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移住者の声・市民の声

No99 ペンションってこんなところVol.5『山の宿 木まま』 / 須坂市地域おこし協力隊 日下未夕の 「峰の原高原へお出かけください♪」vol.8

こんにちは、峰の原高原地域おこし協力隊の日下です。峰の原高原では、カタクリやウスバサイシンなど続々とお花が咲き始め、メイン道路沿いの桜もついに見頃を迎えました。 

カタクリ
桜

今回もペンションオーナーやオーナー夫人と話して感じた“このペンションってこんなところ”を紹介します。 第5弾は『山の宿 木まま』さんです。
 

●移住の経緯
木ままのオーナーご夫妻は、千葉県船橋市から須坂市峰の原高原に移住され、1992年2月に開業されました。学生時代に宿泊したペンションの居心地の良さ、スタッフの対応の良さ、そしてペンションオーナーの生き方に憧れを抱き続けたオーナー。一度は資金面などもあり諦めましたが、結婚し子どもが生まれ家族旅行をするようになるとペンションへの想いが再熱。いくつものペンション村や観光地を見て回る中、唯一、土地柄や医療環境など何も調べずに行ったという峰の原高原の空きペンションに即決し開業を決意。奥さまへの大説得を経て、ご夫婦と三人の娘さんの五人で移住されました。

看板
オーナー

 

●ペンションの様子
もうすぐ見頃を迎えようという桜の木と深緑の屋根が印象的な山の宿木まま。階段を下り玄関を抜けてリビングの扉を開けると窓辺にずらっと並ぶ植物たちが目に入ります。たくさん並んでいるけれど、整頓されており心に落ち着きを得られます。これらの植物はオーナーの昔からの趣味の一つだそう。中古の建物ならではの特徴として、前オーナーの手作りという石壁の装飾や畳のスペースなどが見られます。これらは変化させることなく残し、木ままらしさを施して生かされています。 

オーナメント
部屋

畳のスペースの向かいには、広々としたダイニングがあります。こちらもきちんと整頓されていて走ったり寝転んだりしても安全・安心の印象。廊下やダイニングに並ぶマンガたち。「実はほとんど読んだことがないよ」というオーナー。というのも、木ままにあるマンガの多くはお客さまが置いていったものや送ってきたものだそう。このようなやり取りのあるお客さまとのキョリ感はペンションらしさの一つです。

ダイニング
本棚

 

●ペンションオーナー
昨年度までの六年間、地元観光協会の総務を務められていたオーナー。いつでも優しく穏やかなイメージがありましたが、ご本人いわく実はせっかちだそう。お料理から大工仕事まで“造ること”が趣味で、駐車場の土留めやペンションのテラスもオーナーの手作り。「せっかちだからやり始めると早い!」、「モノづくり、あれもこれも(好き)。楽しみながらする!」と作業を楽しんでこなされている様子がうかがえました。

外を眺める
 

●ペンションについて
「ペンションの楽しみの一つ、食事。どのようなお料理?」
―「うちは完全に家庭料理。順番に出てくるコーススタイルより、一度にたくさん並んでいる方が目で見ても楽しめて好きだからうちはそのスタイル。お酒を呑まれる方も多いしね」
そんな季節折々の食材を用いた和洋折衷の“木ままの家庭料理”だそう。

「開業当初から変わらないことはありますか?」
―「できるだけお客さまのご要望を聞く、受け入れる姿勢は変わらない。家族には『歳を考えて!』と注意されることもあるけどね(笑)」
というのも、昔のペンションには、お風呂の時間帯やチェックイン・アウトの時間などお客さまに対して多くのリクエストが書かれた紙が貼ってあったそう。だからこそ、あえて木ままはそれをせず、できるだけ要望に応える宿に。ただし、深夜のチェックインなどの一部業務に関しては体力を考慮し変化していることもあるそうです。

「山の宿木ままのこれからは?」
―「定年がないため、夫婦二人が健康でいることが前提です」
ペンション業は儲けを考えてやる“商売”とは違って夫婦二人で行う“趣味”。だからこそ楽しみながら出来たらいいそうです。

 

●峰の原高原について
「峰の原高原の魅力は?」
―「この質問にはいつも困っちゃう。今一つピンとこない。季節ごとの見頃なら言えるけれど永遠の課題だね。…うち、木ままがここにあること、ですね。」
 いい自然やきれいな星空は、結局は他の地域にも当てはまるからなかなか難しい。だけれどその中でも木ままは峰の原高原にしかない。木ままがここにあるからここが輝く。ペンション一つ一つの輝きが峰の原高原を輝かせる、と教えてくださいました。ガッテン!

「これからの峰の原高原は?」
―「基盤はできているから、魅力を発信して、峰の原高原で暮らしたいと思う人をつかむこと」
 峰の原高原は開村から約50年。インフラ整備は進み、生活の基盤はできています。山暮らしだけれどペンション=西洋民宿という、洋風っぽさ、都会っぽさがある面白い地域、と教えてくださいました。

全景
 

●おわりに
開業後にお客さまからの「連れてってよ!」という声から始まった「木ままツアー」。オーナーが旅程を考え、下見などを経てお客さまと一緒に旅をするという企画。お客さまの年代や時期によって企画内容を変え、木ままに宿泊することもあれば日本を飛び出すことも。木ままならではの過ごし方。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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山の宿 木まま
https://kimama.minenohara.jp/
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(須坂市地域おこし協力隊 日下未夕)


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このページに関するお問い合わせ先
総務部 政策推進課
TEL:026-248-9017
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