坂市消防本部 警防課
電話番号:026-245-4900(直通)
ファックス:026-248-4460
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更新日:2024年03月26日