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夫婦お互いのいたわりが大切 / 須坂市地域おこし協力隊 成田あゆみの『豊洲フルーツハリウッド農ガール物語』vol.7

みなさんこんにちは。2017年6月から須坂市豊洲地区で活動している地域おこし協力隊の成田あゆみです。私が活動している豊洲地区は長野県でも有数の果樹地帯です。そこで、豊洲地区に嫁ぎ農家となって活躍する魅力的な女性を紹介します。

奥さん

●きっかけはお見合い
今回ご紹介するのは、(私も住んでいる)南小河原町のBさんです。
Bさんは長野県千曲市の出身で、ご主人との出会いのきっかけはお見合いでした。ところがこのお見合い、Bさんにとっては仲介人の顔を立てるためのもので、結婚まで話を進めるつもりはありませんでした。しかし実際に会ってみればとんとん拍子に話が進み、そのまま結婚するに至ったそうです。ただ、お見合い後は時間がたつにつれ、自分に農家の嫁が務まるのかという不安な気持ちと、当時の風潮として農家だけでは食べていけないというものがあり、思い切ってご主人に相談したそうです。しかし、それを聞いたご主人の「大丈夫!」という力強い言葉に「この人がここまで言うのなら」と、結婚に踏み切る決意をしました。
結婚したあとは、他の仕事にお勤めしながら繁忙期にお手伝いできれば良いかな程度に思っていて、実際お子さんが生まれるまでは外で勤めていたそうです。しかし子育てが始まり、家にいる時間が長くなると、少しずつ、少しずつ畑に出ることが増え、気づけば20年、今では立派な果樹農家です。

夫婦

●苦労した分嬉しい収穫
Bさんの家ではぶどう・りんご・プルーンを主に栽培・出荷しています。そのため、今の時期は特に忙しく、あとからあとからやることが出てきます。今でこそ20年の実績や経験があり、なにより体も慣れていますが、最初の2~3年は毎年最初の3日間を乗り切るまでがつらかったそうです。ぶどうで例を挙げるならば、畑での作業は常に上を向く体勢です。しかもBさんの家の当時のぶどう棚は現在より低く作られていて、足を大きく広げて踏ん張って上を向くという体勢でないと作業が出来ませんでした。私もぶどう畑で作業したことがありますが、ずっと上を向いているのに加え腕もずっと上げているので作業に参加した日の夜はすぐに寝落ちしてしまうくらい体が疲れてしまいます。私は、ときおり参加する位だからかもしれませんが、体はなかなか慣れないです。Bさんは、それでも毎年苦労する分、無事に収穫を迎えると、それだけでとても嬉しく、またどんな風に成長するのか考えながら作業するのは楽しい、1年かけてこの日のために働いているようなものだと言いました。だから台風や大雨の予報が出ると、それだけで憂鬱になるそうです。実際に結婚してすぐのころ、とても勢力の強い台風がきて地面が真っ白になるくらいりんごが落ちた年がありました。当時はまだ畑に出てはいませんでしたが、それでも今でも記憶に残っているくらい強烈な出来事だったそうです。

畑

●これからやりたいことは?
「畑で流すラジオから行楽シーズンの話が聞こえてくると、あぁ自分には縁のない話だなと思ってしまうから、そんな風に思わずに主人と2人でゆっくり旅行に行けるようになりたい」と答えてくれました。
これまではお子さんのために、そしてお子さんがいるからこそ頑張ってこられた部分があるといいます。だからこれからご主人と2人になったらいろんな所へ行ってみたいそうです。
農家は夫婦がお互いにいたわりあうことが大事、一人では難しくても二人なら何とかなる。お互いに支えあい、大切にしてこそ毎年収穫までこぎつけることができると感じるそうです。

たて畑

これまで取材してきたみなさんにも言えることですが、「仲が良い!」と思います。同じ目標(収穫)に向かって協力しながら進んで(作業して)いるからなのでしょうか?うらやましいですね。是非、お二人でこれからいろんな所へ出掛けて行ってほしいと思います。
 

(須坂市地域おこし協力隊 成田あゆみ)


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