【市民の声】『障がいをもっている子どもを育てやすい環境が整っています。』 主婦 関 ゆかりさん(太子町)

更新日:2025年03月03日

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関さんは、お子さんが3人いるお母さんです。須坂についてお聞きしました。

須坂だからできる子育て

「一番下の娘には、幼少の頃の怪我のため障がいが残っています。須坂は、障がいを持っている子どもを育てやすい環境が整っています。」

「ふらっと外へ行ってしまった娘を近所の方が、私が行くまで見守っていてくれたり、家まで連れて来てくれたりしたこともありました。」「ほかにも、「ぷれジョブ」という須坂ぷれジョブ推進会議が中心となって運営している活動があるのですが(ページ下部に注釈あり)これは、障がいのある子どもが週に1時間程、放課後に地域のお店や企業に出向き、仕事をします。必ず、そこにジョブサポーターという方がサポートにつきます。」「このジョブサポーターは、地域に住む方がボランティアで行います。まず、ジョブサポーターの方が学校へ迎えに行き、仕事場へ連れていきます。仕事を見守り、仕事が終わったら家に連れて来てくれます。ぷれジョブや地域の方が、気軽に子どもに声をかけてくれるので、障がいを持った子どもでも安心して子育てができます。」と話をしてくれました。

里山の眺め

「家の近くに、鎌田山があります。子どもが虫の研究をしたり、遊びに行ったりした思い出の山です。家の庭からくっきりと鎌田山が見え、庭の景観と背景となる鎌田山が一体化し、眺めていると気持ちが良いです。」

私も、どんな景観か気になりお庭を見せていただきました。関さんの言葉どおり、鎌田山がくっきりと景色全体に広がっており、縁側でお茶でもしたら気持ち良いんだろうなと感じました。

須坂での暮らしについて

「市長さんも、小学校の入学式や町で会った時、気軽に声をかけてくれます。行政との距離が近く、須坂ぐらいの大きさが、住民の声が反映しやすいような気がします。」と話してくれました。

今回のインタビューで私が感じたことは、もっと障がい者が当たり前に暮らせる町であればいいなと思いました。関さんの周りに住んでいる方は、障がいを持っている方に対して理解があり、それが須坂市全体に広がれば良いなと思いました。 関さんインタビューご協力いただきありがとうございました。

(2014年8月)

【注意】インタビュー内の情報は取材当時のものです。

【注釈】ぷれジョブについて

「ぷれジョブ」とは岡山県倉敷市で始められた活動。支援を必要とする子どもたちが、地域のみなさんの力を借りて行う職業体験活動です。

ぷれジョブは、後の就労に直結するような職業順番訓練ではなく、「地域づくりを目指す活動」です。対象は小学校5、6年生~中学生(一部高等部生)の子どもたちで、週一回1時間、ボランティアのジョブサポーターさんとともに、地域の企業など(お店や保育園、福祉施設なども含む)で職業体験をし、それを半年単位で続けます。

須坂市のぷれジョブ発足当時は、県内では初の取り組みでした。

(広報須坂『特集 やさしさあふれる活動~ぷれジョブの取り組み~』 2017年8月号 より)

 

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