須坂市移住応援サイト スザカでくらす
みなさま、こんにちは。
須坂温泉古城荘で活動する地域おこし協力隊の伊藤です。
6月中旬に入り、古城荘の売店に、市内の農園から桃が入荷されるようになりました。
近所の散歩道で見る桃はまだ色づく前のものでしたので、不思議に思って尋ねたところ、桃にもたくさん品種があり実る時期が違うことを教えていただきました。
選べるほどの桃があることの豊かさに、また須坂の魅力度がアップしました。
さて、梅雨が明け、本格的な夏の到来です。
須坂の夏は、朝晩は比較的涼しいようですが、昼間はぐんぐん気温があがってとても暑くなると聞いています。
雨が少なくて日照時間が長いこと、昼夜の寒暖差が大きいことが、甘さと栄養とが詰まったフルーツになる理由。
新鮮な美味しいフルーツを味わえる魅力と引き換えの(?)暑い夏、夏バテしないように乗り切りたいです。
<さくらんぼ「紅秀峰」>
<ブルーベリー農園で摘み取り食べ放題>
<まだまだ小さい梨>
【夏バテ危険度チェック】
普段の生活、いつもの夏の生活を思い出しながら、あてはまるものをチェックしてみてください。
□ 冷たい飲み物や食べ物ばかり食べている
□ 気づくと1時間以上水分をとっていない
□ エアコンのきいた部屋に長時間いることが多い
□ 室内では手先、足先が冷えている
□ 夏でもあまり汗をかかない
□ 食事は1日2食以下
□ 食事は麺類など単品で済ますことが多い
□ 普段から運動はほとんどしない
□ 入浴はシャワーで済ませることが多い
□ 寝不足気味である
これらの項目は、夏バテにつながりやすい生活習慣の例です。
【あなたの夏バテ危険度は?】
■チェックが0~3個:生活習慣に大きな問題はなさそうです。チェックがついた項目は早めに対策をしましょう
■チェックが4~7個:気づかないうちに体に疲れが溜まっている可能性が大きいです。
■チェックが8~10個:あなたの体は悲鳴を上げているのでは。今すぐチェックのついた習慣を改めましょう
【夏バテはなぜ起きる?】
人間の体は、外部の環境に適応できるように、自律神経が自動的にコントロールしてくれていますが、このコントロール機能が乱れてしまい、気温や湿度の変化に対して体がうまく順応できず、バランスのいい状態が保てなくなるために起こります。
【今日からできる夏バテ対策】
夏バテを起こさないために大切なのは、冷房対策と、健康の三原則、食事・運動・睡眠という基本的な生活習慣を整えることです。
<山で桃♪>
<生活編>
●冷房設定
気温差が大きい環境では、体の体温調整機能がうまく働かなくなってしまいます。
エアコンの温度は、屋外と室内の温度差が5℃以内になるように設定しましょう。
外出先は、カーディガンを羽織る、温かい飲み物を飲むなど体を冷やさないように工夫を。
●運動
よく汗をかいていると、暑さに強い身体になります。
涼しい時間帯に短時間外に出たり、涼しい部屋の中で軽い運動をしたりするなど、少し汗をかくことをおすすめします。
●シャワーではなく湯船につかる
湯船につかってじっくり身体を温めましょう。毎日が難しければ2~3日に1回でも。
寝る1時間ぐらい前に、ぬるま湯(38〜40℃程度)につかれると眠りやすくなり、睡眠の質も上がります。
●睡眠
人は眠ることによって、心身の疲労を回復させます。
質、量ともに十分な睡眠をとり、疲れをためないようにしましょう。
特に子どもや高齢者は、昼間に20分程度の昼寝をするのも疲労回復に効果的です。
<飲食編>
●水分補給
熱中症対策としても水分を摂ることは大切です。
のどが渇いたと感じる前に、「少しずつこまめに」水分補給をおこないましょう。
冷たいジュースや炭酸飲料などは胃腸を冷やして消化能力を落としてしまうので、飲みすぎ注意。水やお茶などの常温や温かい飲み物も取り入れましょう。
●食事
体をつくる主成分である「たんぱく質(肉、魚、豆腐、枝豆)」、疲労回復によい「ビタミン類」、汗で排出されやすくなる「ミネラル(マグネシウム、鉄、カルシウム、カリウムなど)」をバランスよくよりましょう。
食欲がない時にのどごしのよいメニューに偏ると、栄養バランスが崩れてしまいます。
同じメニューばかりを食べるのではなく、いろいろな種類の食品を摂ることを意識してみてください。
食事については、次回、もう少し詳しくお伝えいたします。
夏バテ対策を意識した生活をこころがけ、元気に夏を迎えましょう!
須坂温泉古城荘
https://kojousou.co.jp/
長野県須坂市日滝5414
TEL026-245-1460
(須坂市地域おこし協力隊 伊藤真弓)