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移住者の声・市民の声

ものづくり人材の原石磨き / 相崎電機製作所の池田英平社長

 相崎電機製作所は、通信用プラグ・ジャック製造や精密機械加工を行っています。平均年齢が38歳の若い会社で現在、池田社長は39歳です。

●リーマンショックを乗り越え成長し続ける相崎電機製作所

「2002年に父親が亡くなり29歳で社長になりました。社長になったばかりの2年間は景気が良く、各産業向けの金属部品が売れていて私の能力にあまり関係なく会社は伸びて行きました。2008年にリーマンショックがあり売上が半分になりました。この状態が、半年間続けば会社が潰れることを覚悟しました。会社が潰れたら残された社員はどうなるのか?リストラはしたくなかったので真剣に考えました。仕事がないため週休4日(木~日)を休みにし雇用を維持しました。市の中小企業緊急雇用助成金を活用し、社員研修を取り入れたりもしました」

●逆境を逆手に取り、社員のスキルアップに努めた

「リーマンショックという外的要因でほとんどの製造業が落ち込みました。しかし、相崎電機製作所はひとつの業種ではなく様々な業種の方とお付き合いをしていたため、徐々に取引企業が回復の兆しを見せると自然に立ち直っていきました。また、研修を取り入れたおかげで社員の意識が変わり業務の改善活動に積極的に取り組むようになりました。しかし一番変わったのは私です。経営者としてさらに強く芽生え、10年~20年後の会社の未来を考え、今、会社に何が大切か考えるようになりました」

●長野県ものづくりマイスター制度

「日本のものづくりのエンジニアは凄いと思います。社員を見ていても細かい事もできるし、妥協も許さない。なのに社会的にあまり認められていないことが残念です。

すごい技術があるのに、ものづくりのエンジニアが認められない社会だと日本のものづくりは厳しくなると思います。

今年の3月から、長野県ものづくりマイスター制度を導入しました。長野県ものづくりマイスター制度とは、引退した職人などを会社に派遣していただき技術を教えていただく制度です。教えていただいた技術で社員は、資格取得をめざします」

●企業で支える将来のエンジニア

「これはあくまで夢なのですが、4月からスタートする須坂創成高校で機械加工の部活を作ったとします。長野県ものづくりマイスター制度で指導していただいた社員が育ち、部活の監督で指導することができれば自分の技術が地域にも役立ち、自分への自信になります。社員が自信を持って仕事に取り組む事ができれば会社としても成長できる仕組みになるのではないでしょうか」

●日本のものづくりの未来に対しての挑戦

「よく製造業関連の方とお話しをすると自分の子供を同じ職につかせたくないという話と後継者問題の話が話題になります。社長のワンマン経営や個人の能力で支えられた会社は後継者が育ちにくいんです。だからこそ、弊社は社員の主体性を引出し、もの作りに誇りを持てる仕組みを作りたいです。将来的にはもっと職人が評価される世の中になれば良いと思います」

●最後に

一緒に工場見学をさせていただ時、誇らしげに「ものづくりが日本の産業を支えてきたんですよ」と語っていただきました。工場では、社員1人1人が目標を持ち仕事に取り組んでいるのが雰囲気で伝わってきました。社員の方達は会社の将来像を明確に描きながら働いているのでしょう。

池田英平社長が従業員の方と足並みを合わせながら未来に歩んでいく姿は素敵だと感じました。

池田社長インタビューご協力いただきありがとうございました。

 

相崎電機製作所詳細

http://www.aizakidenki.co.jp/


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このページに関するお問い合わせ先
総務部 政策推進課
TEL:026-248-9017
FAX:026-246-0750
所在地:長野県須坂市大字須坂1528番地の1