【移住者の声】『暮らすとわかる須坂の便利さ』 会社員 山岸幸村さん(高橋町)
ご出身は山ノ内町の山岸さん
須坂園芸高校に通っていたという山岸さん。結婚を機に、須坂に移り住んで16年になるそうです。
- 須坂の暮らしで感じること
「須坂は便利だと感じますね。電車は1時間に数本走ってますし、バスもあります。」「地方に行けば電車が1時間に1本で、バスが無い所もあります。それに比べるとインフラに関しては十分だと思います。」
「また、須坂の人は、人情味がありますね。仕事で関東に行くことがありますが、挨拶をしても返事をしてくれる方は少ないです。その点須坂の人は、皆さん挨拶してくれるので嬉しいです。」「さらに、須坂市は、地域の団結力もあります。消防団に入っているのですが、消防ラッパ隊は県大会で出場10連覇を遂げるほど熱心に活動しています。私も消防団のお陰で色んな方と知り合いになりました」
- 思い出の場所
「駅前通りにある須坂ショッピングセンターやフジ会館は、私の若い頃は活気があり、学校の放課後に友だちとよく遊んだ場所です。」「今でも当時からやっているお店が営業していますが、シャッターの閉まっているお店が増えて寂しいですね。」「フジ会館というお店は閉店してしまいました。少しずつ思い出の場所が無くなっていますが、また活気づいて欲しいですね」
- 農業の全体の活性化
「須坂は、果樹農家さんが多いので、果樹農業に力が入っていますが、果樹に限らず農業全般にもっと力が入ればいいなと感じます。」「須坂は元々、牛を飼う農家が多かった地域です。今はほとんどいませんが、放牧して観光産業として活用できれば地域がもっと活気づいていいですね。また、堆肥などを農業に利用し、循環できれば相乗効果で更にいいですね」
- 須坂の良さを感じてほしい
「須坂は城下町でもあり、明治以降、製糸業で栄えた町です。歴史に裏打ちされた確かな文化があります。また、臥竜公園(がりゅうこうえん)の桜や峰の原高原や五味池破風高原(ごみいけはふうこうげん)など、景色がきれいで自然豊かな所もあります。良さは言葉では表現しきれないので、4月に臥竜公園の桜並木を見に、須坂まで足を運んでほしいです」
山岸さんの市内おすすめのお店は、蔵四季(くらしき)さんだそうです。面白いおばちゃんと、安くておいしい料理が最高だそうです。須坂の地酒もあるそうですよ。
『蔵四季(くらしき)』
- 【住所】長野県須坂市東横町1266−3
- 【電話番号】 026-246-4237
- 【定休日】 日曜日、祝日
- 【営業時間】17時00分~22時00分(ラストオーダーは21時30分)
山岸さん、インタビューへのご協力有り難う御座います。
(2015年3月 地域おこし協力隊 松田)
【注意】インタビューの内容は取材当時のものです。
更新日:2025年03月10日