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移住者の声・市民の声

「まさか主人が本気で就農するとは」 / 須坂市で頑張る新規就農者を支える家族Vol.7

◆丸山里世子さん
本人、夫、長男、長女、2013年1月に静岡県沼津市から移住

今回お話しを伺ったのは、須坂市出身でご主人の就農とともにご実家にUターンされた丸山里世子さんです。
「まさか須坂に戻るとは、まさか主人が本気で就農するとは。安定していた仕事を辞めるなんて、考えてもいなかった。農業には今でも反対(笑)」
満面の笑みでインタビュー最初の一言が“反対”、あまりに爽やかに言い切るので聴き手の私まで思わず笑ってしまいました。
そんな和やかな雰囲気でスタートしたインタビュー、大切な家族を気遣い心配だからこその率直なお気持ちをお聞きしました。

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●夫が農業を目指すまで
夫は製薬会社の営業、私は薬剤師として働いていました。
夫は結婚当初からずっと「いつか農業をやりたい」と言っていたけれど、それは憧れや、せめて定年退職してからのことを言っているのだと思っていました。
それがまさかこんなに早く現実に実行に移すことになるなんて、という気持ちです。
彼の考えとしては、モノをつくる仕事への憧れだけでなくて、現実問題として定年以降の生活のための収入を考え長く続けられる仕事として農業を捉えていたようです。
実際に夫の仕事ぶりを見ていると、農業は覚えることも沢山ありますし体力も使うし、定年を待つよりこのタイミングで始めてよかったんだなと思うようになりました。

まさか主人が本気で就農するとは本文画像02

●どうして須坂を選んだのか
須坂は私の実家があり、また、実家で畑を持ってはいるものの、母ひとりでは手がまわらないため人に貸していましたので、夫が農業を始めるにあたって、その畑を返していただきました。
また、私の友人のお父さんでぶどうを生産している方に親身にご指導をいただくこともできました。
実家、地元のつながりって有難いですね。

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●須坂で生活して良かったこと、苦労したこと
須坂は地元なので、何か特別なものがあるでもなくこれがあたりまえであって、なんの魅力も感じてはいませんでした。
しかしいろいろなところへ転勤し暮らしてみた経験から改めて見直してみると、ここは自然も町もなんでも近くにあって、便利で住みやすいところかもしれないと思います。
それと、あえて特徴として挙げるならば、近所づきあい・人付き合いが濃厚です。町の行事が多いうえに、参加しないとものすごく心配されるんです。
また、子供の数でいえば都会の小学校の方が圧倒的に多いのですが、須坂の小学校に転入してからの方が、仲良しのお友だちが増えました。
1学年1クラスしかないからこそ長い時間を一緒に過ごすので、学友ひとりひとりとの絆が深くなるのかもしれません。

●移住・新規就農希望者へメッセージ
正直、農業収入で食べていけるのかとか、そもそも経験なく始めて商品となるような作物がちゃんとつくれるのかなど、考えれば考えるほどいろいろと心配しました。
でも、始めてみれば意外と食べていけるし、むしろ季節を感じながら人間らしい生活を送ることができる、ゆとりある暮らしだと感じています。

まさか主人が本気で就農するとは本文画像04

里世子さんへのインタビューの間、隣でぶどうの荷造り作業をしていたご主人の尚文さんから
「50歳になったら農業始めるって予約しておいたよ」「常々相談していたよ」と物言いが入ると、「聞いてなーい!」と笑いながら応戦する里世子さん。
しかし、結婚当初からご主人の気持ちを知っていたこと、今の暮らしに満足をしていること、尚文さんが見据え準備を進めている将来について一番理解しているであろうことも、ちゃんと語っていらっしゃいました。
「会社員でいれば安定した仕事・収入を得られただろうけれど、農業をしている夫はとても楽しそう。したいことを楽しそうにしているのは羨ましく思います。」
第一声の「反対」とは裏腹に思いやり溢れる温かな本音が、笑顔と共に尚文さんに向けられていました。

須坂市地域おこし協力隊  田島和恵


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