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移住者の声・市民の声

No67 「畑は子どもで主人は同士であり相棒」   / 須坂市地域おこし協力隊 成田あゆみの『豊洲フルーツハリウッド農ガール物語』vol.1

はじめまして。2017年6月から須坂市豊洲地区で活動している地域おこし協力隊の成田あゆみです。私が活動している豊洲地区は長野県でも有数の果樹地帯です。これから2か月に1度、豊洲地区の農家の男性と結婚し、県外からやってきて活躍する女性を紹介していきます。 

第1回目にご紹介するのは、小島町に住んでいる依田菜穂子さんです。
菜穂子さんは東京都大田区出身で、実家は羽田空港の近くだそうです。
都会で暮らしていた女性がどうして豊洲地区へやってきたのか、そしてこれまでどんな暮らしをしてきたのかをお聞きました。

畑は子どもで主人は同士であり相棒 本文画像01畑は子どもで主人は同士であり相棒 本文画像02

●夢は教師、好きになった人は農家
そもそものきっかけは、ご主人との出会いでした。同じ大学で同じサークル、活動する班が一緒で付き合い始めたそうです。
実は菜穂子さん、教師を目指していました。しかし結婚を意識した時に、ご主人の実家が農家だったこともあり、教師ではなく農家としてこの人と一緒に生きていこうと決めたそうです。
菜穂子さんのご両親も最初は反対をしたそうですが、きちんと説得して最後は祝福されて豊洲に嫁いできました。

●学生時代の人脈を生かし直接販売をはじめる
依田さんご夫婦は早い段階から農協を通さない直接販売を始めていました。
手書きのパンフレットを作成し、年3回ほど果樹の状況を顧客の皆さんにお知らせするようにしたそうです。
「東京に住んでいたころの人脈を生かし、販路を拡大していきました。当時の時代の流れにうまく乗れたおかげで軌道に乗り、顧客も1000件まで増えた」そうです。
「現在も取り引きして下さる方を大切に、直接販売を続けています。直接販売の利点はお客さんの声を直接聞けることです」と菜穂子さんはおっしゃいます。
「充実感を得られるし、何よりこのアイディアは県外出身者の強みを生かせることができたので嬉しかった」とのこと。手書きのパンフレットも好評です。
これまで農家をしてきたことで菜穂子さんは何かを作り出す仕事が自分に合っていたことが分かったといいます。
「教師になるより農家になってよかった」と語る菜緒子さんの笑顔が印象的でした。

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●笑顔と元気いっぱいの菜穂子さん、農家のお嫁さんで大変なことありましたか?
「よそから嫁いでくるんだから、農家じゃなくてもいろいろあるよ」最初は一人の時間がないことに慣れなかったという菜緒子さん。
家族で専業農家だったこともあり家族と24時間一緒なのが大変だったそうです。
農業は初めてなことばかりで、家族や周りの方に教えてもらいながら解決してきましたが、それよりも跡取りの子どもが授からなかったことが一番の悩みだったそうです。
ご家族は理解があり不妊治療を支えてくれてとても献身的でしたが、「子どもはまだ?」と周囲に聞かれるたびに、悪気はないとわかっていてもねと菜穂子さんでした。
そんな経験もあり、より一層農業に力を注ぐようになったそうです。
「畑は頑張った分だけ返ってくるし、家族経営だから責任は重いけどその分自分の好きにできる。主人と2人で子どもの代わりに畑を育てているようなものだった」と話してくれました。
ご主人は同士で相棒なんだそうです。素敵ですね。

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●夢であったカフェをオープン
菜穂子さんは現在、農閑期である1月~3月に土日限定で自身の夢だった古民家カフェを開いています。
老後を見据え体力のあるうちに始めたいと思い4年前に「古民家カフェよだや」をオープンしました。
現在は、地域にコミュニティの場を提供し、また冬の寒さに安らぎを与えるカフェとなっています。
私も今年の冬、地域コミュニティを学ぶ研修でお手伝いさせていただきました。
何人かで連れ立ってくる方もいましたが、1人で来てカウンターに座って菜穂子さんとおしゃべりする方もいて、そんな人が1人、2人と来て、そのうち知らない人同士で話が盛り上がっていました。
それがなんだか良い雰囲気で居心地が良い空間だなと思いました。
「先のことはわからないけれど、地域のお年寄りが気軽に立ち寄れる憩いの場になればうれしい」と菜穂子さんはおっしゃっていました。

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●さいごに
菜穂子さんのお話は以上です。いかがでしたでしょうか?菜穂子さんがとても生き生きとしていて、まぶしく感じました。自分の仕事に誇りを持っていて、良いものを作り出すためなら努力を惜しまないとても行動力のある楽しい方でした。
次回もそんな豊洲地区で活躍する農家の女性のお話を紹介したいと思います。
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(須坂市地域おこし協力隊 成田あゆみ)


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