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穀町で田中さんが営む升田屋という鯛焼き屋さんは、今年でオープンして4年目になるそうです。お店を始めたいというお母さんと、自分のお店を持ちたいという田中さんの二人で計画。年配の方が気軽に食べることができ、須坂の街並みに合っているという点で、鯛焼き屋さんに決めたんだそうです。現在はお母さんと二人で営業しており、地域の方や観光客で賑わっております。
●栗や野沢菜など地元のものを使った変わり種の鯛焼きが人気
オープン当初から現在まで約30種類の鯛焼きを作ったそうで、中でも人気があるのは、小布施町の栗を使用し自家製栗あんを入れた鯛焼きと自家製野沢菜の鯛焼きだそうです。栗あんの鯛焼きは、栗の仕入れ状況次第ですが、9月の下旬ころからお店に並ぶそうで、野沢菜は、収穫が終わった冬に並ぶそうです。また鯛焼きの他にも地元の郷土食であるニラを小麦粉と一緒に混ぜて焼いたのを味噌で味付けして食べる、ニラせんべいなども販売しています。
●根子岳を愛する鯛焼き屋さん
田中さんには、鯛焼き屋さんの他にも別の一面があります。それは地元の山である根子岳の登山です。山登りに目覚めたのは、お店をオープンして2年目に富士山に登った時に感じた達成感が忘れられなかったからだそうで、根子岳はその富士山を登るための練習として登り始めたそうです。何度か登っているうちに、根子岳自体に魅力を感じるようになり、気付いたら根子岳登りたいと思うようになっていたそうです。「根子岳は、なだらかな一本道で、開けていて見晴らしもよく、迷うこともないため、初心者の方でも登りやすく、2時間半あれば山頂まで行けるところがいいですね。山頂からは360度大パノラマの景色が見え、北アルプスが一望できるんですよ。天気がいいと富士山も見えるんです。夏は山野草がきれいで、これからの季節は紅葉が見頃ですね。須坂にはいろいろ良い所がありますが、僕はやっぱり須坂の自然が好きです」と田中さん。また、田中さんは、一緒に登る方のペースに合わせ山野草や北アルプスの山を案内しながら登るそうです。今シーズンは根子岳に20回以上は登っているそうで、冬には雪一面の根子岳をスノーシューを履いて登るそうです。その時の写真を見せていただきましたが、辺り一面真っ白で、とても幻想的な景色の写真でした。
根子岳好きな田中さんの鯛焼き屋さんは、レトロな建物で、中はテーブルと座敷があり、ノスタルジックな雰囲気を味わえるお店です。鯛焼き好きな方、山好きな方、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
升田屋(ますだや)
須坂市大字小山穀町465
026-245-0073
営業:午前10時~午後6時
定休日:火曜日
ブログ:http://blog.suzaka.jp/masudaya
田中さんの根子岳に対する思いが載っています。
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http://tozan100kei.com/interview/vol02.php