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須坂には、世代を超えて支持されているお店がある。今回のインタビューは、須坂駅から徒歩5分にある食事処「かねき」です。洋食レストランとしてオープンして、今年で44年目、2代目オーナーの山口さんは、お店を引き継いで今年で34年目になるそうです。オーナーの山口さんにかねきのお店の歴史や思いについてお伺いしました。
●昔は、オムライスではなく洋食全般を提供していました
「今はオムライスのお店として、市内だけでなく県外からも、わざわざ食べに来て下さるお客様がいますが、当初はオムライスがメインではなくスパゲッティやステーキなどの洋食全般を提供していました。当時は、須坂でも目新しいお店でした。親戚が初代のオーナーだったこともあり、高校生の時はよく遊びに行きキッチンでお店の手伝いなどをしておりました。その後、私は、軽井沢のホテルに就職し働いていたのですが、先代からお店を引き継ぐ話を頂き今に至っております」
●世代を超えて来てくれる喜び
「長いことお店をやっていると、色んな思い出がありますが、子どもの頃、よくお客様として来てくれていた方が、大人になってお子さんを連れて来てくれたり、いつもは県外で働いているけど、年末年始やお盆などの帰省の時期に、必ず立ち寄ってくれたりすると嬉しくなりますね。また、常連のお客様の中には、昔のメニューが食べたいという方もいらっしゃるので、ご注文を頂ければ出来る限り作ってお出しします。昔のメニューが好きでよく食べていたなどのお言葉を頂くと嬉しいですね」
●須坂市の味噌蔵の味噌を使ったメニュー
今は、口コミで、市内、県内外を問わずお客様が訪れるそうで、8割のお客様がオムライスを頼むそうです。また、12年前から地元の味噌を使ったメニューを増やし、7年前からは須坂名物「みそすき丼」も始めたそうです。食事処かねきは、須坂ショッピングセンターという商業施設にあります。駅前の活気が失われ須坂ショッピングセンターもシャッター街に近い状態となっていますが、それでもかねきさんは40年以上に渡って変わらず支持されています。平日は、地元の会社員のお客さんが多いのだそうです。最後に、おすすめしたいメニューをお伺いしました。「食べて頂きたいのは、みそオムライスですね。須坂市内の味噌蔵の味噌を使ったオムライスで、野沢菜も入ってます。味噌も野沢菜も信州を代表する食文化ですので、ぜひ召し上がって頂きたいですね」
山口オーナー、インタビューありがとうございます。
食事処 かねき 須坂市東横町344-1 須坂ショッピングセンターパルム2階駅前通り 11:30~20:00 定休日 火曜日
地域おこし協力隊 松田