【市民の声】『シンプルにこだわるたい焼き屋「はなや」』 はなや 堀内剣治さん(八幡町)

更新日:2025年02月20日

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創業58年製法を変えずに守り続けるこだわりの味

「はなや」さんは、創業58年で創業当時の味を守り続けています。八幡町のたい焼き屋「はなや」さんのオーナーである堀内剣冶にお店のことや須坂の暮らしについてお聞きしました。

お店を始めたきっかけ

「父が上田市のたい焼き屋さんから技術を教わり、58年前に須坂市の桜木町通りで「はなや」を始めました。その後、桜木町通りには駐車場がなかったため駐車場が確保できる八幡町にお客さんの駐車場を用意するため引っ越しました。」

「私は3兄弟の次男ですが、長男が銀行に勤めることになり、店を開いて3年後に私が父の後を継ぎました。」

シンプルさにこだわる、たい焼き

「たい焼きの皮の原料は、小麦と水とふくらし粉しか使っていません。卵やクリーム、バターは使っていません。食物アレルギーの子供達にも食べていただきたいからです。そのような思いから、創業当初から一切、製法は変えていません」

一個ずつ丁寧に

「たい焼きは一個ずつ焼き型で焼いています。焼き型が4kgもあるため焼く作業が大変です。焼き加減が難しいのですが、一匹ずつ焼くことで素材の味が引き立ち、一味違う風味になります。」

「添加物が一切入っていないので、2時間ほど外に出しておくと固くなってしまいます。ですから出来立てをぜひ味わってもらいたいです。」

八幡町について

「八幡町に住んでいる方は、オープンな方が多いです。市外からの移住者の方は移住しやすい町かもしれませんね。引っ越し前の桜木町通りの皆さんも良くしてくれたのですが、八幡町の皆さんも良くしてくれます。」

「八幡町には、みこし愛好会があり、年に一度、お祭りの時にお神輿をかつぎ3時間ほど町内を練り歩きます。私も地域の方に誘われて入会しました。お店にも八幡町みこし愛好会の方がよく来てくださり、お店を宣伝して盛り上げてくれます。八幡町みこし愛好会の良いところは、昔から住んでいる方が新しく住んでいる方を柔軟に受け入れてくださり、一緒に汗をかきながらお神輿を担ぐところです。新しい方を柔軟に受け入れる文化のある八幡町は本当に良い町だと思います。」

「はなや」さんのたい焼きは優しくて香ばしい味がします。私もよく、たい焼きを買って、近くにある百々川緑地公園を散歩しながら景色の良いところで食べています。私も八幡町に住んでいますが、近くにスーパーがあったり、百々川緑地もあるので便利で自然が身近にあるので住みやすい場所です。移住を考えている方は、町の雰囲気を見るついでに、「はなや」さんで、たい焼きを食べてみてはいかがでしょうか?

(2015年12月 地域おこし協力隊 和田)

(インタビューの内容は取材当時のものです。)

はなや

  • 【住所】長野県須坂市墨坂南2-21-8
  • 【電話番号】026-245-2233
  • 【営業時間】9時30分~18時00分
  • 【定休日】日曜日

この記事に関するお問い合わせ先

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