中町の辻
なかまちのつじ
所在地 | 須坂市中町 |
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須坂町が発展してきたのは、この中町の辻からと言われている。市川と松川の作り出した扇状地を南北・東西に横切る道であり、高井や仁礼の夫々の谷に向かう道の交差点としてここに町ができた。やがて大笹道、山田草津道、小布施へ向かう谷街道の分岐点として発展する。南東隅、駐車場となっている地に江戸時代には須坂藩の高札場が設けられ、明治以降は警察署⇒郵便局⇒商工会議所などが置かれた。
向かいの高丸の角には須坂の道路元標が置かれ、道路拡張の際不明となったが、平成6年現在地に再建された。関家具店のところには六十三銀行(後の八十二銀行)が、現在の八十二銀行のところには東糀屋小田切家があった。
須坂市公民館本館ブロック地域づくり推進委員会 発行
平成16年12月発行 平成18年3月改定
「ふるさと歴史マップ」中町・春木町・太子町・新町・常盤町 より
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