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~伝統を受け継ぐ餅屋~
今回のインタビューはコモリ餅店、4代目の島田昌明さんです。コモリ餅店は地元産のお米を使い、お団子やお餅などを大正8年から変わらない製法で作り、地域に愛されているお菓子屋です。こだわりをお聞きしました。
【コモリ餅店、4代目の島田昌明さん】
●伝統のおいしさ
「昔ながらの変わらない原料や製法です。挽きたて、作りたてをモットーにその日限りの命で日持ちしない新鮮さが売りの製品を目指しています」
●ぜひ食べてほしい朝生菓子(あさなまがし)
「信州産のうるち米を毎日午前2時に起きて石臼で挽き、上新粉を作り、お餅を作っています。餅などのでんぷん質のものは、時間を置くと硬くなります。やはり本来のおいしさを味わっていただくためには、その日のうちに食べていただくのが一番です。
1年を通して販売される『大福』や『だんご』のほか、季節ごとの行事に用いられる『柏餅』『桜餅』などがあります
お客さんには昔から続いている、その時でしか味わえない新鮮な朝生菓子の魅力を味わってもらいたいです」
●幅を広げるお菓子
「須坂には果物や野菜などお菓子づくりに生かせそうな素材がたくさんあります。今後は農家の方と連携をしながら新商品を開発していきたいと考えています。
また、お客さんに製法や原料のこだわりを伝え、和菓子の背景にある美味しさを伝えていければ良いなと思います」
昔ながらの製法や伝統を大切にするコモリ餅店さん。代々、受け継がれ、これからも地域から愛される味を大切にしてほしいと思いました。
インタビューご協力いただきありがとうございました。