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ペンションってこんなところvol.7『ペンションフレデリック』 / 須坂市地域おこし協力隊 日下未夕の 「峰の原高原へお出かけください♪」vol.10

こんにちは、峰の原高原地域おこし協力隊の日下です。
6月中旬になり、峰の原高原では時々姿を見せるリスの冬毛が抜けていたり、レンゲツツジが咲き始めたりと初夏の訪れを感じられます。

今回もペンションオーナーやオーナー夫人と話して感じた“このペンションってこんなところ”を紹介します。今回 は『ペンションフレデリック』さんです。

リス
みはらし

●まさかペンションをやるなんて
「主人の療養のために移住し、まさかペンションをやることになるなんて思ってもみなかったわよ」

ペンションフレデリックのオーナー三好さんご夫妻は、兵庫県西宮市から峰の原高原に移住され、1975年7月に「三好ペンション」を開業しました。上田市の菅平高原にあったご主人の勤め先が閉鎖することになり、「ペンションをやってみませんか?」という業者からの誘いと「みんなの別荘にしよう!」という親友からの言葉に背中を押されてペンション業を始めることにしました。しかしペンションブーム真っ只中の多忙さに加え入退院を繰り返すご主人の体調を考えて5年間で閉業しました。ただ、「療養のため自然豊かな峰の原の環境は変えないほうが良い」と医者から言われたため、規模を縮小し「ペンションフレデリック」として再スタートしました。

外観
奥様

●音楽好きにはたまらない!
ペンションの中にも外にも、至るところに野ねずみのキャラクター“フレデリック”がいます。「フレデリックがとにかく大好き!という思いでこの名前にしたのではなく、ご近所の方が、フレデリックがいいんじゃない?と作者レオ・レオニの絵本を持ってきてくれたのがきっかけです。絵本を読んだ時、フレデリックが主人で、その周りに登場するのが私たち家族のように感じられたんです。ここにあるグッズやお部屋の装飾品はお客さんからのプレゼントが多く、中には手作りのものもあります」ペンション内に何匹居るのか、数えてみるのも面白そうです。

コップ
グッズ

玄関とリビングには立派なピアノがあります。そしてレコード約1000枚が並ぶ部屋は音楽好きな三好さんそのもの。ゆっくり座ってCDやレコードを選んだり聞いたりできるようオーナーの工夫があります。お客さんの中には、スキー板を車に乗せたまま、持参した好きなCDを聴いて過ごされる方もいらっしゃるそう。周りにペンションや別荘がないフレデリックの立地だからこそ、音量や時間帯などを気にすることなく過ごすことができ、音楽を思う存分楽しめる、音楽好きには好条件のペンションです。

ピアノ
本棚

●温かいお料理を温かいうちに
「ペンションの楽しみの一つ、食事。こだわりはありますか?」

―「自分がおいしいと思えるものを提供すること。お料理を一度に出す方が楽だけれど、温かいお料理を温かいうちに召し上がっていただきたいから、順繰りに出します。朝食も温かいトーストを出したいので、机の上にトースターを置いています」
その日の夕食のためのお料理を約半日かけてするという三好さん。たくさんの種類を、手間ひまかけて作る洋風家庭料理、これがフレデリックごはん。

●子どもはお客さまに育ててもらいました!
「子どもはお客さまに育ててもらいました。三好ペンションを閉業した時、再びペンションをやるつもりはありませんでした。しかし、子どもが“○○お兄ちゃん(常連さん)が来た時どうするの?”と言い、再びペンションを開業することにしました。そのくらい子どもはお客さんに懐いていました」

「予約があると子どもの迎えに行けないこともあったけれど、子どもは夜道でも“上を見ると、木があるところは真っ暗だけど木がないところはうっすら明るいよ、だから夜でも道が分かるよ”と親が気付かない間に成長していて驚いたこともありました」

峰の原高原の子どもが隣の上田市の小・中学校へ通う“越境通学”。三好さんのお子さんがこの一人目でした。当時話し合いが行われ、旧真田町と須坂市の間で公式協定が結ばれ通学が可能になりました。峰の原高原ならでは、ペンション業ならではの子育ての姿と歴史を感じました。

●これからもやっていきます
「ペンションフレデリックのこれからは?」

―「ここ以外に住むところはないです。ここがちょうど良いです。お客さまが5人以上の時には仲の良い方に手伝っていただきながら、やっています。これからもやっていきます」

●新緑のカラマツと
「峰の原高原の魅力は?」

―「春の新緑のカラマツです。フレデリックは窓からそれを見て、感じることができます。雨が降った後のカラマツは特に魅力的。うっすら墨汁の香りがすることもあります。また、峰の原高原の静けさは他にはない魅力です。風が吹いたな、鳥が鳴いたな、新聞屋さんが来たな、一つ一つの音が分かります」

松林

●おわりに
訪れた際にぜひ触れていただきたいモノが客室のキーホルダーです。三好さんが「宝物!」と言って見せてくれました。なんと、お客さまからの手作りプレゼント。たくさんの年月と思い出が感じられる一品です。
「音楽漬けの日々が一番幸せ!」、「今が私の青春!」、そんな風に自分のやりたいことをやりたい時に、峰の原高原の良い環境でできる今がとても幸せと語る三好さん。時間を忘れて様々な“音”を楽しみたい方におすすめ。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

キーホルダー

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ペンションフレデリックホームページ
http://frederick225.web.fc2.com/
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(須坂市地域おこし協力隊 日下未夕)


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このページに関するお問い合わせ先
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TEL:026-248-9017
FAX:026-246-0750
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