「須坂市ファミリーサポート」とは?須坂市子育て支援センターに行ってきました

更新日:2025年06月11日

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移住先での子育て。いざという時「頼れる人がいない」という不安はありませんか?

シルキービルを南から見た外観

須坂市駅前ビルシルキー

須坂市には「ファミリーサポート」というお子様のお預かりに関する支援があります。こちら、依頼会員が提供会員にお子様のお迎えや預りを依頼できるというもの。
「これはとても良い制度なのでは?」というわけで、「須坂市ファミリー・サポート・センター」のある、須坂市子育て支援センターまでお話を伺いに行ってきました。

「須坂市ファミリー・サポート・センター」のある子育て支援センターとは!?

子育て支援センター前に掲示されている案内。会館日時月曜日から土曜日の9時から16時までという案内の文字

須坂市子育て支援センターは須坂駅前のシルキー1階にあります。
施設内は「須坂市ファミリー・サポート・センター」があるだけでなく、子育て支援についての様々な取り組みや、イベント開催など、様々な役割を担っています。(注意1) センターやセンターが入っている「bota(ぼーた)」(注意2) についてもご紹介したいのですが、今回はファミリーサポートについてご紹介いたします! 
と思ったのですが…。施設内に入ると、早速明るく広々とした空間に目を奪われ夢中に。当日対応いただきました原先生に、施設内を案内いただきました。

施設内を少しだけご紹介

施設内はとにかく明るく広い!そして遊べるおもちゃが沢山!もちろん安全にも配慮されていて、親子での利用されることも配慮されていました。もちろんどこもピカピカできちんと整理されています。
おもちゃについても教えていただきます。木でできたおままごとセットは、マグネットが入っていて、アイスをコーンに重ねることができたり、お野菜を木の包丁でカットできる人気のおもちゃです。他にも、かわいく工夫されている職員さんの手作りのおもちゃ、センターならではのボールプールやお家や車やトランポリン、組み合わせたり乗ったりして遊べるサイズの大きなおもちゃもたくさん。先生も見てくださっているので、普段できないような自由な遊び方ができそうです。

子育て支援センターの内部

広々としたフロア

カラーブロックやフラフープ

フラフープやカラーブロック、ステップなどの遊具

保育士の先生による手作りおもちゃ

保育士の先生による手作りのおもちゃ

トランポリン

トランポリン遊びもできます

お昼寝室も完備

お昼寝室も完備

机と椅子が6つ。簡単な飲食の持ち込みもできるので飲食はこちらで

机と椅子のあるコーナーも。飲食物の持ち込みがある場合はこちらで

いよいよ本題「ファミリーサポート」とは

笑顔の原先生。手にはかんなちゃんのぬいぐるみを持ってくださっています

明るく朗らか!素敵な先生です。

須坂市ファミリーサポートとは?


須坂市及び連携中枢都市圏(長野市、高山村、千曲市、飯綱町、小川村、信濃町)在住の生後3か月~12歳のお子様をお持ちの保護者である「依頼会員」が、「提供会員」に、お子様の送迎、諸行事の際のお子様の預かり、病後児のお預かり、保護者のリフレッシュ目的でのお子様の預かりなどといった支援を依頼することができるものです。

利用の流れ

支援を受けたい会員は早めにセンターに申し込みをします。
センターはご依頼に合わせて最適な提供会員を依頼会員にご紹介します。
センターの役割は仲介。なので基本的なやり取りは依頼会員と提供会員の間でされ、報酬をやり取りすることはありません。
無事にマッチングが成立すれば、依頼会員と提供会員は事前打ち合わせを経て、当日を迎えます。
支援活動時間は午前6時~午後10時の間となります。
支援終了後は、報告書を作成、保護者にお渡しし、ご確認いただいてから報酬を支払いして終了となります。

支援内容について

どんな内容での利用が多いかについては、保護者の出勤時間とお子様の登校時間がどうしても合わず、お子様を学校まで送ってもらいたいという内容や、リフレッシュのための外出時間に預かっていて欲しいなど、支援の利用の目的は本当に様々…。気軽に依頼してほしいとのことでした。

実際の利用状況は?

すてきな制度ですが、実際には人が足りなくて「支援を受けられない」なんてことはないのでしょうか。
2024年5月時点で、依頼会員が568人、提供会員が56人,両方会員が11人となっています。提供会員に対して依頼会員が随分多いように見えますが、「いざという時のため」という理由で依頼会員登録をする方が多く、実際に支援を利用するのはそのうち一割程度なんだとか。

提供会員にはどんな人がいるのでしょうか

本当に様々で、子育ての終わったおじいさん会員、依頼会員との両方会員、看護師さんや、保育士資格をお持ちの方もいらっしゃいます。提供会員は皆様事前に講習を履修済の方しかいません。こういった部分も安心です。

支援は有償です。

有償で1時間あたり600円~ご利用いただけます。(規定あり。交通費がかかった場合は交通費もかかります。)
また、事故等に備えて登録会員は補償保険に加入します。保険料は須坂市ファミリー・サポート・センターが負担します。

原先生より

原先生は「この制度は、時間や曜日、内容など、自治体の枠組みの中でサポートしきれない部分をサポートできる制度である」とおっしゃいます。
助けが必要な時は遠慮せず、ご利用ください!

2025年度「提供会員養成講習」開講のお知らせ

さて、2025年度の「提供会員養成講習」が2025年8月後半からはじまります。
講座日程は、8月26日(火曜日)、8月28日(木曜日)、9月2日(火曜日)、9月3日(水曜日)時間は9時30分~(午前中)で開催。全科目必須(資格保有者によっては免除があります)(年度をまたいでの履修完了も可能)。ご興味のある方は、須坂市ファミリー・サポート・センターまでお問い合わせください。
私も受けてみようかしら。

さいごに

センターはお忙しいと思いますが、原先生をはじめ、施設の皆様から、あたたかくほっとするような対応をいただき、明るくホカホカした気持ちで施設を後にすることだできました。当日はご協力いただき、ありがとうございました!
須坂市に移住される子育て世帯の方にもbota含めてぜひ、お気軽に利用いただきたいと思います。(文中の情報は2025年6月の取材当時のものです。)

「須坂市ファミリー・サポート・センター」についてはこちらもご覧ください。

(注意1)「須坂市子育支援センター」について
(注意2)bota(ぼーた)について

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 政策推進課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9017 ファックス:026-246-0750
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