【市民の声】『須坂の暮らしと農業』 果樹農家 北澤弥志さん(高橋町)
高橋町にお住まいの北澤さん
北澤弥志(やすし)さん(49)は、須坂生まれ須坂育ちで、現在は果樹農家としてぶどうとりんごを栽培されているそうです。
- 農業の大変さについて
「農業は天候に左右される仕事のため、そういった意味で大変ですね。丹精込めて育てても、台風でダメになってしまうこともありますからね。」「また、ぶどうの作業によっては、1日も遅らせられないことがあります。その時は、どんな天気でも畑で作業をしなければ、実の付き具合が悪くなってしまうんです。」
「大変ですけど、自然相手のことなので理解して、共生することが大切ですね」
- お休みは、どんなことをされていますか
「果樹農家は、年間を通して仕事をしていますが、収穫が終われば、あとは剪定作業などで、冬場は、休みも十分に取れます。」「私は、冬にはインストラクターとして、スキー場で楽しみながら働いています。」
「農家は繁忙期と閑散期がはっきりしています。比較的時間の余裕もあって、都会とは違った時間の流れがあり、四季を感じられるところがいいですね」
- 須坂の暮らし
「都会と比べると華やかさや、便利さ、遊ぶ所などはないです。また、近所付き合いも、都会とは違い、地区の行事やお祭りなど、地域の住人同士の関わりを大事にしています。住む地区にもよりますが、須坂市内でも、地域活動が盛んな所やそうでない所はありますね」
北澤さんは、農家として25年お仕事されており、ぶどうはシャインマスカットやナガノパープルなど5つの品種を栽培し、りんごはふじを栽培しているそうです。直接宅配も行っているそうで、お客様から、美味しかったというお言葉を頂くのが、仕事をする上でなによりの励みになるそうです。
北澤さん、インタビューへのご協力ありがとうございました。
(2015年2月 地域おこし協力隊 松田)
【注意】インタビュー内の情報は取材当時のものです。
更新日:2025年03月10日