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人がつながる豊かな農村を目指して / 須坂市井上町にお住まいの竹前啓子さん

今回のインタビューは、須坂市井上町にお住まいの竹前啓子さんです。井上町は、上信越自動車道須坂長野東インターチェンジの近くにあり水田、果樹畑が広がり農村風景の残る地域です。農村の暮らしを中心にお話しをお聞きしました。

人がつながる豊かな農村を目指して01

【水田、果樹畑が広がり農村風景の残る井上町の雪景色】

人がつながる豊かな農村を目指して02

【雪化粧した里山風景】

●井上町に嫁ぎ果樹農家として

「山間の中条村(現長野市)で育ち、39年前に兼業農家の主人と結婚し須坂市井上町の住民になりました。現在は種なし巨峰、シャインマスカット、クイニーナ、黄甘などを育てるぶどう農家です。
農業をしていた主人の父が体調を崩し、主人は勤めていたので、私が勤めをやめ農業を手伝うようになりました。最初は農作業をこなすだけで、楽しみも充実感もない日々でした。
全てを仕切らなければいけない時が来て、初めて農業と向き合い、厳しさと深さに泣き、年月を経る事で手をかければかけるほど良いぶどうができると楽しみ、喜びがやりがいになりました。太陽の下、夫婦で農業ができる事と『竹前さんのぶどうはおいしいね』というリピーターの声に感謝する日々です」

人がつながる豊かな農村を目指して03

【竹前啓子さん】

●農村の交流

「子育て中はお母さん達の繋がりはありましたが、子育てが終わる頃から、お母さん達は、お互いに車ですれ違う時に顔を見て、挨拶程度で寂しくなりました。閉鎖感を感じていた農家のお母さん3人で仲間作りを呼びかけて太陽2(サンサン)サークルができ、現在19人で活動しています。
自分達が農村生活を楽しむため、大豆の種まきから味噌を作ったり、身近な花でフラワーアレンジメントをしています。また荒廃地を利用して井上保育園の子どもたちとサツマイモ、ジャガイモ、玉ねぎを植え収穫しています。土や虫や収穫物に目を輝かす子どもたちを見ていると、私たちも本当に楽しい気持ちになります。
自然の恵みで農産物は育ち、多くの人たちが関わって食べ物になる事、命あるものをいただき私達は生きている事への感謝を持ち、いただきます、ごちそう様の言える子どもたちに育ってほしいと願っています」

●次の世代へ残していきたいもの

「高度経済成長期前は、このあたりは地域の結びつきが強かったそうです。年寄りが子守をしながらお茶飲みをし、その中で子ども達は、生きるルールや知恵を身に着けました。水や燃料は貴重なもので、近所でお風呂を沸かし合い、お邪魔したり、招いたりし世代間、家族間の交流をしていました。現在は、勤める人が多くなり、プライバシーと個々の家庭中心の生活形態で地域の繋がりが少なくなりました。
井上町には、豊かな里山に囲まれた自然と、果樹を中心とした作物の収穫を願い感謝する文化などが今も受け継がれています。そのような資源を誇りに、生かしながら世代間、家族間の交流を行い、住んでいる人が楽しく暮らせれば良いなと思います」

人との繋がりを失ってしまう地域。職場や学校から寝に帰るだけのものだとしたら、寂しいものです。地域とは、自分がそこで生きていく場であったほうが、きっと楽しいはずと、竹前さんのお話しをお聞きして感じました。
竹前さん、インタビューご協力くださりありがとうございました。

 


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