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細かい気遣いで地域に愛される鮮魚店 / 有限会社坂詰商店/坂詰久さん

有限会社坂詰商店は、太子町にある鮮魚を専門としている商店として、地元の方から親しまれているお店です。
創業は、今から130年程前。曾祖父である初代店主が新潟から須坂に移り住みお店を始めたそうです。
店主の坂詰久さん(39)は、会社を仕切る4代目社長。お店では、鮮魚以外にも食品、酒類などを取り扱っています。お店の特徴は、何と言っても新鮮なお魚。毎朝長野市の市場から仕入れ、常時30種類程がお店に並んでいます。

●自然相手の商売。お客様との日々のコミュニケーションが大切

「店頭での生鮮食品の販売や、飲食店への卸売などを行っております。この商売は、天候に大きく左右されます。天気が悪くなれば、船は出港出来ません。そうすると、市場に並ぶ鮮魚の種類や量も減ります。また、魚は生き物ですので、いつも同じ量が獲れるわけではありません。その日によって質も違います。脂がのって魚が一番おいしいと言われている冬が、実は漁師にとっては漁が一番大変な時期です。特に日本海側は天気が荒れやすく、船が出港できないことも多いです。
自然相手ですので、お客様の要望に応えるためには、天候のチェックは勿論のこと、市場や港の状況を常に先読みすることが肝心だと考えていますが、それ以上に、お客様との日々のコミュニケーションが何より大切だと考えています」

●市場での経験が今の仕事に生きている

「市場で5年。その後、お店に戻ってきて5年間社員として働き、10年前に代表になりました。市場では魚の種類や鮮魚の流通について実践で学びました。市場には多い時で、70から80種類の魚が並びます。1年を通して変化する市場で、魚の鮮度や質を見抜く目利き、そして鮮魚の流通については、お店にいては見ることが出来ません。
天候の良し悪しが市場をどう左右し、それが川下にどのような影響を与えるのか、川上の現場で見てきたことは、今の仕事に大いに役立っています」

●人気の銀だらの粕漬け

「お店で、銀だらの粕漬けを作っています。銀だらは、脂がのっており、身が柔らかく、そのまま粕漬けにすると、水分が多く、調味料が十分に浸み込みません。お店では、前の晩に塩漬けし、翌朝水洗いした後、調味料に漬け込みます。そうすることで、余計な水分が抜け、身が締まり、味の浸み込みが良くなります。
手間のかかることですが、おいしく召し上がって頂きたいというこだわりと、そのために手間を惜しまない姿勢こそ大切だと考えています」

●専門店だから出来るサービス

「昔に比べると、鮮魚の専門店は徐々に減ってきています。お客様もスーパーでまとめ買いをしてしまうため、八百屋や魚屋、肉屋などの昔ながらの専門店にとっては、今は大変な時代だと思います。
長野の市場も10年前から競りの規模を縮小してしまいました。時代の移り変わりと考えてしまえばそれまでですが、専門店だからこそお店ごとに個性があり、専門知識や情報提供などは、大型店やスーパーにはできないサービスだと思います。
ご来店頂いた際には、魚の美味しい時期、調理方法、おいしい魚の見分け方など、お話しできればと思います」

最後に、坂詰さんは、これからの須坂について次の様に語って下さいました。
「須坂は観光資源があり魅力的な所ですが、やはり住んでいる人にとって、住みやすい場所であるかが大切だと思います。須坂に暮らしてよかったと感じてもらえるような場所であり続けるためにどうしていくかをこれからも考えていきたいですね」

坂詰さんインタビューありがとうございました。

有限会社坂詰商店
須坂市大字須坂664
電話026-245-0370

地域おこし協力隊 松田

 


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このページに関するお問い合わせ先
総務部 政策推進課
TEL:026-248-9017
FAX:026-246-0750
所在地:長野県須坂市大字須坂1528番地の1