医療費控除について
医療費控除とは
本人や本人と生計を一にする親族のために支払った医療費の合計金額が1年間で一定の基準を超えた場合には、医療費控除を受けることができます。
ただし、高額療養費などの給付金や生命保険契約などに基づく入院保険金などの補てん金額を差し引いた金額が対象となります。
計算方法
手続き方法
医療費控除を受ける場合は、所得税の確定申告または市・県民税の申告をする必要があります。申告する際には、「医療費控除の明細書」の作成・添付が必要です。
高額療養費の支給対象になる場合があります
医療費の自己負担額が高額になったとき、申請により高額療養費が支給される場合があります。
高額療養費は医療費控除額を計算する際に差し引くため、該当すると思われる方は確定申告をする前に加入している健康保険組合などに確認してください。
注意事項
- 医療費控除の申告をしても、申告の内容によっては所得税や市県民税が減額されない場合もあります。
- 医療費控除の申告は、所得税や市県民税の税額を下げるものであり、医療費が還付されるわけではありません。
- 医療費控除の明細書や医療費通知を添付する場合も、自宅で領収書を5年間保存する必要があります。
- 通常の医療費控除とセルフメディケーション税制の併用はできません。
更新日:2024年12月20日