阿弥陀堂 (井上)
あみだどう (いのうえ)
所在地 | 須坂市井上町 |
---|
大笹街道沿いにあるこの堂は、川中島合戦以前より無縁仏の堂として建立され、寛永7(1630)年の頃は浄運寺隠居所として寺の管理下にあったが、その後阿弥陀如来像を安置し、「阿弥陀堂」と呼ぶようになった。また、大正から昭和の頃には、稚蚕飼育所にも使われ、現在は、上町の集会所にもなっている。堂の前には、道祖神・庚申塔・馬頭観音・聖観音・六地蔵塔・経典供養塔・回国巡礼塔・六字名号石碑・芭蕉句碑・戦死者供養碑・寛行院(かんぎょういん)文字の石標などがあり、堂の北側には、共同墓地に地蔵尊像がある。
井上地域づくり推進委員会
歴史マップ編集委員会 発行
「井上源氏の里 歴史マップ」より
◆ご意見、ご感想、「信州須坂のおたから」に関する情報提供はこちら
お問い合わせについては現在メンテナンス中です。
緊急の場合はお電話でご連絡ください