◆須坂の歴史的産業遺産をご紹介◆歴史と風情ある蔵の町「須坂」~蔵(クラ)と漆喰(シックイ)のアンティークの意味で名付けら

更新日:2024年03月26日

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◆須坂の歴史的産業遺産をご紹介◆

明治から昭和初期まで製糸業で栄えた須坂市は、今でも当時のまゆ蔵が残る町並みがあります。
その名も「銀座通り」。
中でも特に大規模な建築物の旧牧家は、現在「須坂クラシック美術館」として生き続けています。
展示している古い着物や羽織でオシャレを楽しんでいた当時の女性たちが、家の中にある急な階段をどうやって上り降りしていたのだろうか?と古き時代に思いを馳せること間違いなしです。
この歴史と風情ある町並みは、須坂市に移住された方たちにも驚きと発見、感動を与えています。
製糸業の成功により、財を成していた当時の暮らしを想像しながらご覧ください。

須坂クラシック美術館の門の画像

銀座通りに一歩足を踏み入れると代表的な町屋建築の須坂クラシック美術館(旧牧家)が迎えてくれます

須坂クラシック美術館の玄関の中の画像

玄関の引き戸を開けると、アッと驚くほどの奥行きと空間が広がります

天井と梁の画像

高い天井とケヤキ1本物の梁が象徴的です

装飾された戸の画像

装飾やデザインは時代を越えても魅力的です

もちおくりの画像

この出書院を支えている「持送り(もちおくり)」にも注目!
足元なので見逃してしまいそうですが豪華な亀と波の彫り物があります

箱階段の画像

階段を横から見ると箱階段であることがわかります

抜け道の画像

当時は世情が不安定だったため「抜け道」がありました
2階から1階に出られます

着物が飾られている画像

当時の日用品や着物などが展示されています

屏風が飾られている画像

平成7年の開館と同時に、横浜市在住の日本画家 岡信孝氏の寄贈による作品の展示が行われています。岡画伯はこのクラシック美術館(当時は旧牧家)に訪れた際、以前取り壊されてしまった自家の間取りと似ていることに驚いたそうです。当時の保存運動に共感したことで美術館として活用するため作品を寄贈し現在の美術館となりました。

北信五岳の美術品の画像

「北信五岳」と明記された絵画もあります
きっと須坂市から望む美しい山々の風景に岡氏も感銘を受けたのでしょう

外から見た窓の画像

外から見ると当時を思い起こさせるような立派な窓が目を引きます

ぼたもち石を紹介する看板の画像

土蔵を支える「ぼたもち石積み」は自然の形を生かし隙間なく積んでいく高度な職人技です
本当にきれいに並んだ「ぼた餅」のようです

須坂クラシック美術館の門の画像

とにかく見る価値十分の歴史的建造物「須坂クラシック美術館」
見どころ満載で、きっとあなたも当時の暮らしがリアルに想像できると思います
そんな歴史ある須坂市で暮らしてみませんか?

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 政策推進課
所在地:〒382-8511 長野県須坂市大字須坂1528番地の1
電話番号:026-248-9017 ファックス:026-246-0750
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