堀直虎 供養塔(霊廟) 興国寺
ほりなおとら くようとう(れいびょう) こうこくじ
人が祭神として祀られることは、古来よりみられる日本人の神観念ですが、須坂藩13代藩主堀直虎は、奥田神社祭神の御柱となっています。
慶応4年(1868)正月17日、江戸城中で不遇の死を遂げた直虎を、翌明治2年10月、藩士たちによって霊廟の中に戒名「廣顕院殿前少府令祐道靖忠大居士神儀」を刻んだ立派な供養塔が奉安されています。直虎が祭神に祀られる所以を考えてみるのも本廟を訪ねる趣を深めることでしょう。本墓は東京都赤坂の種徳寺にあります。
発行・編集 須坂市立博物館
「臥竜山ハンドブック 第7集 臥竜山の史跡と文化財」より
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