准胝観音
じゅんていかんのん
所在地 | 須坂市屋部町 |
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准胝観世音(じゅんていかんぜおん)は、阿弥陀如来(あみだにょらい)を補助する功徳(くどく)の広大な菩薩(ぼさつ)で、誰でも差別なく祈願成就されるというとくに子育ての観音様として信仰が厚い。知恵をつけ、病を治し、災難を防ぎ、幼子を守ってくれる。お多福風邪には煎り豆を供えると御利益がある、と古老の話。
嘉永6年(1853)の絵図に立派なシダレ桜が描かれていて、須坂藩主も花見がてらに参詣されたと伝える。現桜は2代目。
案内看板より
半浮き彫り60cmほどの石仏で子供の病気にご利益あり。作者年代は不詳だが、一説には但唱作とも。
江戸末期嘉永の絵図(1885)には見事なシダレザクラの古木が描かれ、須坂藩主花見の伝承が残る。
マップNo.18
南部地域づくり推進委員会 発行
「ふるさとスケッチ 歴史散策」より
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